地面に伏せろ

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北朝鮮から弾道ミサイルがとんで来たら
「地面に伏せろ」、
「室内にいたら窓から離れろ」


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こんなアホらしい、屁のつっぱりにもならない防御策を政府は国民に周知させようとしています。「飛んでくるぞ、飛んでくるぞ」と脅威を煽り、集団的自衛権の容認や多くの安保法制をゴリ押しで作ったにしては、お粗末な話です。つまるところ、アベ一派は、北の脅威やテロの恐怖を煽って、自らの政策の正当性を主張しているのです。


こんなポスターやスローガンをみると、思いだします。先の戦時中では、米軍機から雨アラレのごとく降り注いだ焼夷弾に備えて、布製の防空頭巾(ずきん)なるものをかぶらせ、大和魂で一致団結、バケツリレ―で消せば、アメ公なんかこわくない、、、と号令をかけたものです。


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あの原爆がまだ正体が明るみになっていないとき、新型爆弾に備えるため、白い服を着るといい。黒い服は光を吸収するので好ましくないという風評を流したのは軍部です。それまでは白い服は敵機から目立つので好ましくないと規制していたのに。

本土上陸に備えて竹ヤリで一人一殺、悠久の至高の精神に必ずや神風が応えてくれる、、、これまた、ご年配の方の脳裏に残っている、バカらしい記憶でしょう。

報道によると、地面に伏せろなんてことを徹底するために内閣府は都道府県の危機管理の担当者を集めて説明会をしました。(*1)”国民保護法”という、なにやら、うさん臭い法律に基づいてのこと。うさん臭いという感じを持つのは、政府は、そもそも国民の生命、身体、財産を安全を守ることが本務だから、改めて言うまでもないことです。

ことさらに「国民保護」をうたうのは屋上屋を架すのじゃないか。何か別途に含むところがあるにちがいない。そう思ったら、やはり、これは閣議決定で集団的自衛権の容認を決めた後にできた一連の”安保法制”のなかの一つ。

正式名は「武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律」( (平成十六年六月十八日法律第百十二号)の別名でした。

うさん臭いはずです。おどろおどろしい法律名をベールに包んで、”国民保護法”と言い換えているところなんぞ、「戦闘」を「衝突」などと言い換え大好きなアベ政権らしい姑息さ。

アベは言うに事欠いて、北朝鮮のミサイル発射を奇貨として、北のミサイルはサリンを装備、着弾させうるとまで公言し、北朝鮮を挑発する一方、国民の敵愾心を扇動しています。これほど公然と他国を敵対視して発言するのは異常なケースです。

当然、シリアの化学兵器使用を念頭に、なんの証拠もなく、「北の脅威」を言い募っているわけです。米空母の北上とあいまって、いよいよ米軍の尻にくっついて集団的自衛権の行使が現実になりそうな事態にアベはうれしくてたまらないようなはしゃぎぶりです。

集団的自衛権の行使可能にしたことは、北朝鮮の側からみれば、日米脅威を高めているのは間違いないでしょう。アベには、立場をかえて相手を理解しようという姿勢がぜんぜんありません。幼稚園児なみの稚拙な態度です。

本来なら、冷静に「不法無謀な北」を荒立てないように多面的に国際協調の外交の門戸を大きく広げ、事態の沈静化を図るように努めるのが筋なのです。しかし、脅威をふだん煽っている中国とも協議できないアベのアタマの中にはトランプ頼りと「国体護持する軍事大国」という構図しかないようだ。

こんな時代錯誤のバカと運命を共にさせられる国民は、たまったものでない。

*1 4月21日 朝日新聞電子版
   http://www.asahi.com/articles/ASK4P6QK4K4PUTFK01Q.html?ref=huffpostjp
   北朝鮮ミサイル、「民間防衛」促す 戦後初の動き
  http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/21/missile_n_16154684.html?ncid=fcbklnkjphpmg00000001
   政府HPにミサイル避難方法

(写真はすべてGoogle画像検索から引用)

内面の問題

かわいいベトナム籍の9才少女が、小学校の保護者会会長によって遺体で捨てられていた。
遺棄容疑というが、調べが進むと、より重い殺人容疑がおそらく追加されるだろう。
なんとも、言葉にならない悲惨な殺人事件です。

被害にあった少女と保護者会の会長。
こんな展開を見せた意外性が、一層無残というか、哀れというか、胸が詰まる。

殺人事件の容疑者を捕らえてみれば、警官だった。
放火犯を追い詰めてみれば、消防士だった。
盗撮痴漢を抑えてみれば、校長先生だった。

こんなケースはめったにないどころか、よく起きる。そのたびに、あってはならないことと関係者は平身低頭します。よく調べて、二度と繰り返さないと誓いますが、残念ながら、誓って根絶できるものでない。

ふだんから、この会長はどんな性格をして、どんな言動をしていたのか。それなりに知っていた周りの人でさえ、会長がこんな事件を起こすとは、ついぞわからない。「まさか、まさか」と驚き、「無念だ」と戦慄するばかりです。

俗に「人は見かけによらぬもの」といいますが、見かけどころか、人の心の中のことは、うかがい知れない。他人からみれば、闇でもあり、空でもある。

悪事をたくらむ内面もあるし、立派な思想や芸術を生み出す内面もあります。みんなと約束を守り、協調、協力を惜しまない知性と感性もあります。

それこそ複雑多岐にわたる内面のことですから、古今東西、心のありようは、よくわからないというのが、人間社会の正直な価値観。

よくわからないものを、権力が無理やり力づくで分かろうとすると、個人の人権が脅かされるし、思想信条や信仰心については自由が奪われます。

アベ政権がたくらむ「共謀罪」が秘める恐ろしさというのは、このよくわからぬ人の内面に立ち入り、その動向を監視しようという狙いがあります。

権力がなにがなんでも分かろうとすると、その手段には盗聴、通信検閲、尾行監視、密告奨励、そして人権無視の暴力的取り調べといったおぞましい反社会的行為を積み上げなければならない。

保護者会会長なら殺人事件を起こすだろうと予見した人はおるまい。非常に残念なことながら、保護者会会長のような立場の者が稀有な悪事に走るとは予見できないのが、人間社会のリアルです。だとすれば、権力が悪事を働きそうなヤツと予断をもって、隠密捜査を行うのは危険きわまりない。

人はお上が恣意的につけた”いちゃもん”によって、簡単に予防検束されかねない。まだ何も起きていない(起こしていない)ことに対して、起こすだろうと決めつけて刑罰を問うというのは、ムチャクチャな話です。

「共謀罪」が求められている「国際組織犯罪防止条約」とは、そもそもマフィアによる人身売買禁止と麻薬取締りが目的であって、アベが言うところの「テロ等準備罪」ではないのです。この条約を締結するなら、現行法体系でやれるのです。

トマト&トマホーク

毎朝のように食べるトマト。
おいしくないなあ、どんどん、美味しくなくなってきましたね。

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最近のは色も形もとてもいい。だが、肝心の味がない。昔は、取れたてのトマトには、におい立つような青臭い感じがあったけれど、そんな素朴さはとうに消えました。果肉が崩れるほどのたっぷりなジューシーさも失われました。

色艶のいい薄皮、堅い果肉、少ない果汁、臭みも甘さもない。トマト色しているが、血の通わぬ”忖度官僚たち”のようなトマト。

朝ごはんを食べません。だが、たくさんの薬剤を服む胃腸を保護するつもりで、年中なにかしら果物を食べます。トマトは正確には果物ではないけれども、よく食べます。イチゴやキューリのように年中ありますので、都合がいい。この年中あって、便利というのが、トマトの味気なさの原因であはないかと思っています。

TVなんかの映像でみますと、トマト栽培の現場は、まるでエアコンが行き届いた工場のようです。おそらく、光や水、栄養素などトマトが生育するために科学的、、合理的にコントロ―ルされているのだろう。とりわけ、経済合理性が、幅をきかしているにちがいない。コンスタントに規格品のようなトマトをコストをかけずに大量生産する仕組みなんです。

聴いた話です。こんなトマトになったのは、流通業者、飲食業界の要請を取りもつ大手商社が生産者に求めたものだという。規格されたパッケージに行儀よく並べられて、搬送中も形崩れしないこと、それに色艶はいいが、堅い果肉、少ない果汁というのは、レストランや食堂で包丁が入れやすく、彩りのある盛り付けに向いているとのこと。

自然の恵みを大量消費にマッチした生産方式で作る結果、おいしくないが、見栄えのするトマトが、出回っているわけで、そこにはどのくらい台所の声が届いているのだろうかと思いつつトマトを食べています。

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ところで、あんまり脈絡のない言葉遊び。
トランプがシリアへ放った巡航ミサイルはトマホーク。昔の西部劇の悪役、先住民(当時はインディアンと呼ぶ)が振りかざしたのが、トマホーク(手斧)だった。

開戦予告もなく、だしぬけの先制攻撃。アメリの安全保障維持と残酷な化学兵器使用に対する報復らしい。安保理決議もなく、集団的自衛権の行使でもなく、イラク戦争のころに逆戻りする覇権国の横暴な武力行使に過ぎない。 気に入らないインディアンなら、やっつけていいという論理が生きている。

アメリカ・ファーストで行く。”世界の警察官”役をやらない言っていたトランプの変節に呆れる。支持率低迷のカンフル剤にミサイル攻撃。これにポチたるアベがいち早く支持声明。

”ウソつきイナダ”が防衛相就任まえに、その亭主は、この国の軍需産業株をごそっそり買っている。三菱重3000株、川崎重6000株、三菱電2000株、IHI8000株、日立3000株の計2万2000株。各社は武器を調達する防衛装備庁の契約金額の上位企業だと言われている。夫婦して、にんまりしているかもね。

広大な味気ないトマト畑の上空を夜陰に紛れて飛ぶトマホーク。
アキエ隠し、外患期待のアべ夫婦、株価アップを喜ぶイナダ夫婦。
なんともシュールな春の夢だな、こりゃ!?

(トマトイラストはGoogle画像検索引用・トマホーク写真はWikipedia引用)
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