『猿の惑星』を見ての


saru



四十数年まえの画期的なSF映画をNHKBSがやっていたので見た。宇宙船の故障で他の惑星に不時着した一行三人が見たのは、猿の社会だった。彼らは猿の軍団の捕虜になったことから、猿社会の模様が描かれる。人間社会と同じようにかなり程度の高い社会を形成し、言語を話し、司法制度もあると言った具合。猿のメイクは非常にうまくできていて、マスクをかぶっているとは思えない眼や口の動きの精巧さに驚く。

SFは、稚拙で子ども試しみたいところがあったり、やたらに先端科学を
駆使して荒唐無稽すぎることもあって、あまり見ないが、この『猿の惑星』と『2001年宇宙の旅』は、草分けだったから印象が深い。

ところで、脈絡がいい加減話だが、猿の映像を見ていて、捕らわれた人間の女性の名前がノバということから、連想が飛躍した。過剰投資とかで倒産した駅前留学の英会話学校「NOVA=ノバ」という学校名は、この女性の名前にちなんだのではないか。

ノバ役はリンダ・ハソンという、大変な美人女優である。会話学校の創業者の名前は猿橋望という男。猿とノバが結びつく。学校は夢を未来に実現しようをキャッチフレーズにしていたから、まんざら外れていないかもしれない。ノバとはラテン語で、「新しい」という意味があり、天文学でハイパーノバというと、「超新星」のことを指すというから、創業者、猿橋の頭に『猿の惑星』があったかもねと思う。

『猿の惑星』の公開は、1968年。その後、四作ほどがシリーズ化された。NOVA(はじめはカタカナ表記)は1981年創立。猿橋は1951年
生まれだから、『猿の惑星』を十代のころ見たかもしれない。夢を持って、いいところに道を開拓した男であったが、増長の末、墜落してしまった。猿の惑星から地球に帰還したノバら男女が見たのは、荒廃した大地に残る自由の女神の壊れた半身像であった。
猿橋は、何を見たかな。


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