血税のムダ使い

おカネに縁がない年金生活者としては、昨今の血税のムダ使い情報を知るたびにため息と怒りを覚えますね。

反対多数で終結したハシモトの「大阪都」。あの妄想のために、5年ががかりでハシモトがムダ使いした費用をまとめた「大阪市廃止構想 血税」というサイトがありました。*1 奇特な御仁が、公にされている主な支出項目の出費を合計したら、なんと33億円のムダ使いだったとあります。

つまり、あの妄想をゴリ押しするために、する必要がない出直し市長選の費用やら今回の住民投票に至るまでの妄想計画遂行費用やらの推計です。詳しくは下記のイラストをご覧ください。*1


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これらの費用のなかには、維新が政党助成金を乱用して広告宣伝に費消した金額は、少な目な見積もりでしょう。じっさいには膨大な数のチラシ印刷や大勢のハシモト信者動員費などを加えると、10億円を投じたという見方もあります。言うまでもなく政党助成金の源は国民の血税であります。 まっとうな行政そっちのけで狂奔したことによる時間とカネのロスは計り知れません。

ハシモトは、その人権無視、組合弾圧施策などで10以上の訴訟を関係者から提起されております。3審制を逆手にとり、おそらくすべての訴訟を最高裁まで持ち込むでしょう。、この訴訟費用も今後発生する損害賠償も血税で賄われます。せっせと一般職員の心と懐を痛めつけましたが、ハシモトは知らんぷりして退場する気なのかどうか。彼の卒業高校の後輩は、母校の先生が「北野の恥じさらし」と断じているのを聴いたとツイッターしていましたね。まったく。

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アベが開会中の国会で支離滅裂な答弁をして失笑されています。安保法制案への偏執的な前のめりに比べて、高校生が社会科で習っているポツダム宣言を知らなかったことがバレたり、質問者へヤジを飛ばしたり。役人が用意したふりがな付きの答弁書を棒読みしたり。なんとも無知無教養をさらしています。国民の恥じさらしです。

このアベが大好きなのは、国民の目をそらして、外遊することで、すでに歴代首相の外遊経験数をはるかに超えていますが、そればかりでなく、行く先々の国で血税をバラまいています。報道によれば第一次、第二次の政権で、すでに総額29兆円もの国富を外国にバラまいています。 以下の通りです。


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1兆円とは、1万円札を積み上げたら1万メートル。数字で書けば1、000、000、000、000円です。途方もない国民の富をバラマキするのは、アジアの盟主気取りを振る舞いたいアベの幼稚な自尊心と国連改革へ向けて途上国の支援を受けたいという深謀遠慮です。要するにカネで諸外国の歓心を買いたいのでしょうが、それにしても巨額すぎます。このバカみたいな大盤振る舞い!!生活保護受給者が161万人もいる国なのに。*2 *3

カネに糸目をつけないといえば、アベは米空軍が開発したオスプレイ17機と関連装備を約3600億円で購入すると報道されていました。事故続きのうえ、メインテナンスが高くつきすぎると米軍内でも陸軍は購入しないという札付きの機種。なんでも政府の購入費は米国内の二倍以上という高値だそうです。破格の価格で買ってまでアメリカ追従するアベです。

閑人は、大阪南部の人口11万人強の街に住んでいます。手元にある市広報誌によると、今年度の一般会計予算は、376億円に過ぎない。ほとんどオスプレイ一機半分です。国保や介護保険など特別会計予算を足しても721億円です。これでもオスプレイ二機半です。市民11万人の一年間の日々の営みを支える予算が、あの墜落癖のあるヘリ二機半です。

この広報誌によれば、市の一般職員は821人で、給与、手当を合計した人件費は総額52億円とあります。821人職員とその家族の暮らしを支える生計費が、オスプレイ一機の4分の1です。

次元の異なるものを比べてみても、むなしいばかりでありますが、おカネにして並べてみたら、いかに国富のムダ使い、バランスが取れていないことか。

アベといい、ハシモトといい、個人的な達成感を得るために恣意的な血税の浪費に走り、国民の幸せを向上させるというような責務には、これっぽちも関心がない。改革、変革をむやみに口にするが、改革、変革の方向が間違っています。

重ねて、アベといい、ハシモトといい、癖のありすぎる悪酒で自己陶酔して、国民を誤った方向へ導こうとする連中は早く退場してもらいたいものです。


*1: 大阪市解体構想 血税とハシモト訴訟一覧は@netpollutionsの作。『togette』サイト
rhttp://togetter.com/li/827442

*2:2015年5月25日 日刊ゲンダイ電子版
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160133  

*3:2015年厚労省発表資料に基づく『図解説生活保護受給者の推移』 サイト
http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_general-seikatsuhogo

見当ちがい,敗因デマ

まあ、それにしても、いい天気。さわやかな五月の空。


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ことしも緑のカーテンを作ろうと、庭にアサガオとゴーヤの苗を植えました。気温の上昇とともに、まことに素直に育っていきますね。植物の生育というのは、シンプルでわかりやすい。日当たり、水、土壌がそろえば、期待に応えてくれる。

「大阪都」妄想は反対多数で終わった。やれやれと思っていたら、とんでもない言説がネットに出ていた。賛成派のなかでもオピニオンリーダーを自認するようなバカたち。ハシモト流なら、こう言って間違いなく罵られるバカたちが、敗因は老人や生活保護の受給者たちの投票行動にあるのだとしゃべっているそうな。

ひいきにしていたハシモトが敗けた腹いせやら悔しさにしては、度がすぎる。悪意のあるプロパガンダです。

バカたちの言い分は、大阪都構想の何たるかも知らない爺婆がいるからだ、あるいは、貧しくて日々の暮らしに追われ、それどころでない人たちのせいに押し付ける、まことに卑劣な見方ですね。情報弱者だと決めつけて、「老害投票」とか「シルバー・デモクラシー」だったとしゃべっています。

彼らの物言いに明らかに老人や受給者を見下しておりますので、老人の一人として、ちょっと異論を書いておきたい。

悪意を振りまいているなかでも読売TVの辛坊治郎なる人物なんか、その筆頭格のようだ。かつてハシモトから知事候補に勧められたというハシモト・ヨイショのコメンテイターで知られる男だから、敗けたのがよほど悔しいのか。

この男について知っていることは、イラクでボランティア活動中に拘束された高遠恵美子さんらを非難して自己責任だから救出旅費は自腹で払え、などと酷評。それも当時の政権の意向に密着した、いやらしい人物なのだが、その後、自分の趣味でヨット遭難するや、血税で飛ぶ海自の救命艇に助けて、助けてとSOSを発して助けてもらった極め付きの手前勝手バカである。

こんな連中が、今回の投票結果から老害投票だなどと老人を侮辱したような発言をするゆえんは、どこにあるのか。おそらく開票が進むなかで、NHKTVが出口調査の結果を絶えず露出したせいかもしれない。こんな画面だった。


出口調査

たしかに出口調査では、70代以上に反対派が多い。50代はやや拮抗していますが、他の世代は賛成派が目立つ。

しかし、肝心のサンプル数や採取場所や設問の仕方などは明らかにされていません。あとでわかったように市内中央部で採取すれば賛成派が増えていたし、南部ですれば、反対派が多く出ただろう。

この調査はやったものなら知っていますが、投票の中身を、寄ってくる客引きみたい者にしゃべりたくない、なんで言わんとあかんねんという人が少なからずいます。しゃべってくれる場合でも、本心かどうかわからない。客引きみたいな者からすぐにも逃れたい、面倒くさいという人もいます。こうした投票者は数字に表れません。

大部分の世代が賛成しているのに、70代だけが反対多数だからということが、バカたちの論拠なら間違っています。なによりも開票結果でわかることは、性別だけで、年齢層や、年齢層ごとの投票率は不明です。ここには70代が反対したか、賛成したか、当たり前ですが、わからないのです。老害投票と決めつける根拠がない。あいまいな出口調査による印象しかない。

大阪市政年齢別人口推計によっても70才以上の高齢者は約47万人です。20代以上の有権者全体の4分の1強に過ぎない。圧倒的に「比較若い世代」が多いのです。シニア・デモクラシーなどと揶揄するには、デモクラシ―原理の多数決にはるかに届かない人口です。シニアはすべからく守旧派、保守派と思いこむマンネリ思考です。

今一つの大きな要因は、期日前投票(不在者投票も含む)が、368、217票もあったこと。有効投票数のうち、実に27.15%も占めていたこと。3分の1弱が投票をすませていました。期日前投票者も世代別や性別は公表されていません。もちろんNHKの出口調査に反映のしようがない隠れた数字です。

こうしたことから以下のような要点が指摘されます。

一、投票者の年齢別は、もともと選管が公表しない。ですから、バカたちが主張するような根拠がない。仮に70代が全員、反対派に回ったとしても、それをはるかに上回る「比較若い世代」が多くいる。

二、大阪の未来のあり方に今後深く関わることが予想される多数派の「比較若い世代」が多く棄権したと見られる。自業自得です。多数派が多く足を運んでいれば、投票率はもっと上がっている。

