アベ政治を許さない

「国民の安全と暮らしを守るための安保法制だ」
「国際環境が大きく変化している状況に合わせて」

というのが、アベ一派の安保法案についての言い訳の常套句です。
こんな悪法だと逆に国民の命と暮らしが危うくなる。戦争加担法案は廃案にすべきものです。

国際環境が変わったというなら、変わった状況にふさわしい憲法改正を手続きに従って行うのが筋。閣議決定で憲法解釈をむちゃくちゃに都合よくゆがめているのは、サイテ―最悪。

お笑いタレント、パックンは、(長年連れ添った夫婦の片方が、急に「結婚制度の解釈変更で不倫ができる」と主張し始めた・・・・・・みたいな感じがするが)と揶揄してます。*1 試合の途中で勝ちゲームするため急きょルールを変えるのと同じです。

6323560114f720595f65f75f0bb5cdc220150721142938977.jpg

ここにきてアベ一派は、各紙、TV局での世論調査がどんどん内閣支持率が下げている現状に、幼稚な目くらましや脅しをかけています。すでにどの調査でも内閣支持率は急降下しています。政権の御用新聞というか、もはや新聞とは言えないほど政府機関紙になり下がった読売や日経でも不支持率が上回っています。こんご上昇することはないでしょう。*2

images_201508011036207c8.jpg

強行採決で突破した日に巨額の工事費がかかると悪評の新国立競技場の計画見直しを発表しました。強行採決へ批判をかわす目くらましです。世界一高い競技場とさんざん批判されていたのに、「国際公約だから見直さない」と強弁していたはずです。

参院へ安保法案は送られると、こんどは中国が東シナ海でガス田開発のため中国がたくさんのプラットホームを作っていると、にわかに公表しました。降ってわいた災厄のように。だが、この開発は10年以上も前から進められています。たとえば海上保安庁の2006年版報告*3でも言及し、写真が掲載されていますが、あくまで境界域での資源開発とされています。今年の防衛白書は強い政権の意向を体してか、初めて掲載しています。

plt1507120003-p1.jpg

軍事的脅威ではないから、これまで穏便にしていたのに、いま、この期に及んで中国の軍事的脅威とばかり煽るのは、見え透いた騙しです。だから安保法案が必要だと国民をそそのかし、誘導する手口です。

400px-East_China_sea_digging_map_svg.png

ガス田の開発場所は排他的経済水域が重なりあうところだが、日本の領海侵犯には当たらない。バカなテレビコメンターが、待ってましたばかりに中国脅威論に結び付けてワイワイ煽っています。ガス田を根城にロケットが発射されるかのよう言ってますが、笑い話にもならない。ある女性は、昨年のサンゴの密漁もあるし、中国のやることは腹立しいと言ってましたので、こうした悪意に満ちた中国非難の政府宣伝も、一定の効果があるかなと思いますね。

しかし、現代の防衛体制は、プラットホームからレーダーやソナー監視をするといった、そんな次元の低いレベルではない。有人人工衛星を打ち上げているような先端軍事科学を駆使して、米中両国とも互いの動きは、空からも海からも陸上からも,お見通し。むろん日本は米国から情報提供を受けています。いちいち細かいことを問題にすれば、お互いの情報収集の方向や能力の手の内をばらすようなものだから黙っているのです。

だからこそ10数基のプラットホームが着工、完成している航空写真を入手しても、一般国民に仰々しく公表していなかったわけ。なんども言いますが、ガス田開発は軍事的脅威も領海侵犯でもありません。この公表は、安保法案の必要性を高めるために危機感を演出する方便にしたのに過ぎない。汚い手口で、わざと隣国との関係を悪化させて、国民の怒りを誘っています。

米中はお互いの貿易相手国の一位同士、いわばもっとも共存共生の利害関係者同士が、なんで戦争をやる必要がありますか。昨今では米中両国軍が共同で軍事訓練をやっています。そんななかとはいえ、万が一にも、トラブルが生じたときは、日本が先に立ってやってや、たのんまっせというのがアメリカの要請であって、軍事強国になりたいアベがノセられているのです。アメリカはもう血を流すことは、できることなら、お調子者のアベに引き受けさせたいのです。

国民の安全と暮らしを守るためにという論理の先に、なんで日本人がアメリカ人になり替わって、すすんで人身御供にならなきゃならんという結論になるのか。アベはもはや正常な判断力を失っています。あるいは、元からなかったにちがいありません。元からない人物を権力者に押し上げたのは、悪意の政府宣伝に簡単にのる国民のせいでもありますが、、、。

アベ一派がやるべきことは、他国軍の助っ人に参入することではなくて、戦前から引きずっている近隣諸国との関係をちゃんと対話で解決する外交努力です。軍事力をバックにしない戦後70年の実績をもとに虚心坦懐に話合うことです。

祖父岸信介が認めているように、日中戦争は侵略でした。中国人3500万人が死傷した(1995年江沢民総書記発表*4)。.いまの日本の人口に比しても、3分の1強が犠牲になっています。「対話のドアはいつでも開いている」という高慢な態度でアベがカッコつけてる場合ではない。

アベが幼稚なのは、祖父一派らの暴虐を冷静に反省、批判することなく、しかも近隣諸国が往時のような力の弱い開発途上国でなくなっていることを認識せずに日の丸を振って戦前の皇国史観、軍事大国を賛美、追従しようとしている点ですね。大阪弁でいえば、ほんとショーモナイ,アホボンです。


*1 ニューズウイーク日本版「パックンのちょっとマジメな話」
   http://www.newsweekjapan.jp/pakkun/2015/07/post-3.php
*2 2015年7月21日 日刊ゲンダイ
    http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161954/3
    その後、読売、日経も世論調査でも不支持率が上回る。
*3 2006海上保安庁レポート
    http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/books/report2006/tokushu/p034.html
    「資源開発」という表現でガス田に言及、写真も掲載。
*4 ウイキぺディア 日中戦争参照。

(写真がGoogle画像検索から引用)

安保法案衆院通過&同志社学長

AS20150716002812_commL.jpg

7月16日、アベ一派が対米隷属の証としたい「安保法案」が衆院を通過、即日、参院に送られた。他国のために憲法解釈をむちゃくちゃゆがめてまで国民に血を流す犠牲を強いる法案は、明白な憲法違反であるとの指摘を無視しました。

民維共などが退席、自公と次世代による、事実上の与党単独採決でした。
「60日ルール」によれば、参院で自公が論議棚上げ作戦を取っても、9月14日以降に法案が成立する公算が大きくなりました。

この一連の日々は将来ながく国策を再び誤った記憶すべき日になるでしょう。

ただ、選挙の結果が即、議会での単独採決可能を意味するのか、
それなら審議のプロセスは無用でいいのか。
問答無用、ごり押しが効く民主主義の悪しき裏面を運用したやり方に強い憤りを覚えます。

残念無念,悔いと悲しみさえ感じるアベの暴挙です。
軍歌の響きとともに銃を担いだ兵隊たちが立ち上がってきます。

imagesCRLE9Q78.jpg


この暴挙に比べると、バカな話では共通していますが、閑人の出身校で、学部学科まで同じだという後輩の学者が、専門バカを天下にご披露しました。同志社大学長村田晃嗣なる御仁で、先の安保法案にかかる中央公聴会での発言です。

「憲法学者だけが学者ではない」「安全保障の学会なら(安保法案に)賛成する人が多いだろう」「安倍首相が米両院演説で日米同盟は希望の同盟と言ったのは素晴らしいなどと持ち上げました。だれが聞いても法案に賛意を示したととれる意見を述べました。

村田晃嗣大先生は安全保障、国際政治が専門だそうですが、この一連の発言の途中で「憲法の精神は守らなければならない」と言っています。これは本心なら、先のような発言が出るとは思えないが、いわば免罪符のようにちょっと口に出しただけなんでしょう。

公聴会は国会提案中の安保法案について参考意見を求めている場です、現行の憲法の枠外での論議を求めているわけでありません。公聴会の主題は、安保法案は現行憲法のなかで妥当か否かを問うものです。

こういう木を見て森を見ない。軍事力増強が安全保障力というような木のことしか頭にないようなアタマの学者は、昔から専門バカとされています。出身校の学長が、こういう人物なのは無念で心寂しく、ガッカリですが、学内にはまっとうな先生方がいて、有志が「良心教育の同志社のイメージを損ねた。恥ずかしいこと」とクギをさす声明を出していた。もっともなことです。

村田晃嗣大先生には、あの安倍一派が信奉する「日本会議」のメンバーだという噂がネット上に流れてました。未確認ですが、本当なら極右の学者というわけで、あの公聴会発言のお里が知れます。こんな素性の人物が学長なんて卒業生も恥ずかしい。

この一件で、同志社といえば、昨秋の「校友会大懇親会」の講演講師に、卒業生でもなく中退者である、あのウソ八百田尚樹を招いているのを案内状で見て、非常な違和感を感じたことでしたが、学長が学長なら、そういう人選もありだったのかと、いまになって納得です。
リベラルな同志社は、どうなったのかな。

(写真2枚はGOOGLE画像検索からの引用)

不支持率と野菜豊穣と

台風が3つも登場したなかでの梅雨。うっとしいといったらありゃしませんが、喜ばしいことが二つあります。

一つは悪名高い安保法案にからみアベ内閣支持率調査で不支持が43%、支持42%と逆転したこと。今月初めの毎日新聞の世論調査の結果です。わずか1%ですから、誤差の範囲といえば範囲内ですが、とはいえ、アベ第二次、第三次内閣で不支持率が上回ったのは、各種調査でも初めて。先人なら誠に欣快に堪えないとでも表現するのだろうな。

法案そのものの違憲性や憲法手続きを無視、閣議決定でという提案経緯の不当性、自民議員やウソ八百田らの支持者の傲慢な暴言が、大きなかたまりとなって、ようやく国民に不審感、嫌悪感とともに危険性が理解され始めたようです。

反対の運動は全国的にも盛り上がりをみせ、地方議会では法案の廃案、慎重審議決議が相次いでいます。今回の盛り上がりの特徴は高校生や大学生にまで広がっていることです。政治の動向に無関心だった世代が立ち上がりはじめたのは喜ばしいことです。

アベ一派は、反対世論が拡大するまえに一気に国会突破をもくろんでいるようで、すでに15日衆院特別委で採決という日程さえ浮上しています。廃案へ野党の一点共闘が望まれます。審議拒否、引き伸ばし、対案攻めなどあらゆる手を駆使して抵抗してもらいたいものです。

こうした不穏な政局とは無関係に(あったりまえですが、、)庭の菜園が順調に育ち、ゴーヤ、キューリ、トマト、ナスをたっぷり頂けるようになりました。また、移植したため尾羽打ち枯らしたように枯れ木になっていたサクラが、ほぼ一か月たって芽生えはじめました。桜は生きていた。無謀な移植だったかなと反省しておりましたので、嬉しいことです。

以下は、桜の蘇生(一枚目)と庭の贈りものの写真です。


150709sakura.jpg

150709kyuuri.jpg





150709goya.jpg


150709tomato.jpg

150709nasu.jpg
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
プロフィール

tajifu

Author:tajifu

ブログ内検索
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる