消夏雑感

酷暑のさなか、心が凍り付くような事案が頻発します。

45人もの心身の弱者を殺傷したり、全国の機動隊員を動員、力ずくで沖縄・高江地区で米軍用ヘリパッド造成を強行したり、国民の年金積立金をアベノミクスがうまく行っているかのようにするため株高支えに使い、すでに5兆円強の赤字を出していたり、その事実をひた隠し、参院選後に姑息に公表したり、、、、。

夏の暑さを肝を冷やす事案に事欠かず過ごしています。さて、そのほかにも、いろいろあります。

一、政府は低所得者に、1万5000円の現金給付を決めました。対象者は住民税さえ支払えない約2200万人。国民の五人に1人以上も低所得者がいることなんて、選挙中になんで野党は言わなかったのかな。単身者なら年収100万円以下、子ども1人の家族なら168万円以下、これが住民税非課税者という枠組みです。こんなに貧しい人たちが、この国にいるわけです。

しかも、この金額は、向こう二年半分の一括給付とのこと。センセイたちの一晩の飲み食い代にもならない、はしたガネじゃないですか。せこいバラ撒きです。弱者をバカにしたうえ、弱者の歓心を買う自公ども。バカにされても無いよりマシか、もらう方のせつない気持ちを察すると、心底寒くなります。

一、地元配布のフリーペ-パーによると、閑人が住む町で参院選比例区の各党会派の得票率が載っていました。トップはなんと「おおさか維新」で、36%とある。ダントツです。隣町にいたっては39%とか。大阪南部のこのあたりは、そもそもハシモト某が提唱したあのインチキ「大阪都構想」からも外されている地域。ハシモト、マツイと続く府政は自力で起債もできない赤字団体に。国政の方ではアベの顔色をうかがう政権パシリが立ち位置。大衆迎合の口ばっかしに36%~39%!? 大阪ローカルの、けったいな投票事情に寒気がしますわ。

一、アベが「アンダーコントロール」と世界に大ウソついたフクシマ第一原発の汚染水問題。いちばんの妙策だとして、原発建屋周辺を凍土壁で包囲する工事が320億円かけて完成したものの、相変わらずじゃじゃ漏れだという。

深さ30メートル、長さ1500メートルもの凍土壁をつくること自体、すでにアンダーコントロールでないことを認めている証左なのに、この妙策も処置ナシ。素人考えでも、地球の反対側まで凍土壁をつくらなくっちゃ、汚染水防げるわけがないと思っていた。一日あたり400トンもの汚染された地下水は、かくして海中へ拡散。

いくら農水産業者や行政が汚染風評被害を嘆いても、風評ではなく、実質、汚染されているんじゃないか。魚も野菜も。汚染まみれの国民の将来被害はどんなかたちでやってくることか。まんず東京五輪返上しておかないと、世界から汚染疑惑でもって相手にされなくなりそう。

一、最古の灌漑ため池といわれる大きな池が近辺にありますが、ここがポケモンGOの聖地化しているとか。朝早くから夜半までスマホ片手に堤防をぐるぐる回る連中がいっぱいると知人が話していた。いいお大人も子どもも。こういう場所をポケモンの巣だというそうですが、出現させるとところは、当然、プロモーターが考えているわけですから、こりゃITオモチャに踊らされる時代の象徴みたいな光景です。次は何に踊らされるかな。

鳥越俊太郎と週刊誌

今回の都知事選に出馬している鳥越俊太郎へのネガキャンがすさまじい。
ネガキャンとは、好まぬ候補をあれこれ不当に貶めて、支持する候補の大願をかなえさせる戦術で,選挙で多用されています。

鳥越俊太郎は、元の職場の後輩で、いっしょに仕事をした仲間です。といって、このブログの一文は仲間贔屓というものではなく、アウトサイダーとしての感想です。

SNSなどには、鳥越は在日だ、反日だ、家系を偽っている、ろくに演説しない、死に損ない、老害だ,、認知症だなどと言ったバカたちの戯言が満載されています。また対立候補から病み上がりだなどと酷評されています。

公民権停止中のアベすり寄り元国会議員*1が政策もない、演説回数の少ないと非難したり、あの極右作家*2が、ガン保険会社から巨額の講演料をもらっているから、がん検診政策を打ち出していると暴露?!したりして、足を引っ張っています。


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きょう(7月21日)発売の『「週刊新潮』は「鳥越俊太郎 無節操の履歴書」。『週刊文春』」は「女子大生淫行」疑惑 被害女性の夫が怒りの告白!」との大見出し。文春の方は、鳥越が「20歳の女子大生を別荘に誘い、、豹変、、、」という思わせぶりなサブタイトルがありが、新潮の方は、「演説は下手、政策はピンボケ、、、」「岸惠子にバラの花100本」とゴシップみたいな説明文が添えてあります。

投開票ほぼ1週間まえにして、このキャンペーンは、あきらかに4党統一候補が分裂自民に抗って美濃部亮吉いらい28年ぶりに都知事になりうる可能性にケチをつける効果がありそうです。鳥越の話題が、いま売れるネタだから特集したというよりも、これは、明らかに文春も新潮も革新知事が誕生することに「ノー」という考えに基づいた意図的な記事のように思われます。

たまたま2誌の新聞広告は左右に並んで掲載され、鳥越見出しが背中合わせになっていますので、誰しも、ああ、2誌が競って鳥越おろしのネガキャンをやってるなということが一目でわかります。週刊誌が、なにを題材にしようと勝手ですが、あんまり明白な足の引っ張り方なので、心ある読者は記事の背後にある意図を察して鼻白む思いでしょう。

むろん、閑人は表現の自由という前提を尊重する立場ですから、選挙期間中であっても記事に公益性や公共性があるものなら許容の範囲だと思っています。しかし、見出しから察して、新潮の方はどうでもいい内容のようですが、文春の方は「淫行」疑惑というからどぎつい。

仮に事実問題としても成人女性とキスをしたとされるのが『「淫行」疑惑』といえるか、「夫の告白」とあるから肝心の女性からの証言でないように受け取れるサブタイトルとは、どういうことか。伝聞でもって「淫行」疑惑を仕立てられるのか。

読んでもいないのに批評するなというのは当たらない。もうとっくに週刊誌の広告見出しというのは、針小棒大、誇大妄想的なものであって、中身とすっかり乖離しているという認識が世間の通リ相場となっています。テレビ番組のタイトルと同様に胡散臭いものとなっています。

こうしたネガキャンの背景には、おひざ元で反政権知事が誕生することを警戒しているアベ政権に文春や新潮もが同調しているのだろう。週刊誌が旗幟を鮮明するのは構わないけれど、ネガキャンで売るのは、週刊誌へのかろうじて残る信頼をいっそう貶めはしまいか。そう思われても仕方がないタイミングです。かろうじて残る信頼というのは、粘り強い調査報道にそれなりの実績があると評価していることを指しているつもりです。

鳥越サイドは、文春に対し公選法違反、名誉棄損で刑事告訴する旨、通知したと新聞は伝えています。*3 新聞広告の掲載日に即告訴状を出したことからして、この取材報道は関係者の間で潜行していたのだろう。最近の文春はキャンペーン第2弾を放つのをヘキとしていますから、投票日までに、まだ追い打ちをかけるのかな。飛ばし記事でない節度のある,事実に基づいた記事であることを望みます。

(写真は、Google画像検索から引用)

*! http://blogos.com/article/183853/
   7月18日(月)ムネオ日記
*2 http://netgeek.biz/archives/78899
   百田尚樹が 某知事候補が某ガン保険の会社から一回100万円の講演で計5000万円を受け取っていたというツイッタ―を紹   介している。
*3 2016年7月21日 毎日新聞

冷麺と冷やし中華

夏がくると、冷麺が食べたくなります。
ひんやりした麺とゴマ油系のスープに涼感があって美味しい。食欲がない時分なのに、するすると食べられるのがいい。
冷たくするするなら、素麺でも同じですが、冷麺には豊かな食材の彩りやエキゾチックで複雑な味わいがあります。

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今夏は、いまのところ三軒の冷麺を試しています。最初のは、近辺に数店を構える小規模のラーメン店でした。平皿に近い丼にラーメンと同じ細い麺、トッピングにはハム、錦糸卵、キューリ、トマトなどを盛り上げていました。スープはひどく少なく、濁りがあります。

これでは、食べるときに、スープンのなじんだ麺を掘り起こすようにしなくてはならない。閑人はたっぷりの洋ガラシを混ぜたり、すこし強めの酸味を好みます。ここのは食材も味付けも、家庭で見よう見真似でやってみる簡単冷麺とあまり変わりがなかった。

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二軒目は、全国チェーンの中華店。カウンター席に座り、目の前で中年女性が作る作業を見てました。小麦粉製のあつあつの麺をゆで器から取りだすと、氷水にさらし、金属製の丼に平たく盛りつけます。丼も冷えているのが、いいが、さらに氷のかけらを二つ、ポンと置きました。トッピングはハムの代わりにチャーシューでした。金糸卵、キューリや細切り大根を手早く並べて、別のところから、よく冷えたスープを注ぎました。てっぺんにサクランボを載せて出来上がり。

美味しかった。冷麺の名前通りに冷たい食感がいい。酸っぱさとゴマ油が後を引きます。量販店ならではの手順と食材がマッチして、値段の割にはよかった。

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三軒目は、焼肉専門店の冷麺。これは中華風なのか、韓国風なのか。麺はあきらかに、そば粉系で、見た目も透明感のあるグレーの太い麺。トッピングにスイカのスライスを載せていた。金属製の丼の半分くらいまでスープが注がれていて、ほぼ汁ラーメンに似ています。透明なスープには切りゴマがたくさん浮いています。

麺はやや硬くて重く、弾力があります。スープは冷たく、のど越しのうまみが伝わりました。三軒三様でしたが、一軒目には、もう立ち寄ることはない印象。家庭でも味わえるからです。

これまでの店で二軒目までは、「冷麺」と注文すれば、いわゆる「冷やし中華」が出てきます。聞くところによると、関東では「冷麺」のことを「冷やし中華」と呼び、関西では逆に「冷やし中華」のことを「冷麺」と言っています。

ところが、ややこしいことに、このような食べ物は、朝鮮半島発祥らしいので、韓国・北朝鮮では、「冷麺」といえばそば粉系の冷たい麺で夏冬問わず食するものといいます。つまり、三軒目の焼肉屋の冷麺が、それに近いのでしょう。

なんでもありのこの国では夏食べる汁ラーメンの冷たいやつ、という意味合いの小麦粉系とそば粉系の「冷麺」、「冷やし中華」。それに年中食する「朝鮮半島系の冷麺」が混在していることになります。つけ加えれば、中国系というバリエーションもあります。また、「盛岡冷麺」というブランドが、彼の地にあって、それは朝鮮半島スタイルだそうです。

いずれにせよ、冷麺の命は涼味のある麺とトッピング食材とスープの三位一体、ベスト・マッチングであります。アツイさなかにギンギン冷房が効いた店内でアツアツの豚骨ラーメンをすするよりも、ずっと快感がある食べ物です。

「嫌韓反中」を煽っているバカたちは、こういう出自のものは、食べないのかな、そんなことはないだろうな。

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追記 数日後、「冷たいラーメン」と銘打った一品があると知り、食べて見ました。大阪ミナミを発祥の地とする有名ラーメンチェーン店です。ワカメ、キムチのほか白菜やチャーシュウ、煮玉子など定番のアツアツラーメンの食材がみんな冷えています。丼いっぱいの醤油味スープもきりきりと冷えており、涼感はベスト。美味しかった。これは冷麺とは言えず、まさに「冷たいラーメン」としか言いようがないものでした。


(写真はGoogle画像検索から引用。4枚ともに食した麺のイメージに近いものを引用しています。)

参院選 期日前投票

見出しのことを済ませるために役所へ行きました。
受け付けはがらんとして、職員が一人待ち受けていました。
投票日は不在というアリバイ証明のような宣誓書にサインします。

期日前投票は、告示の翌日からできますが、候補者の選挙公報が届くのは、ずっと後ですから、期日前投票に来る人には、おおむね意中の人なり、政党があるとみていいかもしれない。受け付けがヒマそうだったのは、たまたまのことだったのか。今回の選挙が、重要な分岐点になりそうな争点があるにしては、関心が薄いのかな、と思ってしまう。

マスコミの選挙情勢世論調査によると、改憲4党(自公お維こころ)が、改憲発議に必要な3分の2を超えるか、迫る勢いだと予想されています。なんということか。危機に立つ平和憲法です。

アベノミクスでもって、少しも生活豊かになっていないにもかかわらず、与党と補完勢力を支持する人たちが多い。中国、北朝鮮の脅威を煽り、日米同盟の強化が、いずれ戦時体制のもと、生活の隅々まで自由が失われていくというのに、与党とその補完勢力を支持してやまない人たちが多い。

あれほどアベの改憲意図が明白になっているのに、その本音を隠し、選挙の争点は経済だ、消費増税先送りだ、社会保障だ、と主張する与党に騙されています。あるいは、関心がないがゆえの危機感の無さと思いたい。

社会保障の縮減はじめ消費税アップ、アベノミクスのさらなる暴走なんかは、改憲勢力が成立すれば、もう勝手気ままに”合法的”に進められる。歯止めがきかなくなります。批判する声は無視され、少数派として顧みられなくなります。今日の無関心が明日の独裁を招く。

イギリス国民が過半数でEU離脱を決めて一月になりますが、離脱を推進した前ロンドン市長や独立党党首たちは、批判に耐えられず離脱主導から手を引いた。彼らが煽った離脱効果のウソが明らかになるとともに、離脱派の国民からも「騙された」という反省や怨恨が高まったからです。

良識あるとされるイギリス国民が、湧きおこる離脱旋風に巻き込まれ、感情的に離脱賛成に走った過ちは、歴史的な愚挙となりました。日本国民は、アベ与党の改憲隠しを理性的に判断してほしいものです。

今回のアベの意図を許せば、いずれはこのような政府批判の声も「時節柄好ましくない」とか「臆病で卑怯なやつ」とか「国策に協力しない非国民」とか、レッテルを張られて忌避されるにちがいありません。かつて大日本帝国がだそうだったように戦前を取り戻す国にしたいのが、アベの野望であり、日米”血の同盟”の行き着くところだと思います。















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