三、投票率を上げたのは、男性を10万人近く上回る女性投票者だった。

四、例がない多数の期日前投票者が出ました。通常、期日前投票者には選挙などの意義を理解した人が多い。風まかせの浮動票はわざわざ投票所に行かない傾向にある。

五、結局、総合的にみると、期日前投票と女性票に反対が多かった。   

もちろん、開票結果に生活保護受給者であることを証拠づける材料はなにもありません。いいがかりに過ぎない。大阪市は他市に比べて受給者が多いけれど、受給者が多い街を作ったのは、ほかならぬハシモトのせいじやないのか。

老害投票やシニア・デモクラシーなどという悪意あるコメントをするような人たちが支持するハシモト。彼に嫌悪感を持つ人が多かったんじゃーないですか。


今回の住民投票は、20歳以上の有権者、約210万人。
男 1、012、990人
女 1,091、096人 (女性が78、106人多い)
計 2、104、076人

投票者
男 653、613人
女 752、471人  (女性が98、853人多い
計 1、406、084人

投票率
男 64.52%
女 68.67%    (女性が4.45%多い
計 66.83%

このうち有効投票数は1、400、429人。この結果、以下の通りの接戦でした。

賛成は694、844人(49,62%)
反対は705,585人(50,38%)



バカたちによるハシモト敗因の理由づけは、見当ちがいですね。ハシモトが負けたのは、大阪市をつぶして、大阪が豊かになるはずがないと考え,期日前投票から反対の意思表示をした人たちと多くの女性たちの選択でしょう。

敗北記者会見でのハシモト。あの笑顔がワザとらしい、とどめなく出る弁舌は潔さを装っているものの、魂胆ありげ。そういうポーズを常日頃からウサン臭く感じているに違いない女性の感性の勝利ですね。

バカたちは、女性に負けたとは、畏れ多くて、よう言わないだろうな!!。
お年寄りや生活保護受給者のせいにするのが、どんなに恥じ知らずのことか、いい加減にせい。

アサガオやゴーヤの成長が楽しみです。

(出口調査の写真はGoogle引用)

大阪市は残った!!

よかった、よかった


満天下注目の「大阪市を廃止、5特別区に分割する」という愚案、またの名は、ハシモト言うところの「大阪都構想」。
反対多数で否決されました。

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大阪市内の24区を図解すると、賛否は一目瞭然。湾岸と南部に反対票が並び、中央部に賛成票が多い。眺めていると、いろいろな感慨を催す、面白い分布ですね。

閑人は、形勢が判明した夜中に一人で快哉を叫び、祝杯をあげました。しかし、一方で、地方行政の統治機構改革を装ったハシモトの愚かな個人的な野心のために、本来の行政運営をほったらかされて、実に長期間にわたり、多額の血税を使い、不毛の論議を繰り返したことに脱力感を持ちましたね。

一体なんだったのか。知事、市長を通じて、早や足かけ7年、行政の本丸にいた張本人が、ありもしない「二重行政の解消」などと吠えたことこそ、自己矛盾じゃないですか。あるんだったら、腰ぎんちゃくのマツイと組んで解消すればいいこと!!。なんもヒト、モノ、カネ、情報が集中する東京都のマネっこなんかしなくてよかったんです。その東京では世田谷区が世田谷市や渋谷区が渋谷市になりたがっている機運があるというのに、、、。

一体、ハシモトはどんな実績を上げたか。教育、医療、福祉、あるいは経済活動、どの一点を問うても、いたずらに改革をもてあそび、制度をいじり、人を傷つけ、混乱させただけ。

平気で大ウソをつき、バレても責任と取らないどころか居直ったあげく、他者に責任をなすりつけるという特異な性格の持ち主に振り回されて7年間でした。政治家になるまえに出した彼の本をみれば、まあ、よくもこんなトンデモ本を出版したものだと呆れます。結局、ハシモト政治は、これを実習したようですね。

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言ってもセンない話ですが、茶髪、黒メガネのお笑いタレント弁護士が「2万%、出馬しませんよ」と語って、6日後に臆面もなく出馬、しかも裏では当時の自民府連に1100万円もの献金をしていて、支持を取りつけていた。あのとき、すでに大阪府民は騙されていた。ちゃんと見抜いていれば、こんなバカげた政争をしないですんでいた。

ハシモトは「敗けたら政治家を辞める」という発言を周知期間中にもしましたが、これは単に耳目を集める、いつものハシモトリック。浮動票、同情票を買う詐術ですが、今回は、敗北の夜の会見でも、そう言いました。その言葉の本当の意味で、ハシモトに退場してもらいましょう。

