戦争

クリスマス明けを待っていたかのように、イスラエルがパレスチナを空爆した。

死傷者300人を超す惨事となった。まだ戦争の初期段階だとイスラエル首相は明言しているから、本気でハマス勢力を壊滅しようとしているかもしれない。

展望のない世界、建物の破壊、暮らしの破綻などパレスチナの人々は地獄の責苦に遭っている。いかに正義だの大義の名目だのとふりかざしても、殺戮の戦争には変わらない。

世界中はまたか、また始まったか。もううんざりしているのが本当の反応だ。領土と宗教と民族がからむ宿縁の確執に、國際社会はもうサジを投げている。

いまさら、このような問題をもたらしたイギリスやフランスの責任を問うても仕方がないが、国連は戦後処理として、あまりにもイスラエル寄りの判断をしてしまった。国連とアメリカ政府がイコールの関係にあったからだ。

いらいイスラエルは基本的の欧米に支持され、アラブ連盟を基盤とするパレスチナと対立、抗争していきた。過去にさまざまな妥協策、調整案が示されたが、そこでもいつもイスラエル寄りであることが明白なので、決して解決に繋がらない。日本政府はいつも日和っている。アメリカの尻を叩かれてイスラエルにいい顔をしてみせ、油欲しさにアラブに摺りよっている。

人類といい、國際社会といい、人間社会は結局、こうした軋轢をそれこそ平和裡に解決する能力がない。暴力の応酬の連鎖を断ち切る力がない。パレスチナ和平問題というのは、人間の無力さを示してきた歴史でもある。殺し合いだけは手を出さないという鉄則がない。状況しだいでは敵対勢力を徹底殺害もを辞さないことを留保している感があることに失望する。

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 年明け後もイスラエルの首相は、軍事行動拡大路線を取り続けている。子どもも含めて皆殺し作戦であるようだ。最悪の解決策は、敵対勢力の一掃、民族絶滅作戦だといわれているが、できればイスラエルはそれを実践したいのではないか。ホロコーストを体験した側が、ホロコーストを企ている。

靴を投げる

退任間際のブッシュが電撃的にイラクを訪問した。
TVによると、記者会見で、イラク人の記者がブッシュ
めがけて靴を投げた。あらかじめ脱いでいたのか、
立て続けに一足分を投げた。

ブッシュは頭を下げて、身をかがめ、うまく靴攻撃を
かわして、無事だった。後報によれば女性報道官が、
この混乱にまぎれて顔にアザができたという。

要人にナマタマゴやトマト、小石を投げたりする例が
あるが、靴は珍しい。靴も人を威嚇する、あるいは
人を傷を負わせるツールになるとは、考えられなか
った。新しい趣向である。これからの記者会見はハ
ダシかスニカーでなければならないという決まりが
できるかもしれない。

ジャーナリストはペンで勝負するもので、靴で勝負する
ものでないと、強い批判が出ているのは、当然だが、
記者が靴を投げたくなる鬱憤の深さには同情できる。

ブッシュのイラク攻撃は、道理にかなわぬ大国の強権
発動。コイズミさんいらいの日本政府のほか世界の少数
国にしか承認されていない横暴な戦争である。

イラク人記者は記者カードをもっているので、もっとブッシュに
接近して、もっと激烈な攻撃をできたのだろうが、靴を投げる
ことで押し留まっていることに、抑制が感じられる。
マア、この際、イラク人の気持の表明をデモストレーションし
たかったのだろう。

要人侮辱罪で禁固2年から10年くらいを食らう犯罪とある
が、アラブ世界では少なからず、よくやったと賞賛する声も
あるらしい。有罪判決があったとしても、いずれ政治的判断
で拘束を解かれることだろう。傀儡イラク政府といえども、ア
メリカに遠慮はしないだろう。

アソウ支持率

内閣支持率のマスコミ各社による12月調査が出揃った。

アソウさん不支持率が圧倒的に優勢を占めた。支持率は以下の通りである。

朝日21%
毎日22%
読売20・9%
JNN 23.9%

9月発足したアソウ内閣は記録的な速さで人気低落した。ジェットコースターみたいだ。ああ、これは適当は比喩でない。ジェットコースターにはまだ上昇コースがあるが、アソウさんは高速下り専用エレベターみたいだというのが適切だ。もう上がることはない。

親譲りの実業家だから経済に明るいかもしれない、親しみやすいパフォーマンスをふりまくキャラだから、ちょっとはマシかと期待されたが、なんということか、たちまち素質があるような素振りはメッキだったことが露見した。マンガ愛好癖は、正味、マンガしか興味がなかったのだ。大方の人々は、発足したときの評価を買いかぶっていたと反省しているのに違いない。

近年ではアベさんもフクダさんも政権末期には低落したが、こちらさんたちは、末期症状を自覚して、早々と放り出したから、かつてのタケシタさん3・9%、モリさん5・7%などという低迷の極地までは墜落しなかった。それでも、ともに20&前後に落ちた。もっと落ちる前に投げ出した御仁たちだから、数字が残らなかったのに過ぎない。

だいたい支持率が30%を割ると、危険水域と考えられている。つまり、党内求心力も割れてしまい、政治指導力への民心の不信が底になったという認識である。アソウさんはいち早く危険水域を大きく割ってしまった。

就任してからのアソウさんは、つまるところ、何をやりたいか、それがわからない。この程度の資質の人が外務大臣など要職を歴任してこれたのは、よほど政党内がいい加減なのか、元次官襲撃容疑者の言い草ではないが、完全に官僚によりかかってきたからなんだろうな。

内閣総理大臣になりたくて総裁選に四度も挑み、悲願を達成したのに、いざ就いてみたら、確信ある経綸を示すことがない。これって、どういうことなんだろうか。何をしたかったのか、それがわからない。総裁を目指す情熱と意欲は、どいうことだったのだろうな。総理総裁のポストを単なる名誉欲にされては、国民はたまらない。唇をゆがめて天を仰ぎたくなるのは、国民の方である。
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