“掉尾を汚す”アベの愚挙

ことし最も愚かなニュースをアベ首相が、自作自演しました。
靖国参拝です。

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この坊っちゃん政治家のバカさ加減には、このブログでも何度か書きましたが、とうとうこの国の戦後積み重ねてきた民主主義政治の針を逆に戻す,ツラ汚しする愚行を敢行しました。

最大の同盟国、アメリカに『失望した』と言えわれ、ロシアやEUなど遠い国からも国際社会の信頼を失う愚挙だと言われ、もとより中韓から激烈な非難、比較的友好的な台湾からも非難されています。

中国紙のなかには「アベ首相を向こう五カ年入国禁止にすべき」などの強硬論も主張しています。こんご、どのような国際社会からのリアクションがあることか、慄然とします。

アベの目指す先は国際連盟脱退のころからの日本孤立の道を歩もうとしている感じです。右翼民族主義者を自称する連中に限って、この孤高の姿に自己陶酔しています。こりゃヤクザ映画賛美と同じです。あしき唯我独尊の結果が招いた国家的過ちを反省する気がぜんぜんないのですから。ヤクザより往生際が悪い。

アベは第一次内閣で参拝できなかったのは「痛恨の極み」と見当違いな怨念をもっています。この軍国主義者は、自身の政治的信念を満足させるために東アジアのみならず世界のリベラルな論調を敵に回しました。

誤った国策について、針の先ほどの反省もない。祖父,岸信介の薫陶がよほど行き届いていたのか、この孫はいまもって「大東亜戦争は侵略にあらず」と洗脳されたままでいます。世の淫詞邪教の信者も逃げ出すような思い入れです。自己の時代錯誤の信念を実現するために国民を道連れにするのは許せませんね。

こういうバカを与党内部からは村上某が秘密保護法案で反発を見せたほかに、だれ1人異議を唱えません。在野の人になった与党OBの連中にはそこそこ異論を言う向きもあるのですが、肩で風切るカッコよさに陶酔しているアベは無視しています。

こういうある種の宗教の原理主義者のように世人の話に寛容でないアベ。戦前回帰に凝り固まったアベを糾弾しても、いささか詮ない無力感に沈みますね。しかしながらアベの靖国参拝はまったく許せませんね。許せない事情は、以下の理由からです。

その一つは憲法が規定する「政教分離」の原理に違反しています。かつての日本軍国主義は神道を国家神道に格上げし、戦争協力へ精神的支柱となりました。一介の兵士を「神」に祀りあげることで、兵士と遺家族の心中をコントロールしました。この苦い教訓から戦後の憲法は政治と宗教は一体化しないことを盛り込んでいます。

その二は、靖国は誤った国策のために意に反して戦没させられた将兵たちとその戦争を指導した軍国主義者、戦犯を合祀しています。戦争指導者は東京裁判で有罪、死刑されましたが、その判断を是をして日本政府はサンフランシスコ講和条約で連合国側の主張を受諾して、戦後の独立を回復します。

一口に犠牲者2000万人と国土焦土作戦の損害を受けた中国や35年にわたる植民地化にあえいだ韓国、奇襲で始まった日米戦争によって受けた米側の犠牲と損害など多くの惨禍をもたらしたのは戦争指導者の責任です。彼らを祀る神社を首相が参拝するというのは、過去の反省を踏みにじるどころか、戦争指導者を賛美、美化することにつながります。サンフランシスコ講和条約以前の日本に回帰することを意味しており、とうてい戦後の国際社会が容認する話ではない。

アベは根強い民族差別意識の持ち主で、その裏返しとして、極端な大和民族の優位意識があり、“美しい国”たるべきを自賛しています。彼がしばしば口にする「ご英霊」とか「尊崇の念」とかの言葉に舌を噛みそうにしていることからしても、アベの真意をを測ることができます。

アベは国家の威信とは、軍事力にあり、諸外国ににらみをきかして、時に凄み、常に軍事的優位にたって世界の盟主たらんと野望を持っていることにあります。アベにすれば崇敬する祖父、岸信介が囚われの戦犯にされ「大東亜共栄圏」の夢を果たせかったことを、祖父に代わりやり遂げたいを考えていると思われます。

まったくもって、つまらん男を首相にし国民にも大きな責任がありますが、このままだと来年も一層の住みにくくなる唇寒しの右傾化社会に引きずりこまれそうです。

今年いちばんも醜悪な人物であったアベ。来年こそアベの祖父ら戦争指導者たちが尊崇した“神国ニッポン”の“天佑の神風”が吹き荒れて、アベを遥かなる遠地に吹き飛ばしてもらいたいものです。((笑))

終わりに日本国憲法第九条を掲げます。読み返すと、いまの日本はこの憲法が制定されたときの理念や信条がズタズタに引き裂かれています。なんでこんなことになったのか、ひとしお無念の感懐にふけります。

憲法第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

 二 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権はこれを認めない。

皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。
来年も引き続きご笑覧くださいますようにお願い申し上げます。

追記 さて、正月号でもある今週の「週刊文春」を見ると、人気連載「今週のバカ」(適菜収)では今年一年を飾る??特集「本年度バカ大賞」を載せています。ジャ―ン、ジャ―ン、輝くバカ大賞に指名されたのは、あのハシモトでしたから、笑えました。

「慰安婦必要論」を唱えて、ついに世界に羽ばたいたバカ、ウケ狙いの発言は撤回につぐ撤回、あげくに「マスコミに大誤報された」「国民の読解力が不足」などと責任転嫁するバカさ加減が突出している。

適菜さんは、ハシモト自身が「政治家と弁護士はウソつきの始まり」と自著で書いていることを引き合いに、ハシモトを政界の一発屋芸人と切り捨て、来年は消えているだろうから、とくに本年度の大賞とすると授賞理由を述べています。(笑)。

ワーストテンに、知事のマツイ、そのまんま東(今月脱会したが)も入っていますから、やはり維新系は人材がそろっていますね。((笑)

(写真はGoogle引用)

ネズミと「落ち目のアイドル」

先ごろ、維新の会の東国原英夫イコールそのまんま東(近畿比例区)が離党、議員も辞職しました。

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ハシモトの勢いに浮かれて誘蛾灯に集まる蛾のように群れていたが、維新は、古くさい喩えで言えば、釣瓶落としの秋の陽みたいに凋落するわ、当人は維新のなかでタダの陣笠扱いだわにイヤ気がさしたようだが、それは表の理由。

本当の狙いは、自業自得で辞任まもなしと観測されるイノセ都知事の後釜か、再び郷土、宮崎県の知事選か、両にらみか二股狙いの準備工作と大方の者が見ている通りにちがいない。この点、まことにわかりやすいが、ふざけた狙いで、国会議員を1年で袖にしている。こんな男にざっと3千万円の税金の無駄使いです。

辞める理由を彼の公式ブログ「そのまんま日記」に掲載しています。

2013-12-11
ご報告
 本日、党に離党届を提出させて頂くこととなりました。尚、この届け出が受理されれば、私は比例選出でありますので、当然、議席はお返し(=議員辞職)したいと思っております。
 理由としては以下の通りであります。

① 党の原点回帰・刷新が今のところ又は今後とも困難であると思われること。
 今年6月30日、広島で橋下共同代表と食事をしながら意見交換をさせて頂きました。その時、党の原点回帰と刷新、解党的出直し等について進言させて頂きましたが、私の力不足も勿論ありますが、その後、遅々として進んでいません。

 維新結党時から、維新の原点である理念、政策、方向性等が残念ながら変質・変容している感が否めません(少なくとも私の理念や政策、方針とは乖離して来ました)。

(※例えば、この度の秘密保護法案等に関しても、今回は党のルールに従い、合同部会の多数決に従いましたが、個人的には「審議時間が足りない。継続・慎重審議をすべき。当初、維新が提案した修正案に妥協や歩み寄りをすべきではなかった」という考えです。そして、党のルールに従えなければ、党を辞めるべきであるとも考えております。今回は従いましたが、次回から従える自信がありません)

② 党内の東西二元体制の弊害、党内(特に国会議員団)のマネジメント・ガバナンス、運営、政策決定プロセス、多数決の原理等が今一つ有機的に機能していないと思われます。私も私なりに改革・改善すべく、微力ながらこれまで発言・主張・行動をとって参りましたが届かず、不本意ながら今日までに改革・改善されたとは言い難い状況であります。

③ 日本維新の会の中で、私の一定の役割は終わったと考えております(ていうか、最初から余り役に立っていないですが(笑))。

④今年の6月30日、橋下氏からある重大な意思・決意を伺いました。その事を今回(12月10日)再度確認させて頂きました。尚、相手のあることなので、その詳細についての言及は差し控えます。

⑤ 略
 これまで、熟慮に熟慮を重ね、以上の理由(特に④が大きい)等をもちまして今回の結論・決断に至った次第であります。皆様方におかれましては、どうかお心広くご理解・ご配慮を賜りますことを切にお願い申し上げる次第です。      
以上、ご報告です。



この「ご報告」について、彼の芸人時代の師匠である北野(ビート)たけしは、すでに4カ月前に「にゅーすぽすとせぶん」で こう言っています。

「この先、維新の会がどうなるかを予測するには、東国原の動きをよ~く見ておくのが一番だよ。あいつほど、こういうことに鼻が利くヤツはいないんだから」

「よく、大天災の直前に鳥やら小動物が人間より早く危険を察知して逃げ出すっていうけど、東国原の嗅覚は動物以上だぜ(笑い)。沈没するタイタニック号から逃げ出すネズミみたいに、きっとチョロチョロ動き出すはずだぜってね。維新の会が、今の民主党みたいにどうしようもない状況になる頃には、もうとっくにいなくなっているよ」




北野(ビート)たけしは、そのまんま東をハナの効くネズミ扱いです。じっさい芸人のころのことをテレビで見たことがありませんが、今のヒナ壇タレントだったのでしょうが、こんな男であることをウイキが紹介しています。

逮捕・犯罪歴[編集]
1986年12月9日、ビートたけしに率いられてたけし軍団と共に講談社を襲撃、暴行罪で現行犯逮捕されたが不起訴処分となる。
1997年に催されたオフィス北野の新年会において、当時たけし軍団に在籍していた男性の側頭部を蹴って頭部打撲等のけがを負わせたとして、1999年11月22日に傷害容疑で書類送検された。

東国原は暴行の事実を認め、略式起訴で罰金を払い、芸能活動を再度自粛した。東国原の公式ウェブサイトでの説明によると、先輩として規律を正す意味で蹴ったとし、自著の中で件の後輩が事務所の経費を無断で使い込んでいた疑惑に対して「先輩として」怒ってしまったと明かし、暴行傷害行為に至った事については全面的に認め反省を表している。ただし、男性はブログで暴行事件について反論し、後に東国原に500万円の慰謝料などを求める訴訟を起こしている。

不祥事[編集]
1998年10月13日、東京都内のイメージクラブ店が未成年の従業員を使っていたことで、児童福祉法違反並びに東京都の青少年健全育成条例 違反の容疑で経営者が逮捕された。その当時16歳であった従業員の少女が、性的なサービスをした客として東国原の名前を供述したことで、警察から任意の事情聴取を数回受けたが、「18歳未満とは知らなかった」と釈明した。

当時の妻のかとうもマスコミを通じ、謝罪の文書を発表した。以後芸能活動を5か月間自粛した。東国原自身は法的に罪を免れたが、倫理的な性質の問題からマスコミでは「淫行事件」として大々的に報道され、社会の激しい批判を浴びることとなった。現在も一部で「東国原は少女への淫行で逮捕された」と誤解されるが、前述の通り、任意の事情聴取のみであるため逮捕・訴追の事実はない。よって、実際には犯罪歴ではない。

そのためか、2010年、本人はテレビ朝日などでビートたけしがこの一件に対してからかわれるなどお笑いの自虐ネタとして自ら活用していたが、2011年から中央政界へ本格的に政治活動を始めたためこの件は封印している。



まあ、とうてい政治家でござい、知事でございというようなタマではないことがわかります。ふつうの社会人としても落第ですね。

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さて、そのまんま東が指摘された通り逃げ出した維新の会について、北野(ビート)たけしは、その共同代表、ハシモトのことを「落ち目のアイドル」と木端微塵の切り捨てています。彼の新刊『ヒンシュクの達人』(小学館新書)によりますと、

顰蹙の買い方をひとつ間違うと、大変なことになるのが政治の世界だ。政治家ってのはとにかく注目を浴びる仕事だし、マスコミからも、反対勢力からも常に厳しい視線に晒されてる。だから不用意な発言をすると、一気に世間から袋たたきに遭っちまう。

 だけど一方じゃ、ズバズバと本質を突くような話ができる政治家が「よくぞ言った!」と喝采を浴びて、カリスマともてはやされるのも現実だ。だからこそ、政治家には人一倍のバランス感覚が必要なんだよな。

 その点、このバランス感覚を急に失ってしまったのが橋下徹・大阪市長だ。この人は、建前だらけのニッポンって国のことを全く理解していないで、失敗しちまった。

 2012年は、この人の名前をニュースで見ない日はないってぐらいだったのに、最近じゃ話題に上ることも少なくなった。2013年の9月には地元・大阪の堺市の市長選でも負けちまったし、共同代表をやってる「日本維新の会」の勢いもすっかりなくなっちまった。

 橋下市長が世間から見放されるきっかけになったのは、やっぱりあの「慰安婦は必要だった」って発言だろう。「それは言わない約束でしょ」って話に、正面から突っ込んじゃった。だけど正直なことを言ってしまえば、この国は「それは言わない約束でしょ」って建前ばかりで成り立ってるんだよ。

 ソープランドで本番やってることなんてみんな知ってるけど、「売春は違法だ~」なんて正面切って言うヤツはいないだろ。別にエロに限った話じゃないぜ。憲法じゃ軍隊は持たないってことになってるのに、実際は世界でも有数の軍事力がある。「般若湯」とか言って坊さんがコッソリ酒を飲んでたのは大昔からだしね。そういうことを声高に言うのはとにかく品がないし、何より笑えない。で、この人はよりによって「シモの話」という一番マズイところに手を出しちゃった。

 結局、橋下市長は「落ち目のアイドル」と一緒だよ。最初は「清純派」で人気だったアイドルが、売れなくなってくると過激な濡れ場をやるようになって、最後はヘアヌードになっちゃう。ヘタすりゃAVに出るのもいる。生き残るには、最終的に下半身ネタに頼るしかなくなっちゃうんだよな。

 橋下市長も同じだろ。「地方分権」「官僚機構をぶっ壊す」って旗印にみんなが共感していたのに、いつのまにか飽きられちゃって、世間の注目を引こうとシモの話にまで手を出しちゃった。本人は信念だって言うのかもしれないけど、結局ハタから見りゃ「落ち目のアイドル」と大差ない。カッコ悪すぎだっての。



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ハシモトとそのまんま東の6月30日の話し合いとはなにか。
ハシモトは記者団に「男と約束で話せない」と逃げていますが、どうせ落ち目のアイドルとネズミの密約、ロクなことではないでしょう。

こんなコンビを眺めていますと、「おかあさん助けての振り込み詐欺」みたいな口先三寸で茶の間をたぶらかすテレビのタレントを「われらの選良」なんて思い込む有権者にも大きな責任があります。

アベの強行採決

[特定秘密保護法案」ーーー数の暴力を発揮して、何がなんでも強行採決するだろうと予期していましたが、それが現実に強行されると、やはり大きなショックを受けました。

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アベに良識の心があれば多くの国民の声に多少でも譲歩するとか、審議を尽くすかと思いきや、まったく黙殺してしまった。おそらくアベは、これから国民を戦地に追いやることも平気な冷酷無比な人物にちがいない。

強行採決というのは、英語では「STEAMROLL」という言葉だそうだ。蒸気圧縮動力機で路面を均しアスファルト舗装をするときに使うのが第一義だが、転じて、意にそわない批判や反発や反論を「押し潰す」ときにも使われるらしい。圧力で押し潰すのです。今回の強行採決をよく言い表した言葉です。

アベの、アベによる、アベのためファシズム体制が、危惧したとおり本性を現した転換点になるでしょう。彼の祖父、岸信介は「大東亜戦争」の開戦時の閣僚であり、戦後60年安保改定を強行突破したウルトラ右翼政治家ですが、アベはこの祖父の亡霊にとりつかれた超国家主義者です。

彼を首相に据えると、このような事態を招来することは十分に予期できたことで、私なんぞはいまどきの政治家と称する人物のなかでは、アベはハシモトとともに嫌悪すべきツ―トップです。

さて、強行採決した翌日の毎日紙朝刊(12/7)の投書欄に滋賀県の18歳高校生が投書を寄せています。全文3段落のうち前から2段落を引用します。

タイトルは「巨大与党を誕生させたのは誰か」
「特定秘密保護法案についての審議で、新聞、テレビ、デモなどから反対の声が多く聞かれました。安定政権を手にした安倍晋三首相がとうとう本気を出した、という印象を受ける。短い審議、中身のない答弁、強行採決。国民の不安、不満が高まるのも当然だろう。

しかし、よく考えてほしい。こんなことができる巨大与党を誕生させたのは誰か。振れ幅の大きい小選挙区制、低投票率という要因があったにせよ、自民党はじめ法案賛成派に力を与えたのは、ほんの1年前の有権者、国民だ。他の誰でもないあなたと私だ。それを忘れて大騒ぎしているとしたら、無責任極まりない。」



賢明な高校生がいます。感動します。ほんとこの高校生の言う通りです。ワンフレーズのコイズミだといえばコイズミに流れ、改革だ維新だと絶叫するハシモトだというとハシモト熱にかぶれ、「決められない民主党」、「ねじれ解消」の大合唱となれば、自民、自民に殺到する国民のいい加減さが、こうした事態を招きました。有権者の資格がまだない高校生が的確に指摘している通りです。

余談ですが、このあと、行きつけのプールの更衣室で子どもたちがワイワイ騒いでいたら、年配のオッサンが横に居たオッサンにこんなことをしゃべっていたので、仰天しました。

「子どもがプールなんかで遊んでおれるのは、海上保安庁や自衛隊のおかげですな」
「そうでんな、あの人たちは命がけやからな」

このオッサンたちは尖閣列島の軋轢を念頭において、海保や自衛隊に感謝しているらしい。ここまで過剰な“国防意識”が国民の一部に浸透しているのですね。おもわず子どものころ耳にした『兵隊さんよありがとう』の歌を思い出した。ウィキで検索すると、この歌はは1939年(昭和14年)1月、レコードで発売された流行歌。原題は「兵隊さんよありがたう」である。

大阪朝日、東京朝日新聞が前年、「皇軍将士に感謝の歌」の懸賞募集を行い、佳作一席に選ばれたものだそうだ。
作詞・橋本善三郎 作曲・「月の沙漠」で知られる佐々木すぐる。

1、肩をならべて 兄さんと 今日も学校へ 行けるのは 兵隊さんの おかげです
  お国のために お国のために 戦った 兵隊さんの おかげです

2、夕べ楽しい 御飯どき 家内そろって 語るのも 兵隊さんの おかげです
  お国のために お国のために 傷ついた 兵隊さんの おかげです

3、4、省略

  

当時、戦争翼賛体制にズブズブだった朝日が率先して募集したという歴史も哀しいが、侵略戦争をして他国の人々を殺傷することに1ミリも人間らしい心を寄せないことが当然と思いこんでいる歌です。かくも国家は情報を遮断すれば国民を洗脳することができる事実を物語っています。

「アベ強行採決」を支えたのは、一にブレまくる国民のせいでもあります。ニには併せてこのような潮流に常に棹さしたマスコミの責任は大きい。知る権利や言論の自由を封殺する恐れがある今回の法案なのに、読売やサンケイは法案容認に回った。マスコミの使命を放棄し、権力にすり寄った。

アベの選挙公約にもなく、アベの国会での所信表明にも隠された法案とはいえ、上程されてからのマスコミの対応はまことに鈍かった。コトの本質はマスコミの息を止めかねない法案なのに、内容の精査を怠り、後手後手に回った。

強行採決が行われることが切迫してからの朝日や毎日の大々的な反対キャンペーンは遅すぎた。穿ってみれば、反対キャンペーンを張ったというアリバイ作りにすぎなかった。無念なことです。

いまのマスコミに全幅の信頼を寄せられないのは、アベの右翼化、軍国主義が進むと、たやすく「兵隊さんよありがとう」などいう協賛体制に変わってしまう恐れが捨てきれないからです。言論の自由、基本的人権の順守、護憲
に徹して、どこまで抵抗できるのか。すでに護憲ラインから脱落した読売、サンケイに続かぬように覚悟してほしいものです。

長くなりましたので、締めに元外務省キャリア、元レバノン大使で、コイズミのイラク戦争支持に反対して退官した天木直人さんのネット上でのコメントを紹介したい。アベは国会審議中、法案の必要性について他国(実際はアメリカのこと)と情報を共有するためには提供された情報が漏洩されない仕組みがいると答弁していたが、天木さんは国際常識にもとると一蹴しています。

>『特定秘密保護法案で墓穴を掘った安倍首相』(天木直人)

「米国からの機密情報をよりよく共有できるというのが安倍首相が繰り返して主張する特定秘密保護法案のメリットであるが、安倍首相が本気でそう思っているとしたらおめでたい。
 米国が日本にどのような情報を共有するかは、特定秘密保護法案があってもなくても米国が独自に決める。 日本には渡さないと思った情報は決して渡さないし、渡していいと思う情報は、それが漏れることを織り込み済みで渡すからだ。
 
強行採決に踏み切れば安倍首相に対する世論の反発はその後の安倍首相の政策に対する反発に倍返しになって襲い掛かってくるだろう。おまけに天下の悪法、欠陥法に政治生命をかけた愚かな首相という烙印が末永く語り継がれることになる。



確かに先ごろアメリカは最大の同盟国、イギリスはじめドイツや日本の首脳の盗聴をしていたこと露見したばかりである。アメリカが日本の提供してくる秘密は、アメリカの国益本位であって、日本を保護するものないことは明白です。対米従属べったりのポチ兼ウルトラ国家主義者という奇怪なポジションに立つアベをみんで引きずりおろさなくては日本は世界で孤立するだろう。

あの東条英機や岸信介がおっぱじめた「大東亜戦争」(敗戦後は、太平洋戦争)開戦日にあたる12月8日に、こんな記事を書くとはね。うんざりしますね。

kaisen


(写真はGoogle引用)
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