閑話休題

この欄の読者だとおっしゃってくださる年配の女性が、「このごろ腹の立つことばかりやねえ」と嘆いていました。ひさしぶりに顔を合わせたとき、最近、この欄の更新が滞っていることを按じてくれているのです。

政治のことも経済のことも、あるいは世間の出来事にしても、茶の間の話題にも、楽しいことや夢のあることがほとんどないのです。書けば、それらの愚痴やため息、腹からの非難、批判になりそうです。

なにかしら、曖昧模糊な前途や、先行き暗くなるのが,自明だと思う成り行きが多くて、胸の内にある気分でいえば、うっとおしく、やるせなく、バカバカしく、そして腹ただしいのですね。

思えば、いつの時代でも、前途が明るく、夢を語り、希望を持てるという桃源郷のような状況はなかった。短くも長い我が人生においても、鼓腹撃壌というときはなかった。まっすぐな道は一度もなく、いつも紆余曲折の低空飛行をしてきた。先が見えなかった。

フランス映画の登場人物がよく口にするセリフでいえば、「それが人生だ」ということになるのか。一神教の篤い信者であれば、「すべて神の思し召し」ということになるのだろうか。われら日本人がよく言う言葉でいえば、「なるようにしかならない」「仕方がない」ということになるのだろか。いささか、最近、欝気分です。

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