死ぬ気でやれ

バンクーバー五輪、最終のスケート競技、あまり見かけない女性三人団体のチームでタイムを競うあれ、パシュートとか。

日本勢の3人組に対して五輪団長の橋本某が応援に来て、選手たちに「死ぬ気でやれ」と叱咤激励したとニュースが伝えている。

スポーツ団体や選手の神がかりな精神主義、一言で言えば、体育会系のアホらしい根性主義をよく見聞するが、ほんと笑っちゃうな、いまもってこんな大時代錯誤の励まし方をするのか。

これは多分、生きて帰るな、虜囚の辱めを受けるな、受けるくらいなら自死を覚悟せよ、といった戦時下の旧軍の兵の心得みたいなことの流れが生きているのだろうな。勝負事の最たるもの、つまり戦争での悪しき精神主義が、競技スポーツに取り込まれたのに違いない。とてもフェアープレイでもてる力を悔いなく出せ、というレベルの話ではない。


橋本某は、思い切ってベストを尽くせと要請したつもりなんだろうが、もうちょっと別の言い方での励ます言葉がないのか。日頃の練習の成果を存分に出せばいいこと。死ぬの生きるの、という次元の問題ではない。橋本某自身は元スケート選手なんだが、彼女が現役のころのやり方と、多分同じなんだろうな。スポーツの清々しい効用は特別なものがあるけれで、スポーツ界にはびこる、このつまらん根性一辺倒主義はなんとか、ならんのかな。

本来、伸びる選手が、これでダメになった例が多いことだろうと推察される。

コメントの投稿

非公開コメント

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
プロフィール

tajifu

Author:tajifu

ブログ内検索
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる