”マツエク”のイーさん退場




伊達メガネ、マツエク、網タイツのイナダがようやく降りた。
31日、自ら騒動のタネをまき散らした役所にお詫びの一言もなく、サヨナラした。

「イ」嫌いとしては、酷暑のなか、溜飲をさげる一服の清涼剤です。

C_yaQznUAAASQ1w.jpg


伊達メガネと網タイツのスタイルは、特産地をかかえる選挙区向けのポーズ。目が高い人が見ると、海外に出るときなんかは、数十万円もする外国産ブランドメガネに変えているそうだ。本音では、特産地のでは、カッコよくないと思っているのだろう。選挙民を喜ばせて。裏切るワルイ奴です。

マツエクというのは、なんのことか(*1)。なんと目元くっきりと見せるため、マツ毛一本づつに、つけまつげを繋いで拡張するエステのことと知る。イナダはオン年、58才。国会で虚偽、はぐらかし、撤回発言を繰り返しているさなかに、何万円もするマツエクに通っていたわけです。

容貌に自信があるのか、その裏返しなのかどうか。そういえば、先のシンガポールでの国際会議であろうことか、同席のフランスとオ―ストラリアの女性大臣を引き合いに出して、3人の共通で重要なことは、「グッド・ルッキング」(美人)と自賛して、失笑され、醜態をさらしています。自称美人を自負するバックグラウンドには、こんな美容法?!を取り入れていたらしい。国事をよそに、国辱をふりまく浅はかな女です。(*2)

さて、「イ」が降りたら、次は「イ」のうえ、つまり「ア」ですね。いうまでもありませんが、本命の「アベ」です。アベの命運もできるだけ早く尽きることを願っています。アベはもう「まさに」「いわば」「基本的に」「いわば」「まさに」「基本的に」を壊れたレコードのようにリピートする崖っぷちにあります。あとひと押し、です。

「イ」や「ア」が嫌いで、これまでも何度かこの欄に書いてきました。根本的には、戦後70年を経た民主国家にとって、アやイの政治姿勢を受け入れがたいと考えています。国内でも国際社会でも、受け入れがたいものです。

もちろん個人的な好悪のレベルでなくて、近い将来のこの国の政治経済社会のありようとしても、アやイの目論見を受け入れるわけには到底いかないものだと思っています。

アやイが目指す国家のありようというのは、かいつまんで言えば、全面的な改憲のもと、

207.jpg
大日本帝国の復元、
首相の非常大権(もしくは国家緊急権としての全権委任)を法令化
国家神道の復活、
自衛隊の国防軍化(国際社会で核兵器を保有する”核クラブ”参加)
教育勅語の浸透と社会保障よりも家族意識の強化、
道義大国化(日本会議が目指す国家ファースト、国民の臣民化)

アべが言う「戦後日本の脱却」というのは、「戦前回帰」という意味です。その目標に向けて教育基本法を改訂、歴史教科書の右寄り化容認、特定秘密法、安保関連法制、共謀罪法、、、、と第一次、第二次政権と積み上げてきています。教育の右傾化、不適切な法令による自由や人権の包囲など、もはや看過できない時点まで進んでいます。

アベは、同じ極右思想を共有するイナダが可愛くて、自らのちの首相候補として育て上げるつもりだった。そのため、政治家どころか、社会人としての資質さえ問われるバカ発言、法違反発言、隠蔽、虚偽発言のときでさえ、かばい続けました。

この構図の一部分は森友学園の国有地払下げ問題と同じです。園児の教育勅語を唱和させ、園児に自衛隊を日の丸の小旗を振らせて歓迎するカゴイケを「素晴らしい教育者」と褒め上げて、特別な優遇措置を援助したと見られています。アベは自説に寄り添う者でありさえすれば、重用する視野狭窄症なのです。

奇しくもというか、イナダの亡父は、極右運動家として知られ、カゴイケも信奉しておりました。イナダが森友学園の弁護代理人を一時期勤めていたのは、そういう筋だからで、その筋の片方にアべやアキエがいたのです。まったくもって、連中の極右相関図はわかりやすいのです。

ついでにいえば、イナダは本職は弁護士です(*3)。政治家へデビューするきっかけは、日本兵の百人斬りはなかった、兵隊の遺族が名誉棄損だとして、提訴した訴訟の原告代理人として、いわば大南京大虐殺はなかった論を唱えていた。

あの戦争を正義の戦争ということは、イナダによれば、東京裁判は「事後法」であって無効。したがって東条英機もアベの祖父、キシシンスケも無実という論理につながるわけです。

その第二次世界大戦後の世界秩序をチャラにする暴論というべき主張こそ、極右連中の本懐です。イナダの言説がアベに見込まれ、また極右勢力から歓迎されたのが、極右の姫になる始まりです。つまりは父娘二代にわたる反民主主義者、大東亜戦争聖戦論の、トンデモナイ国家主義者なのです。

それが自身の本当に信念に基づく考えなのか、極右思想の連中になびいた借りものなのか。おそらくは、アベ寵愛に応えた「マツエク」なんだろうと思います。アベ1強に躍ったバカ女の終焉と思いたい。

本来なら、大臣職を辞するどころか、議員としても不適格者であることを強調しておきます。こういう伊達メガネ、マツエク、網タイツの「おしゃれが好きな、ダサい人」(*4)とか「田舎の金持ちフアッション」とか揶揄される人物が二度と国政に携わることがないように願いたいものです。選挙区の皆様、ぜひぜひご検討ください。

(写真上下ともにGoogle画像検索から引用)



*1 マツゲエクステ(通称マツエク)とは自分のまつ毛に一本ごとに人工ナイロン毛を専用の接着剤でくっつけて、目元をカワユク!見せる美容技術のこと。

*2 AERA https://dot.asahi.com/aera/2017062900046.html
   小島慶子「稲田大臣の『グッドルッキング』発言に世界は失笑」

*3 http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-9810.html
    弁護士だけど裁判負けまくりの稲田朋美大臣、南京虐殺でも大惨敗
    夫の稲田龍示弁護士も敗訴


*4 2017年3月31日 女性自身の記事
C8TozOEUAAAYAwJ.jpg

こんな首相,,,

「こんな人たちに負けるわけにいかない」 (*1)

アベが都議選の最終日、応援演説にでた秋葉原で、批判勢力の人たちの「やめろ」、「帰れ」コールに対して放った言葉が、これでした。この絶叫セリフが自民党の歴史的惨敗の流れに大きな棹を差しました。

「忖度」とか「もり・かけ」とか傑出?!した流行り言葉がたくさんあるので、今年の流行語に選ばれないかもしれないが、首相退陣へ流れの分水嶺になる”記念すべき”一言になりそうです。

アベは高慢ちきになりすぎね、
国政を私物化して腐敗しているんじゃないの、
丁寧に説明って言いながら、逃げてばっかし、
夫婦そろってずるそうで不誠実な感じ、
アベノミクスって、どうなったの、

最近のアベの言いぐさ、振る舞いになんとなく不審感やら不信感かを抱いていた人たちの気持ちを一気に結集させてくれたセリフでした。正当に批判したり、疑念を持ち始めた人たちを、アベは指さしつつ、「こんな人たち」と見下したのです。

qs2.jpg


無能なのに傲慢で、憲法や法律の秩序すら守らず暴走する人物を、いま引きずり下ろさなければ、この国の民主主義や平和憲法を守り切れない。極右反動の社会になってしまう。北朝鮮のような強権閉鎖社会になってしまう。いつまでもバカに権力をもたせていては、この国があぶない。そういう誠にまっとうな危機感が、ようやく広がりを見せはじめました。

小手先の内閣改造なんかでは、止められない反アベの声が地に満ちてきました。5年前に第二次政権をスタートさせてからのアベは、ひたすら戦前復帰の国家体制作りに邁進しました。

具体的に言えば、まずは大日本帝国憲法の復活、そして天皇中心で、その国体維持のため国民は生命の犠牲をいとわぬ臣民とされ、国民精神統一のため国家神道を復活させ、教育勅語を唱和、体得させる一方、軍部に強権を与え、アジアの盟主たる大国に、、、、空恐ろしい話ですが、アベの政治信条は、神がかりで狂信的です。

こういう姿勢というのは、アベの最有力支持基盤、日本会議の目標とそっくり一致しています。アベの価値観、、、、、と言っても自分で考える能力も経験もなく、日本会議の思想にかぶれたのにすぎませんが、、、、価値観は、この世に受け入れてはならないものです。

つい最近、読売新聞を熟読せよと発表した2020年改憲宣言なるアベ改憲私案もそうです。現行の憲法9条1、.2項を残したまま3項を新たに起こし、そこに自衛隊の存在と活動を認める条文を追加するという”加憲論”の提案です。

一見、戦争放棄と戦力の不保持を残すかのような提案ですが、ほんとうは新たな3項に「前項の規定にかかわらず、、、、」とか「但し前項の規定は、確立された国際法に基づく自衛ための実力の保持を否定するものではない」とかの文言を入れて、、前二項を空文化させる狙いのものです。悪名高い自民党改憲草案よりも、国民の目くらましを狙ったいっそう悪性のものです。

こうした悪辣巧妙な仕掛けをアベが思いつくわけもないのですが、案の定、この考えは日本会議常務理事という有力政策委員が提言した改憲論を丸写し、そっくりそのまま取り入れたものでした。この人物はアベのブレーン中のブレーンだそうです。(*2)アベの言動の根本に大日本帝国憲法や国家神道の復活を政治目的とする日本会議があります。アベは、いわば日本会議の傀儡であります。

経済成長を前面にうたい上げて、アベノミクスを喧伝していたので、隠されきたアベの意図に気が付かないまま国民のなかには、それでも、たいした危機感をもたず、なんだかよくやっているのじゃない、代わりもいないしねえ、と手をこまねいているうちに、とうとうここまで悪化してしまった。

こうしたアベの暴走を憂慮して、アベの出身大学では後輩学生や教員たちが、2年前の安保関連法案に突っ走ったとき、いち早く声明を出していました。問題が起きても、国民は忘れやすい、別の話題を向けると、すぐ関心をそらしてしまうものだとアベ一派はタカをくくってきましたが、決してわすれてはいません。

少し長くなりますが、ここでは、それらを紹介して、出身大学の関係者たちの怒りと悲しみを共有したいものです。

images_20170722171848996.jpg

  

成蹊大学後輩一同声明文

1977年度成蹊大学法学部政治学科卒業生、安倍晋三さん

私たち成蹊大学後輩一同は、あなたの安全保障関連法案における、学問を愚弄し、民主主義を否定する態度に怒りを覚え、また政治学を学んだとはにわかに信じがたい無知さに同窓生として恥ずかしさを禁じえません。

日本国憲法に、集団的自衛権の行使を基礎づける条文が存在しないことを、私たちは成蹊大学で学んでいます。
憲法を、時の総理大臣が自らを責任者と称し解釈で改憲することは、法の支配に反する行為であると、私たちは成蹊大学で学んでいます。

日本国憲法は、アメリカによって押し付けられた恥ずかしいものなどではなく、日本国民が自ら選び取り70年間維持してきたものだと、私たちは成蹊大学で学んでいます。

そして、私たち成蹊大生は、憲法学を机上の空論などと考え学者の意見を軽視することなどはせず、学問が蓄積してきた知識を大切にしています。

あなたは、本当に成蹊大学で学ばれたのでしょうか。

知っていますか。就職活動の際、自己紹介で母校の名前を答えると「ああ、安倍晋三のね」と冷笑されることを。その冷笑に含まれている意味を考えてみてください。

安倍晋三さん、あなたは成蹊大学の誇りなどではなく、ただその無知で不遜な振る舞いによって、私たちの大学の名誉と伝統に泥を塗っているのです。

私たち成蹊大学生は、先輩・安倍晋三さんの立憲主義を否定する態度に反対し、安全保障関連法案の廃案を求めます。

発起人・成蹊大学法学部政治学科4年 秋山直斗

(:*3)

 



安全保障関連法案に反対する成蹊学園有志の声明

 今、国の内外で日本が「戦争しない国」から「戦争する国」に変わってしまうのではないかという不安が渦巻いています。それは、多くの人々が、安倍晋三内閣が国会に提案した安全保障関連法案は、アメリカなど他国が海外で行う軍事行動に日本の自衛隊が協力していくことを可能にするものであり、これまで、「専守防衛」の名のもとに極めて限定的にしか行われてこなかった自衛隊の活動の範囲を、時の政権が「存立危機事態」と判断すればどこへでも拡大できるようにするものであると考えているからです。

 しかも、この法案の前提になっている集団的自衛権の行使については、圧倒的多数の憲法学者が「憲法違反」との見解を示しています。また、歴代政権も「集団的自衛権の行使は憲法違反である」という解釈を60年以上にわたって堅持してきました。

そうした従来の政府解釈を安倍内閣が一片の閣議決定で覆したことで、権力の暴走を阻止して法的安定性を担保してきた日本の立憲主義­が危機に追いやられています。この安全保障関連法案がそうした無理の上に提案されている以上、国会での審議が進めば進むほど法案への人々の不安と疑念とが増しているのは当然の結果だと言わなければなりません。

 安倍晋三首相が卒業した成蹊学園は、他の学園と同じように、かつて少なからぬ同窓生を戦地へと送り出した歴史をもっています。私たち成蹊学園有志は、安倍首相が、次代をになう若い世代を再び戦地に送らないために、そうした痛恨の歴史に学び、平和を求める多くの人々の声に謙虚に耳を傾けて、安全保障関連法案を廃案とすることを切に望むものです。

2015年8月15日

(*4)



(写真はGoogle画像検索から引用)


*1 2017年7月19日 AERA
   https://dot.asahi.com/aera/2017071800069.html
   安倍首相発言の波紋余波 「こんな人たち」は私だ

*2 リテラ
    http://lite-ra.com/2017/05/post-3147.html
    安倍首相の「9条に自衛隊明記」改憲案は日本会議幹部の発案だった!「加憲で護憲派を分断し9条を空文化せよ」
*3 AJAA
   http://ajaa.strikingly.com/
*4 安全保障関連法に反対する成蹊学園有志の会
   http://seikei-appeal.strikingly.com/










あべおろしそばあります

いつもご覧くださっている読者のみなさん、暑中お見舞い申し上げます。

暑いわ、蚊に刺されてかゆいわ、梅雨は明けないわ。
いいことなしの気分なので、なにかいい消夏法はないものか、ネット上を探りました。今回はへたな文章を棚上げして「見える化」しました。

今ふうの落とし文をフェースブック上に見つけました。笑えます。メッセージを見える化するセンス、素晴らしい。ウドン愛好者よりもソバフアンはうんちくにうるさいと聴きますが、これなら涼味もあって、おいしそう。ソバフアンも納得でしょうね。勝手にシェアしましたので、ご覧ください。


23_n.jpg



くだくだ書くより、数字がコトの本質を喝破します。大いに注目されますのは、アべから”自民政権機関紙”扱いされている読売新聞の、この数字です。発行者の思惑よりも読者層が、まじ健在である証拠でもあります。ナベツネあたりのニガムシ顔に思いをいたすと、しぜんに顔がほころんで、暑さがしのげる感じです。


20032078_2020264078201848_663495251145433642_n.jpg



朝日新聞の世論調査。当面の問題について読者の意識をグラフ化して色分けすれば、白黒パンダよりもはっきりと「色分け具合」が鮮明に浮かびあがります。思うに、いま世間に吹いている風は、こんな感じなのでしょう。ますます強風になっていくことが予想すると、一陣の涼風が吹く感じになります。

国会閉会中のカケ問題集中審査日を逃れるためG20後すぐに帰らず、北欧三カ国をアキエと観光旅行。審査日が終わった翌日、九州北部の水害地をわざとらしく視察してみせる。そういう姑息な言動を多くの国民は冷ややかに見守っています。

19905465_964540643684776_4435546719871232921_n.jpg


東京新聞でいつも鋭い視点から健筆をふるうコラムニスト、斎藤美奈子さんの傑作コラムです。はぐらかし、ごまかし、論点外し、意味不明なアベ話法、スガ語法のでたらめさを楽しませてくれます。(写真上でクリックすれば、別面で読むことができます)

19961179_1399720746822062_5583239893402794425_n.jpg


トランプとアベ、どちらが早く引きずりおろされるか。日米同盟のトップが同時に腐っているのは、稀有なケース。われらは、まったく不運というか、不幸な時代を共にさせられています。

トランプには複雑な手続きの弾劾裁判やら、中間選挙の結果などいう迂遠な逃げ道がのこされていますが、アべなら即刻OKでしょう。世論に追い詰められて、再び「お腹イタイ」って放り出せばいいのですから。いまいちばんの国からの心がこもった「お中元」になります。

(あべおろしそばと斎藤美奈子さんのコラムはFBから引用。残り二つは、Google画像検索
から引用)

目ンない千鳥、詮無い話

先の都議選。コイケ一派が大勝、自民が惨敗しました。

koike.jpg


政権与党の自民を揺るがす大変動があったことは、ないよりマシですが、言ってみれば、首都で暴走車の車体の色が変わっただけ。右翼偏向通行にはかわりがありませんでした。

コイケの政治家としての過去の実績を顧みれば、国民が望むようなまっとうな平和と民主主義を守る政治がおこなわれるとは思えない。

詮無い話というのは、こういうことです。自民が国政レベルであれほど次々とぶざまな”敵失”を重ねたのに、国政野党はぜんぜん振るわなかった。日ごろから有権者の心に響く訴えをもっと賢くやっておれば、勢力拡大の好機だったと言えるのに。

