古書市体験

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パソコン仲間の主婦が趣味の陶芸品などを展示販売することになり、小さなお店を出します。

地元のNPO法人が主催する町おこしの古書市なのですが、その話に厚かましく乗りまして、お店に居候参加させてもらいました。出店の決まりはリンゴ箱ひと箱を土台に、商品の半分は古本であることくらい。あとは木工や陶器、衣類、手芸品など雑貨を並べていいことになっています。気分はフリーマーケットみたい。

さて、屋外での出店ですから、空模様がいちばん気になりました。あいにく五月の薫風というわけにはいきませんでしたが、まずまずのお天気。主催者側に指定された旧家に行きましたところ、立派な門構えをくぐった入口が提供されました。

主婦の娘さんの大学生といっしょに紙箱を重ねて、粘着テープで強化して陳列ケースをつくります。ときおり一陣の風が吹きますと、倒れそうになります。ヒヤヒヤのインスタント・ショップです。私は自著や人様の山の本を並べました。また木工作家からお預かりしてきたケータイストラップや杉の木で作った箸も並べました。大学生はお手製のペンダント、御椀のような器など陶芸品をていねいに陳列しました。

開催は朝10時から16時まで。飾りつけが終わったころは、もう開店時間に入ってました。さて、ここからが正念場です。私はサラリーマン時代を通じても、対面でモノを売ったりしたことはありませんので、お客さんとの応対は楽しみでもあり、不安でもあります。

最初にサイクリング途中の男性二人が入ってきて、あれこれ見たあと、山歩きにも興味があるなあと言いながら、本を手に取って、中身をペラペラめくります。このとき大学生がいいタイミングで、その本はここにいる人が書いたものですよ、と声をかけてくれまして、それをきっかけに購買決定。二人とも買ってくれましたね。これはまことにドキドキするような嬉しい成り行きでしたね。むろん、新本ですけれど、古本市の趣旨にあわせて、定価よりも格段の安い値段でした。まあ、今回は儲ける気がない、ビジネスではありませんので、それでも十分、面白く、楽しかった。

主婦と大学生の方は、せっせと創ってきた陶芸の作品が、よく売れました。並べた文庫本や、そのブックカバーなどよりも、陶芸品が売れましたので、納得の様子でした。居候としては、大家さんがうまく行って貰わないと、とても困りますのですが、それはまったく大丈夫でした。

こうして、一日古本市を体験しました。私の成果に限って言えば、自著8冊、人さまの本1冊が売れました。じっくり時間をかけて陶芸品をためすすがめつして、お買い上げかなと思うと、手を離してゆくお客さん、パッとみて即決するお客さん。いまさらながら、人は様々ですね。ただ、腕のいい販売員になるコツというか、感じはよくわかったような、お店ごっこ体験でした。

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                             (写真はエンピツ画ふうに加工しています)

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