大阪市長、府知事選挙世論調査

今朝の新聞報道(電子版を含む)によると、大阪府知事、大阪市長選挙の世論調査の結果を発表しています。
それによると、朝日、毎日、読売の三紙は、そろって知事選ではマツイ、市長選ではハシ下が先行しているとありました。

ハシ下を支持しない立場ですので、この世論調査の結果に大変残念なことです。ただ、選挙戦はまだ、あと6日ありますし、各紙とも「まだどちらとも決めていない」人が多くいると伝えている。これは事実がそうであろう。今ひとつは世論調査の結果はフタを開けて、違った結果になったときの、調査側に具合のいいエクスキューズになるものだ。いわゆる浮動票というのは、本気で決めかねている人もいれば、気まぐれな気分の有権者もふくんでいるし、意外にそういう有権者の数が多いのです。そういう有権者は流動的なのです。

こうした選挙世論調査は、自身でも携わったことがあります。一つの選挙選で、各紙の結果が正反対になったことも経験しました。国レベルの選挙でも、事前の輿論調査とまったく異なった結果が出たこともありますから、この手の世論調査には全幅の信頼は置けない。選挙戦途中の形勢判断の一つの資料にすぎないと思っています。

それにしても、TVタレント人気に頼り、刺激的、攻撃的な言説で世間を煽るやり方が、有権者にとって耳に心地よいというのは、アブナイな。あの人なら、なんかしてくれるかもしれないと思うのかな。知事時代でも、言いたい放題でマスコミの注目を浴びたけれど、大きな借金財政を残しただけで、あとは放り出している。それにもかかわらず、一定の支持を集めているのは、不景気や閉塞感が強い憂世に、チカラ強いヒーローを待望する気分が蔓延しているのかもしれない。

改めて思うのは、マスコミ露出度の高い者が、知名度で優位に立ってしまうという情報化時代の状況ですね。選挙という方法が人気投票に変質していることは周知の事実。その意味では、選挙はもはやスタート前からマスコミ知名度のあるものが優位にあり、平等公平なスタートではありえないことになっていますね。

そういう選挙で選ばれた者が、全ての民意は、我にありと勘違いする。そして勝手な言説や提案をしても、民意の現れだと強弁すれば、仕方なく受け入れざるを得ないときがある。なぜなら、選挙で指導者を選ぶという方法の筋論では、そうになるからである。仮につまらんヤツが選ばれても、それは民意の断片である。ほかに有効な民意をうつす選び方がないんですね、いまのところ。

そんな空虚な風に当たらぬところで暮らしたいものです。

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