アナクロ

ラジオやテレビを視聴していて、耳ざわりな表現に出会う。最近聞いた話についてここでは二つ取り上げてみよう。

NHKのラジオでリスナーからのメールを読んで、それに応えながら、あれやこれや話題をすすめている番組。女性が結婚したという話で、男性アナはそれはよかった、もう入籍がすんだのでしょうね、などと入籍という言葉を使っていた。

今の民法では、男女が結婚すれば、それぞれの実家?から独立して新戸籍を作るから入籍とはいわない。この言葉は家父長制度に基づく長子相続が生きていた戦前の女(あるいは婿養子)の婚姻に使われたもので、家に入れてやるという意味を持つ。いまだにスポーツ紙や女性雑誌などは、選手やタレントの婚姻を好んで{入籍}を使っているのは、どういうわけかな。時代錯誤。

フィギュア国別選手権をいうスケート競技をTVでみていたら、アナがしきりに「国の威信をかけ、、、」と絶叫する。こういっちゃなんだが、たかがスポーツ競技になぜかくも国威宣揚、国家威信の発揮が過剰にに期待されるのか、不可解。各国選手が持てる力を存分に発揮して、その結果、成績が決まればいいこと。こうしたナショナリズムを煽るような表現は不要である。

アナの絶叫のなかには単に番組への興味を煽り、視聴率をあげるための方便といったニュアンスがあるだけに余計具合が悪い。これだけ叫びたてて、悪い結果が出たとしても、だれも国家の威信なるものが低下したなんて思っていない。スポーツ競技の勝敗で、国家の名誉や威信が計られるものでないことくらい、みんな知っているのに。

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