正当な主張をもった共産党はわずか2票ふやしただけ、国政で野党第一党の民進にいたっては2議席減らしています。二つ合わせても、やっと24です。惨敗した自民でさえ23、またコウモリ党である公明も23です。民共は、二つあわせてトントンなのです。

得票率でくらべてみても、自民22,53% 公明17.82%にたいして、民共あわせても24・96%(うち民10.23%)だったのです。自公の合計得票率に到底及びません。これでは、勝ったとも善戦したとも言えません。じっさい、前回の都議選よりも得票率は減っているのです。みんなコイケ一派に持っていかれたのです。(*0)

こんな調子では野党勢力というのは、選挙前の勢力をやっと維持したのにすぎないじゃーありませんか。ふがいないというか、頼りがないというか。無為無策というか。千載一遇のビッグ・チャンスをモノにできなかった。

コイケ一派の躍進というのは、大阪の住民ならずとも、”既視感”大ありの大衆迎合選挙、つまり、あのハシモト躍進と同じケースです。ハシモトがハチャメチャなことを口走ったあげくに投げ出したのと同じようにコイケ一派にも大きな危惧を抱きます。

と言いますのは、女性ですから、一見、あたりの柔らかさという点ではトクをしていますが、コイケの政治信条は、ハシモトやアベと同様に時代錯誤の国家主義というウルトラ右翼です。過去に「状況しだいでは核兵器保有もありうる」と発言にしている改憲、軍拡主義者であります。

noda.png


コイケの正体を体現している人物がいます。都議選後にコイケは”ファースト”代表を信任厚い知事特別秘書のノダ・カズサ(*1)に譲りました。この男が曲者です。

都下の地方市議を経て「東京維新の会」などというゲテものを作り、国選に立候補、落選。なのに議員時代のコイケの政策秘書、さらにアントニオ・イノキの政策秘書(*2)など渡り歩き、今回再び代表に返り咲いている。

inoda2.jpg


この人物がひどい。あろうことか、「現憲法は廃棄、大日本帝国憲法を復活」を持論に都議会に請願までしているし、現憲法では天皇は国民の家来みたいな存在になっているとか、シンタロウの尖閣列島買い上げに賛成、洋上視察もしている。いかがわしい政治屋だが、コイケとウマがあっている点で要注意人物。

こんな人物を重用していることからしても、コイケは、アベが進める戦前回帰を志向する信条の持ち主です。油断できません。彼女が都知事に転身した大きな理由は、総裁選でイシバ支持した結果、アベ政権で干されて、イナダやタカイチやマルカワらの後輩女性に比べて冷や飯をくったことの意趣返しと見られています。初の女性首相へ野心を隠さないだけに優遇のエサを見せられると、どう動くか。

仮に”ファースト”の勢いに乗じて、国政に進出するとしても、自民の補完勢力、あるいは政権を奪っても、目指す政治はアベと大同小異でしょう。

元防衛相です。自衛隊を憲法に明記するような改憲を牽引するのにちがいありません。戦後築き上げてきた民主主義の道を逆走する暴走車となることは間違いない。国民の命や生活、社会保障を守る政治を期待することは、八百屋で魚を求めるようなものです。

それにしても、野党は一体、どういうつもりで政党を作っているのか。せっかく順風の風が吹いているのに、多数派工作もしない、主導権を握る不断の地道な努力もしない。政権与党が明らかにぐらついている今、なんにも工夫をせずに権力の場が転がり込んでくるとでも思っているのか。

都議選の結果を見て思うことは、いまさらながら野党の力不足。多数派工作による連立や、二大政党による政権交代が開けるには道半ばどころではないということでした。

(写真はすべてGoogle画像検索から引用)

*0 東京都選挙管理委員会事務局 党派別得票率
   http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/election/togikai-all/togikai-sokuhou2017/

*1 ウイキペディア 野田数
   https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E7%94%B0%E6%95%B0

  ハフィントン
  http://www.huffingtonpost.jp/2017/07/03/kazusa-noda_n_17374158.html
  野田数氏とは? 都民ファーストの会・新代表は「日本国憲法は無効」の請願に賛成した過去

*2 アントニオ猪木氏 元秘書の野田数氏を公金着服で刑事告訴
   http://news.livedoor.com/article/detail/13079613/
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
プロフィール

tajifu

Author:tajifu

ブログ内検索
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる