三代目の馬鹿ボン

長く生きると、他人の家の三代を、この目で見ることになる。
バカはバカなりに、カシコ(、、、これは大阪方言かな、、、)はカシコなりの三代、である。

やんごとない家筋、家元制度のある職種や芸能の世界でも三代の移り変わりをじかに知ることができる。 松下幸四郎や林家三平、あるいは関口宏なんか、本人はもとより、二代目、三代目も見ていることになる。

政治家の世界も二代、三代目がゴミみたいに多い。よほど甘い汁が吸えるらしく、息子や孫にまで、その道を歩ませようと必死である。艱難辛苦に堪えて、なお得るところがないビジネスであれば、だれも後継者にさせたくないのが人情。だから、茶花や芸事と同じように、虚実ないまぜの名と役得やら実益やらがたっぷりあるに違いない。

そうした世界では、往々にして、「売家と唐様で書く三代目」という戯けた馬鹿ボンが生じる。岸信介、安倍晋太郎、アベ晋三の血筋も、そうである。三代目のアベの場合、教養不足が明らかなので、「売家と唐様では書けない」三代目であろう。


岸信介の名は学生時代、アンポ反対で何百遍、叫んだことか、出っ歯気味の面相、いまも鮮やかである。晋太郎は、元の勤め先の大先輩。当時、外務大臣。父方の安倍寛の血が濃いかったせいか、リベラルな面があった。次期総理なんて思惑が社内に広がっていて、退社して後塵を浴びようとした直近の先輩もいたから、よく知っている。晋太郎は若死にした。

そのあとが、戦後最悪の性悪首相こと、アベである。アベの唯一の功徳というのは、気の毒なことにアキエとの間に子がないことである。あれば4代目の顔が、すでに成人であってもおかしくないが、、、、どうせ養子なんかを取り、4代目を作るに違いないが、閑人はそこまで、この世にはいまい。

今回は三代目は世迷言を言うという話なので続けますが、岸からアベの間に、三代どころか、何人もの自民党の総理大臣がいたが、アベが発議を促している憲法改悪や一方的な閣議決定でもって容認してしまった集団的自衛権の行使(つまり、先年,強行採決した安保法制)について、歴代の自民党政権は、どう語っていたのか。国会でどう答弁していたのか。

それが一目でわかる写真を筑波大学の情報工学の教授がFB(フェイスブック)に投稿していましたので、下に引用して拡散したい。


119_2018012917381071b.jpg

こういう証言を集めたすぐれた労作をみると、アベが突出して危険な政策を打ち出していることが一目瞭然です。


アベが、なにがなんでも、がむしゃらに憲法を改悪をしたがるモチベーションというのは、一体なんなのか。70余年、他国の人を殺さず、自国民が1人も殺されないできた稀有な歴史を、どう考えているのか。


この国と国民を再び戦火にさらしてもいいじゃないか、という発想はなんのためなのか。理解に苦しむ。馬鹿ボンの異常な神経ではないか。

アベの口癖に「昨今の安全保障環境の悪化に対処して、、、」がありますが、対立や敵愾心を煽っているアベの方である。相手方が、核の傘というトラの威を借りた挑発であり、侮りと受け止めてもやむ得ないものの言いようである。


一体、北朝鮮や中国が、この国を襲ってくるとか、侵略してくるとか、そういう外患説の根拠なんなのか。かつて「ソ連の脅威」を煽っていたのに、冷戦終了後、脅威なんかなかった。脅威があると言っていた方が都合がよかったと述懐した防衛官僚がいた。だまされやすい民心を弄ぶ無分別である。


アベはあの北朝鮮に対するトランプの和戦両様の構えを抑える側にまわるのではなくて、先制攻撃もやむなしかのような発言で支持するのはなぜなのか。北朝鮮とアメリカが戦端を開けば、集団的自衛権の発動、即この国の参戦は避けられない。

国際社会の数多い為政者にあって、アベの立ち位置は、いまや異様な奇観ですらある。アベは「対話のための対話はムダだ」と口走るほど対話をしたかと言いたい。たとえば、拉致家族の窮状救済のために、どれほどの対話をしたというのか。拉致家族はもう明らかにアベのポジション・トークを見限っているではありませんか。

「元気なバカほど手がつけられない」といいますが、ほんとうにアベの進める先は、あぶない。目下、開会中の国会答弁をみていても、しょっちゅう、横見をしたり、何やら、うすら笑いをして、、、、。

改憲発議トンデモナイ

(少し長めになります。お許しを願います)

今年の内政のいちばんの課題は、アベにすれば、改憲発議だろう。
国民のおおかたは、そんなことよりも、社会保障の拡充や貧困の解消や雇用の安定を望んでいます。
アベの課題は不急不要のムリ筋の押し付けです。

アベによれば、自民党結党いらいの党是だそうだが、保守合同までは憲法護持でした。改憲を世をはばかりながら口にし出したのは、祖父の戦犯、岸信介のころからです。それでもその後、保守対革新が固定化した55年体制下では、改憲論議はおおぴっらにできなかったといってよい。

アベは党是だといい、占領下に押し付けられた憲法だから、改憲するとは常々口走るものの、今の憲法のどこが、どう不都合で、どこをどういうふうに改めたら、この国のためになるのですと、そんな噛んで含めるようなわかりやすい理屈、ないしは、理論でもって説明したことは、一度もありません。通算で6年も居座っていながら、たった一度もありません。

ただただ、アベが言っているのは、壊れたらレコードプレヤーのように、あるいは一つ覚えのオウムのように、カイケン、カイケンとわめくばかりです。つくつく思うことは、アベは本当に憲法を理解しているかという根本的な疑義について、です。おそらくまともに憲法全文を読んだことがないのではと推察されます。

そして、非常に気の毒なことをあからさまに言うようですが、アベのアタマでは、憲法のことなんか、なんにも理解していない、ほんとうになんにも知りもしないのではないか、ということです。

アベの人物像を俯瞰しても、彼が何事かを特別努力して報われた人、ひたすら苦労して今日ある地位を築づいた人、豊かな識見でもって尊敬される人、、、いかなるエライ人のケースを想像しても、どこにも思い当たるフシのないタダの人だからです。

他人より恵まれた家に生まれて、乳母日傘で育ったにすぎないのです。ですから憲法にだけ特化して博覧強記とか、造詣がことさらに深いというようなことは、あり得ないと考えるのがフツーの話です。

それでは、なんでアベが改憲の執着しているかと言えば、戦犯ながら、折からの冷戦が幸いしてアメリカのCIAの工作員になることと引き換えに放免された祖父、岸信介の情念を孫として果たしたいこと、自らを持ちあげてくれるコアである日本会議など国家主義者たちの支持に応えてみせたいこと、そして一番おおきな理由は、アメリカのご意向を過剰に忖度していること。この3点へのこだわりだと思います。

最後のアメリカへの忖度ですが、アメリカにすれば改憲しようが、しまいが、同盟国として軍事力の行使でもってアメリカの国益に寄与してくれる体制であれば、あとはどうでもいいことなんです。(*1) アメリカは先の大戦後、日本が民主主義のよき生徒になったのはアメリカの指導の効果だと信じているので、その指導教義である憲法を変えることには乗り気でないようです。

アベのこだわりのどこにも、国民の生活を豊かにし、しあわせ感が満ちた明るい暮らしを作ろうという為政者としての好ましい姿勢なんか垣間みられません。破れ鍋に綴蓋のようなアキエがかつて、大学の先生と対談したときに、アベは「なにか目に見えない力に動かされているような感じ」と話していたが、これはある意味、アタっています。(*2)

アベの能力でもってしては、一人歩きはムリなのです。後ろでアベをいいように洗脳し、操っている誰かがいます。昨年、とつぜん口走りだした「9条に自衛隊明記」説でも、アベが自発的に考えたものでなく、日本会議の政策プランナーの考えを鵜呑みしていることは、すでに明白になっています。

「後法優先」(*3)の法理でもってすれば、憲法に書き込みが成功すれば、条文として「戦争放棄」も「戦力不保持」も生き残っても、みんなチャラに解釈されて、晴れて地球の裏までも米軍の先兵(集団的自衛権の行使)になれます。アベがこういう狡猾で不実なことを思いつくアタマではないでしょう。

