オスプレイ

垂直離発着陸機、オスプレイがまもなく岩国にやってきます。世界のあちこちで墜落事故を繰り返すフダつきの悪ガキとも言うべきものです。それが12機も積んだ米軍の船でやってきます。日本国内で、まったく歓迎されず、あらかた拒絶反応が起きている最新鋭機が受け入れ論議を無視してアメリカをすでに出発している。これをみても米軍の意向は、ハナから強硬であって、国内事情を勘案する気など毛頭ないわけです。森本新防衛大臣は、気の毒なことに釈明に追われています。

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(写真はウイキぺディア引用)

沖縄の普天間基地に米軍再編のシンボルとして配備されるオスプレイは、ヘリコプターのように垂直離発着できるし、ホバリング(空中停止)も意のまま、そのうえ、従来の戦闘機ではムリだった地形の変化に合わせて飛行を自在に変えることができ、しかも兵員輸送も大量に搬送できるというもの。性能を聞いただけでも、軍用機としてはすぐれものにちがいないと思いますが、同時にこんなに欲張ったなら、機能の欠陥も多かろうと素人は思うものです。なんせ多機能の家電やパソコンは故障が多く、ロクなことがないからです。

日米安保条約の根本はこうです。
アメリカは日本を軍事力で守る(守るフリをする)。
日本は軍事力でアメリカを守れない。
その代わり、日本はアメリカが守りやすいように全国どこでも基地をはじめ資金、資材提供、陸海空マリンが自由に駐留できる
、、、、、、というものです。

こういう取り決めですから、アメリカにとっては、オスプレイ配備計画なんか自明の条約履行行為だと思っているのに違いありません。日本にとっても国の根幹部分にあたる安全保障をアメリカにおんぶにだっこしてもらうわで、こんなラクなことはない。戦後ずっと日本の政治家にしろ外務省や防衛省(庁)のお役人にしろ、なんにもせずにメシが食えたわけです。

日本国内の事情の変化で基地反対、兵器配備反対という声は上がるたびに、いいよ、いいよという男女の関係になっていて、なんで今さら拒むねんと、と思っている男の気持ちといっしょみたいに感じているですね、アメリカは。なんでこんな話の行き違いが起こりまんねん、ひょっとしたら、日本政府はカゲで国民に反米感情を煽っているんのとちゃうか。そうでないなら、条約通りに日本政府は国民を説得せんかい、とアメリカは不信感を募らせているにちがいありません。なぜか大阪弁ですが、、、。

戦後一貫して変わらぬものは数少なくなりましたが、このアメリカ追従主義、とくに国防の問題についてはアメリカの言うがままにアメリカの世界戦略一環に組み込まれていますのが、日本政府の国防、安全保障の分野です。まあ、国家にとっては、一番の重要事項ですね。それをアメリカまかせ。敗戦後はもちろん、長い冷戦中も、冷戦が終われば、こんどは北東アジアからアフリカの端まであまねくアメリカのプレゼンスが行き届く配慮を日本政府は行っています。日本という国は、軍事的には完全にアメリカの属国ですね。

日本の政財界は、それでもって日本の安心安全が維持されていいじゃん、その間にせっせと儲かればいいじゃん、という功利的な人たちで占められています。沖縄でオアスプレイが墜落したら、、、なんて、想定外のことと考えが及ばないか、及ばなかった、と言い訳するつもりの人たちで占められています。

まったくなんの成算もなしに「普天間を国外、少なくとも県外移転」などと言って場当たり計画で迷走したあげく自滅したハトヤマ元首相。ほんと信じられないようなバカだったが、その沖縄の負担軽減をなんとかしようと考えた中学生のようなナイーブな初心自体は間違っていない。そのような初心と権謀術数をこらしてアメリカから日本の矜持を奪い返せる政治家はいないのか。

もしやもしや、岩国や沖縄でオスプレイが日本国民に犠牲者が出るような事故を起こしたら、政権は吹っ飛ぶだろう。アメリカのたった一機で命運を握られる日本の政権!!

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