今回の騒動で、大阪市民の感情が分断されてしまった。シコリが早く解消される明るい方策を行政は打つべきでしょう。いろいろなつまらぬ影響が残りましたが、興味深い事実も残りました。自公共民という普段相いれない政党が都構想反対の「一点共闘戦線」で勝利したことです。こうした試みを今後も党派の組み合わせを臨機応変にすれば、国政や地方選でも現況を変えることも可能じゃないかな。

いま一つは、特別な政治目的のために血税で説明会を一日3講演もやり、巨額のTVCMを乱発し、大量の信者による人海作戦や底なしの数のチラシやポスターをばらまいて、無理やり目指す方向に誘導しようとしても、およそ半数の人は、その手に乗らないことが社会実験されたことか。このことは、アベがもくろむ「改憲国民投票」の手法に水を差す結果となり、まことに欣快にたえないところですね。

ところで、ハシモトの盟友で君が代口先チェック兼パワハラ教育長でやめた中原徹は、パチスロ大手会社の法務担当役員に収まっています。どこで何を職業にしようと勝手だが、こんな転進をする人物が教育長だったとはね。

そういえば、ハシモトの過去には売春街で業者側に立つ顧問弁護士や、払えないなら腎臓を売れとまで威迫したとされる商工ローン側に立つ弁護人というのがありました。経歴が示すように弱い者いじめの示談屋弁護士がふさわしい。滑舌多弁、白を黒と言いくるめ、前提条件をいきなりちゃぶ台返ししたり、勝つためには騙しもやむ得ないと心得ているような人物ですから、弱い者、貧しい者をたたくのに向いています。

思えば、2012年の「雑誌ジャーナリズム賞大賞」を得た上原善広さんの「最も危険な政治家、橋下徹研究 孤独なポピュリストの原点」(新潮45 11月号)*1で活写されたハシモトの人物像が、今日の社会的混乱を招いたことがよくわかります。ハシモトについての論評は、あまたありますが、その類のなかでは一番の労作です。

「ハシモトの中学時代の同級生は、バレーボールの練習などでヘマをした同級生を徹底的に罵倒するハシモトの異様さを記憶しています。高校時代の同級生は、平気でウソをつき、バレてもまた平気な顔をしているハシモト、クラスの掃除などといった共同作業にはいつも姿を消すハシモトを覚えています。」



三つ子の魂、百までの物語です。こんな人物に政界の表舞台から去る機会を与えた住民投票でした。いずれまた、なにやら理屈をいっぱいつけて、復帰するかもしれませんね。よくあるタレントの例のように。


*1「最も危険な政治家」橋下徹研究 孤独なポピュリストの原点 (『新潮45』11月号)は以下のpdfで読めます。

   http://zasshi-journalismsyo.jp/pdf/12_taisho_hashimoto.pdf

 (イラストはGoogle引用)

「大阪都」妄想の世論動向

大手各紙による「大阪都構想」(正確には大阪市廃止、5特別区に分割する計画)について世論調査がまとまった。

いずれも先週末の二日間に電話調査した結果とあります。回答者数や設問の仕方に若干の差がありますが、ずばり賛否を問うている面だけ見ると、以下のようになります。

               賛成      反対
朝日            33%      43%
読売            34%      50%
毎日            39.5%    47.8%
サンケイ          39.5%    47.8%

毎日とサンケイが同数なのは、共同通信との共同調査というかたちをとっているせいかと思われます。投票日まで、あと一週間の時点ですから、まだまだ流動的ですが、序盤での調査でも反対が上回っていましたから、いちおう僅差ながら一貫して反対の風が吹いているようです。

大阪都構想を、ハシモトの個人的な野心の実現としか理解できない閑人は、もちろん反対者が多いことに納得していますけれど、まだ油断はできません。一つは投票行動に問題があります。択一問題ですから、賛成を選ぶ人は前のめりになりますが、反対をする人にとっては、前向きになりにくい行動です。反対の人が消極的な気分になって投票所まで足を運ぶのを厭うかどうか。運んでほしいものです。

いま一つは、ハシモト一派の悪あがきがどう出るか、です。三百代言ですから、あとで裁判になっても、判決ないし裁定が出るまでは長期にわたって既成事実が有効であることを悪用して、ハシモトはすでに市政運営上で数十の提訴を受けています。

このような横車を押すことが平気な一派ですから、すさまじい金権・物量作戦をとっています。ハシモトの音声を機械音で聞かせる電話作戦で各戸撃破を試みているそうだし、なにより今後は勝てば官軍、手段を選ばずとばかり、きわどい甘言や手口を使うにきまっています。そのような影響がどう出るか。

最後は前回のこの欄でも危惧した裏取引が、どう出るか。


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先の日曜には、自民、共産、民主の三党が一台の宣伝車の相乗りして、大阪都反対演説をミナミとキタで行ったと報道されています。態度がいまいち曖昧な公明が一緒であれば、なおいいのですが、それでも大きな政策について府連レベルとはいえ、三党が統一戦線を組んだというのは、珍しいことです。

それだけ今回の大阪市廃止、6特別区案に政治的危機感を感じている現れです。前々回のこの欄では、共産党の主張を動画でみる場面を紹介しました。今回は自民党大阪府連がまとめた大阪市廃止、5特別区案についての批判ブログを紹介します。とてもわかりやすいです。態度を決めかねている人はぜひご参考にしてください。

「本気で考えよう、大阪の未来! 大阪都構想の不都合な真実」
http://www.osaka-jimin.jp/not-osakato/


(写真はGoogle引用)


「大阪都」妄想に反対票を

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 ハシモトとマツイが雁首そろえて上京、創価学会本部を訪れたと一部で報道されていました。連休の合間のことです。おそらく、案件は間違いなく、目下進行中の「大阪都」妄想にかかわる住民投票のことでしょう。学会本部の威光でもって、在阪の公明党支持者、学会員の顔を是が非でも賛成票に向けてくれと懇願に行ったと推察されます。

つまり、この維新コンビは、柳の下に二匹目のドジョウを取りにいったのにちがいありません。もともと府、市議会では住民投票は否定され、ハシモトの都妄想は頓挫していました。息を吹き返したのは、学会本部とハシモトが裏取引し、公明党が反対から一転して住民投票是認に回わったからです。

この結果、住民投票することは認め、投票内容では反対するという不可解な立場を見せました。そのうえ、進行中の現在にいたっては、学会関西本部は自主投票、公明党は反対でもあるし、または態度保留とも受け取られる曖昧さです。

前回の豹変の裏には学会本部とハシモトの取引があったと認識されていますから、今回も、その逆転劇を狙ったのでしょう。公明党というのは、学会本部の意のままに動く政党であることを改めて証明したお粗末でした。

それにしても、ハシモトは、今回もわざわざ懇願に行ったとすれば、どんな交渉材料を提示したのか。いかなる内容の取引をしたのか。それに対して、学会側は、どのように応じたのか。それらの疑問を解く報道がありません。

いちばん知りたいことを伝えるマスコミがありません。当事者が公開をはばかることでも、公益公共のためなら、こじ開けてでも報道するのがジャーナリズムですが、とうにその気迫を失っています。

さて、万が一にもキャスティングボードを握る公明党、学会員が住民賛成派に転向すれば、賛成多数でもって、ハシモトの野心を満たすに過ぎない「大阪都」妄想に近づくかもしれませんが、逆に公明党は遠からず墓穴を掘るかもしれません。

なぜなら、「大阪都」妄想が道筋をつければ、ハシモトは、その実績と勢いをもって来年夏の参院選出馬、さらにハシモト風に乗りたがる有象無象も駒を揃えて出陣し、参院選で議席を伸ばす可能性が大となります。

維新が参院でアベ改憲勢力に「どんなことでも協力する」(ハシモト)補完勢力となれば、あいまいな「加憲」を掲げる公明党はお役御免、与党から排除されるでしょう。このたびの総選挙でイギリス保守党が過半数を獲得した途端、自由民主党との連立をを排除したことでも、この政治力学はわかります。アベ自民党は維新と組むにちがいありません。

公明党支持者と学会員の皆さんが、大阪都妄想を実現させることに手を貸すことは、公明党の浮沈をかけることでもあります。よくよく大局をよく見渡したうえで「大阪都妄想」にハンタイしてもらいたいものです。

「大阪都」妄想を実現させることは、単に大阪の統治機構についてミスジャッジするばかりでなく、極右の国家主義勢力を国政レベルで増強することを意味します。基本的人権、民主主義からますます遠のく、住みにくい国になるに違いありません。

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(イラストはGoogle引用)


大阪都構想の反対イロハ

大阪都妄想を批判している哲学者でジャーナリスト、適菜収さんが、推奨している下記の番組(you tube)があります。
適菜さんは、FBで、こう言っています。

「共産党の「都構想」に関する番組。 <都構想>の話題は30分くらいから。 わかりやすくて、よくできていると思います。 私の名前も出ていましたが。」


共産党の番組であれ、なんであれ、大阪都構想が妄想であることを正しく主張してiいますので、静聴に値します。

https://www.youtube.com/watch?v=80LxSRg8-dM&feature=youtu.be

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