先の大日本帝国の終焉とともに焼け跡に放り出された多くの国民は国家に騙されたと嘆きましたが、映画監督、伊丹万作は「騙された方は愚か。ちゃんとした思考力、判断力がなかった己を悔いるべきだ」という趣旨の辛辣な批判をしています。(*4)二度とだまされないように、アベの改憲発議をみんなで粉砕しましょう。

おわりにアベのアタマを再見する画像を拾って紹介しましょう。

B6kz9iGCEAEItQj.jpg

震災地で子供たちに向けた励ましかなんかの、有名な?アベ自筆です。自分の出身大学につながる漢字さえ書けないことで、満天下をうならせた傑作です。再三、ネット上でも引用されています。「でんでん」と並んで甲乙つけがたい。

CtSHjVnUAAEmfGF.jpg

簡易な漢字にふり仮名がふってある演説原稿です。(水を飲む)とあることを忠実に実行しています。アキエのいう「動かされている」ところでしょう。

c67ab63646410459a8d4a501ac36901f.jpg

国連での演説草稿です。強調すべき点を赤で印をつけてもらっています。たぶん声高になるんでしょう。

26733465_972710742883245_8730830622801338818_n.jpg

拡大すると、やはり赤をあちこちに印づけていることがわかります。「顔あげて拍手を促す」との文字もあります。アキエがいう「動かされている」感満載です。笑止千万じゃないですか、みなさん!

こんなに手取り足取りされている程度の人物に平和憲法を蹂躙されるなんて、あってはならないことですね。


(写真はGOOGLE画像検索から引用)


*1 2017.10.16 http://www.mag2.com/p/news/309039
  田原総一朗氏が暴露。安倍首相「改憲する必要なくなった」の衝撃
 「憲法改正」に固執するような姿勢を見せてきた安倍総理。しかし、ジャーナリストの田原総一郎氏と昨年9月に会った際、総理は「憲法改正の必要はなくなった」と発言したといいます。その真意とは? 無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で政治に詳しい国際関係研究者の北野幸伯さんが、この発言の「裏の意図」について読み解いています。

安倍総理、「憲法改正は必要なくなった」と発言
日本、選挙戦が盛り上がっていますね。自民党も希望の党も、改憲に賛成。ということで、「消費税どうする?」が争点になっている。そんな中、面白い情報が出てきました。安倍総理が田原総一郎さんに、「憲法改正は必要なくなった」と言ったと。

安倍首相が田原総一朗氏に「憲法改正する必要なくなった」 昨年9月にジャーナリストの田原総一朗氏が13日、東京の外国特派員協会で会見し、昨年9月に安倍晋三首相に会った際、田原氏に「憲法改正する必要がまったくなくなった」と話したと明かした。

ええ??? 憲法改正は、総理の悲願ではありませんか??? もう少し詳細を。
その理由について、安倍政権が集団的自衛権の一部行使容認を決めるまでは、アメリカ側は「やいのやいのとうるさい」(田原氏)状態だったが、「集団的自衛権の行使を決めたらアメリカはまったく何も言わなくなった。満足したのだろう。だから憲法改正をする必要はない」と安倍首相は語ったという。
(同上)

「集団的自衛権の行使を決めたらアメリカはまったく何も言わなくなった。満足したのだろう。だから憲法改正をする必要はない」
なるほど~~~。アメリカは、「集団的自衛権行使」を望んでいただけだと。(以下略)

*2 http://blogos.com/article/197071/
BLOGOS
「日本の精神性が世界をリードしていかないと地球が終わる」 安倍昭恵氏インタビュー

*3 http://article9.jp/wordpress/?p=8739
   澤藤統一郎の憲法日記
   「後法は前法を破る」―9条3項の新設は2項を破ることになる。

*4 http://www.aozora.gr.jp/cards/000231/files/43873_23111.html
   戦争責任の問題 伊丹万作
  一部引用
  「そしてだまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになつてしまつていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。」


  


焼き場に立つ少年

ff.jpg


今年の年頭を飾るのにふさわしい写真です。ふさわしいというのには、悲しすぎる一枚です。胸がつまる写真ですが、再びこのような写真を生み出す道へ突き進むこの国に対して年頭の戒めとして、ぜひ載せておきたい。

ナガサキに原爆投下後の夏、上陸したアメリカ兵、ジョー・オダネルが撮影したまま、長く秘匿していたが、90年代に公開されて世界に大きな衝撃を与えた写真です。

おおかたの皆さんには既視感があるはずですが、あらためて陽の目を浴びたのは、昨年からローマ法王が「戦争が生んだ結果」(*1)というメッセージを添えて、世界に拡散するように推奨したからです。

10才くらいの少年が亡くなった弟を背中に負い、焼き場で順番を待っています。直立不動、唇をかみしめて、血がにじんでいたとオダネルは証言しています。悲しみを見せず、直立不動の姿勢に、当時の凝り固まった軍国主義の影響が幼い心にもろに表れていて、いっそうむなしく、いじらしく、哀れです。

オダネルが撮影当時を振り返った記録があります。長いですが、引用させてもらいます。
「焼き場に立つ少年」 (1945年長崎の爆心地にて)
 

佐世保から長崎に入った私は、小高い丘の上から下を眺めていました。

すると、白いマスクをかけた男達が目に入りました。

男達は、60センチ程の深さにえぐった穴のそばで、作業をしていました。

荷車に山積みにした死体を、石灰の燃える穴の中に、次々と入れていたのです。



10歳ぐらいの少年が、歩いてくるのが目に留まりました。

おんぶひもをたすきにかけて、幼子を背中に背負っています。

弟や妹をおぶしたまま、広っぱで遊んでいる子供の姿は、当時の日本でよく目にする光景でした。

しかし、この少年の様子は、はっきりと違っています。

重大な目的を持ってこの焼き場にやってきたという、強い意志が感じられました。

しかも裸足です。

少年は、焼き場のふちまで来ると、硬い表情で、目を凝らして立ち尽くしています。

背中の赤ん坊は、ぐっすり眠っているのか、首を後ろにのけぞらせたままです。



少年は焼き場のふちに、5分か10分、立っていたでしょうか。

白いマスクの男達がおもむろに近づき、ゆっくりとおんぶひもを解き始めました。

この時私は、背中の幼子が既に死んでいる事に、初めて気付いたのです。

男達は、幼子の手と足を持つと、ゆっくりと葬るように、焼き場の熱い灰の上に横たえました。



まず幼い肉体が火に溶ける、ジューという音がしました。

それから、まばゆい程の炎が、さっと舞い立ちました。

真っ赤な夕日のような炎は、直立不動の少年のまだあどけない頬を、赤く照らしました。

その時です。

炎を食い入るように見つめる少年の唇に、血がにじんでいるのに気が付いたのは。

少年が、あまりきつく噛み締めている為、唇の血は流れる事もなく、ただ少年の下唇に、赤くにじんでいました。


(*2)

 戦力は、これを保持しない憲法を持つこの国のアベ政権は、ついに「空母」やステルス戦闘機を装備するまで軍事力を拡大させています。空母やステルス戦闘機は、もはや攻撃型装備の典型であって、専守防衛の国是を明白に違反しています。

トランプ指揮下に服従する”アベ戦闘部隊”は、すでに各地で写真にあるような少年を生み出す寸前まで歩を進めてきた感があります。モリ・カケで逃げ回るアベをことしこそ追討しなければ、ほんとうに「この少年像」が現実になります。この国にローマ法王はいいないのか。

(写真はGOOGLE画像検索引用)


(*1)2018年1月5日 朝日新聞電子版
          (天声人語)焼き場に立つ少年
https://www.asahi.com/articles/DA3S13300447.html?jumpUrl=http%253A%252F%252Fdigital.asahi.com%252Farticles%252FDA3S13300447.html%253F_requesturl%253Darticles%252FDA3S13300447.html%2526amp%253Brm%253D150

(*2)ウインザー通信
 http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/d1c013638e8e33d9c2619d0181b6ed54
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
プロフィール

tajifu

Author:tajifu

ブログ内検索
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる