『コーチカーター』を見る


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アメリカ映画はサクセスストリーが好きだ。
これは、ぼろっちょい負けてばかりの高校バスケット部に
先輩で、かつては有名選手だった黒人コーチ、カーターが
就任してから、いろいろな紆余曲折があったのち、洲大会
にまで進出できる、強いチームになる話だ。

こういうと、スポーツ根性ものを思いうかべるだろうが、
根性ものの背景に人種差別、学歴社会が根強いアメリカ
社会で一人前になるために、スポーツが大変大きな足場を
提供していることが分かる話だ。

コーチが鍛えるのに一生懸命になるのは、地域の貧しく
て荒んだ環境のままにいると、子どもたち社会の堕ちこ
ぼれから決して救われないからだ。カーターは言う。

この高校の卒業生は職もなく、3割は、犯罪に走り逮捕さ
れていると。カーターはバスケに上達して、大学へ奨学金
をもらって進学することだと繰り返す。カーターは選手
たちと三つの契約を交わす。

必ず授業に出席して一番前の席に座る
成績の平均得点を2・3以上にあげること(5段階評価かな)
試合の日にはネクタイをすること

練習が始まる。麻薬密売の手を出す選手、授業をサボる選手、
成績が上がらぬ選手、、、。カーターは厳しいペナルティー
や体育館の閉鎖などで対抗するが、これに対して学校側や保
護者からの激しい反発が噴出し、一時は辞任を迫られる窮地へ。

カリフォルニア洲リッチモンド高校の実話の基づいたもので、
エンドの字幕で選手のうち六人は、それぞれ名のある大学や
士官学校の進学したとある。アメリカの学歴社会は、日本以
上にがっちりと固い。大学卒は生きていく大きな投資のよう
である。貧しい黒人の生徒が泥沼から這い上がる道は、スポ
ーツか芸能であることが分かる。

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