センバツは中止を、石原知事は引退を

その一、大地震、大津波、原発放射線の拡散、、3・11から6日目。いまなお行方不明二万人強という東北関東大震災。救援救命、再建復興へ全国民が憂慮している事態は進行中なのに、センバツ高校野球を開くかどうか、大会本部は18日に決めると言っている。

「被災者へ夢と希望を」などとキレイごとを言って逡巡しているときでない。きっぱりやめるべきだ。それでこそ、普段、大会本部が主張している「教育に一環」であり、見識であると考える。

神戸淡路大震災のときは強行したが、あれとは事情が違いすぎて参考にならない。まず事態発生と大会開催とが時間的に近接していて、事態が落ち着きを取り戻していないし、被災者の心身が癒されていない。被災者、破壊された人、地域が大規模すぎ、当面明るい光がさす環境ではない。地震は、なお余震が終わらず、原発事故の鎮静化の目途がない。電力事情も交通事情ひっ迫しており、無用の消費、無用の御邪魔往来を行うべきでない。

スポーツの効用について十分に積極的に肩入れする者だが、それでも今回の深刻な事態にあっては、こういうときには、しょせん「たかが野球」にすぎないと思いたい。救援活動や再建活動をよそに高校生たちが「明るく楽しく」野球をエンジョイするのは、生活が根こそぎ奪われて避難所にいる43万人の気持を逆撫でする。不眠不休、徹夜の救援活動をしている人々の共感を得られまい。

この際「たかが野球」の分に相応しく、大会本部は開催を中止すべきである。だいいちTV実況放送のような大会支援が可能かどうか。仮に被災地状況を抜きに「投げました」「打ちました」とノー天気な放送がなじむかどうか。

そのニ、この大震災を天罰だと石原知事が、また暴言を吐いた。被災者は天罰だと言われて、慨嘆、憤慨している。仏教にもキリスト教にも十戒と言われる罪があるが、被災者の人々が、どんな罪を犯したというのか、。さすがに石原知事は翌日、謝罪したが、再三、激越な言辞で、差別や偏見発言を繰り返す、この人物はもう引退すべきである。78歳にして4選を目指すというが、老害に極みである。

センセーショナル小説で世間の瞠目を浴びて世に出たせいか、この人は激越言辞が習い性になっているが、小説家の資質と政治家の天賦とは別もの。人材難でこの人を担ぐ自民党も、対抗人物の擁立もはかばかしくない民主党もふがいない話である。

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