維新大失速

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9月30日付け朝日新聞朝刊に、このような意見広告が掲載されました。スポンサーは、弁護士が代表をつとめる市民団体で、主な主唱者は、日弁連の前会長・宇都宮健児、評論家・佐高信、大阪市大名誉教授・宮本憲一の三氏。

一介の地方自治体の首長(つい先だって国政政党、日本維新の会代表に座ったばかり)の行政のありように、これほど大きな意見広告で異議を唱えたには前代未聞じゃないかな。しかも、錚々たるオピニオンリーダーが顔を並べて。

「天も地も思想調査に凍りつく 橋下行政に異議あり」と大見出しがあり、ついで

弱いものいじめをしないで!
文化を破壊しないで!
個人の基本的人権を侵害しないで!

と小見出しで訴えている。

大阪府知事、ついで大阪市長に就任していらい4年強になるが、府と市でやってきた彼の暴政に真正面から、ノ―を突き付けた意見広告である。このブログでは、ハシモトの歪んだ性格と表裏一体のデマゴーグとインチキ行政を批判してきたので、大いに賛同しましましたね。

先月初めに相次いだ朝日、読売新聞の世論調査で、比例代表制での政党での支持率が、前者3%、後者2%と大ダウン、自民、民主の両党がともに10%以上という結果から推すと、右肩上がりで上昇し続けた維新人気は、ついに失速したことを示すデータだった。さらに維新に特別好意的な理解を示していたフジTVの調査では、4・8%と同社の前回調査の半減、そして10月1日付け毎日新聞では8%とあった。(自民25%、民主11%)

日の出の勢いで人気上昇を続けていたハシモトになぜ陰りが出てきたか、という点について各紙や識者は、

国政へ進出しないという約束をホゴにした。この例のようにハシモトは場当たりな人気取りの発言が多すぎて、前言撤回、ひるがえし多い。首長にすぎないのに、国政や外交・安保にまで見境なく口出ししているが、見当外れが多い。

政党化に参集した国会議員は、維新人気にすり寄る雑魚ばかりで、国民から一応の評価を受けているような人物はソッポを向いた。また国政議員候補に上がる名前が東国原とか横浜投げ出し市長の中田とか、キズものが目立つ。

国会議員公開討論会では、ハシモトの面接場所にすぎなかった。維新の会というのは、いまさらながらハシモトの独裁ワンマン商店であり、国政政党としての体をなしていない。極右的発言ではアベのお株を奪われている

というような論評であった。

これらは、とりあえずハシモト維新の政策、姿勢の枠内だが、この意見広告のトップ見出しにあるように、ハシモトは弱い立場の者への容赦ない偏執的な人身攻撃をやって反省しない、それどころか批判に対しては激情を顕わに
罵詈雑言で報いる。憲法と基本的人権を守る立場の法曹資格を持つとは思えない。彼を正面から批判する人たちのなかに同業の弁護士が多いというのも、いかに彼が逸脱しているかを表している。ハシモトは心が病んでいるのでないかと危惧されるほど異様な性格だ。

このような人物を時代をリードするかのように持ち上げてやまなかったTVはじめマスコミ報道の責任は重い。社会を危うくするミスリードだった。いま一つは、TVでいいこと言っている、カッコいいこと言っているから、なにかやってくれる人だと、簡単に催眠状態に陥った大阪府・市の有権者にも選んだ責任も大きい。哲学者、摘菜収さんは、ハシモト旋風というのは、バカなハシモトをバカな層が支えたとつかの間の出来事と一蹴している。お笑い芸人を野郎自大(自らの力量も知らずに威張りまくること)にしてしまった責任は、ハシモトの好きな言葉「民意」にある。

これら一連の支持率下落をきっかけにハシモト維新の会が坂道を下ってゆくことを期待したい。それがほんとうにニッポンのためになる。

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