今季の阪神タイガース

マー君の楽天が「金権巨人」をやっつけて日本一になり、今季のプロ野球は先ごろ終わりました。
我が愛する阪神タイガースは、巨人に大差をつけられて2位となり、クライマックスシリーズでは、なんと3位広島に連敗する始末。このうえなく情けないエンディングでした。

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一年を振りかえって総括しますと、選手は多少覇気に欠けるところが見受けられましたが、他チームに伍してよく頑張ったと思います。首位を奪えなかった最大の敗因は、ワダ監督の無策の采配とコーチ陣の誤った指導にあります。ここ一番に適切な作戦と実行できませんでした。監督とコーチの采配によって勝つことは滅多にありませんが、負けることはしょっちゅうです。ワダ監督とコーチ陣の投手起用、打線の組み方、試合運びにことごとく無策だったのが今季の成績を表しています。

投手陣で言いますと、防御率ではリーグ・ベスト10位までの2,3、4位を能見、スタンリッジ、メッセンジャーで占めています。驚異的な好成績です。トップの広島・前田と5位のヤクルト・小川とともに防御率2レベルという素晴らしいものです。

先発陣は、この三人のほか藤浪が比較的ローテションを守りました。藤浪には過度の期待が寄せられたのですが、ルーキーの結果としてはよかったと云えましょう。なかでもメッセンジャーは最多奪三振です。どこのチームよりも遜色のない先発投手陣でありました。

一方、打つ方ではベスト10位までに4位マートン、7位西岡、9位鳥谷と3人が入りました。チーム打率は2割2分5厘とあって、リーグ3位なのですが、本塁打はわずか82本で最低、総得点数も5位という結果です。

これらのデータかわかることは、マートン、西岡、鳥谷が攻撃の流れとは無関係に散発的に勝手にヒットを打ったということで、打撃陣に繋がりがなかった。もちろん、一発のホームラン攻撃も著しく少なかった。本塁打がリーグ最低という破壊力の無さが響きました。要の4番打者が良太、マートン、新井、鳥谷と目まぐるしく変わったのは、他球団にないアホらしさでした。相手投手に威圧感のない打線でした。なかでも期待外れだったのは福留の不調です。福留はあきらかに旬をとっくに過ぎています。

このことから言えるのは、先発投手陣が中盤までは好投しているのにも関わらず、打撃面の援護がないまま、中継ぎ投手陣が打たれて負けるという構図です。接戦で戦いながら、勢いが尻すぼみ状態で負ける。そんな試合を、この一年、イヤというほど見せられた。

だれが見ていても、打線の援護力不足、中継ぎ投手陣の力不足ですが、この成り行きが、シーズン当初から見られながらワダ監督は無策でした。初回からヒットの走者を二塁へ送りバントといった高校野球なみの消極的な作戦を取っていました。

打撃コーチ陣でいえば、たとえば外角低めが打てない新井兄を結局、修正できませんでした。投手コーチ陣でいえば、久保の資質を見抜けないままクロザーにこだわり、シーズン序盤の勢いを止めました。プロとしての技量の向上に尽くしませんでした。

いったい、なにやってんねん、高い報酬もらって!! というフアンの怒りを買うばかりでした。

来期に向けて、ぜひ一発の脅威を秘めた大砲の補強と中継ぎ陣の補強なり、育成なりを目指してほしいものです。要望しながらも、なんとなく諦めてしまうのが阪神フアンの通弊です。ほとんどなんの実績もない中村をGMに据えたりして、ほんとうにチーム戦力を強化するつもりがあるのかどうか。

だいたい阪神球団そのものは、勝つ気でチームを運営しているのか、儲かりさえすればいいと運営しているのか怪しい体質を持ち続けています。球団創設78年の老舗が日本一になったのは、1985年の吉田義男監督の時、ただ一度にすぎません。創業9年の楽天が今季、日本一に上り詰めたことを思えば、いかに阪神球団は真摯な努力を怠っていていながら、熱狂的なフアンに支えられている、というケッタイな、わけのわからんチームだということを表しています。

今季はスタンドでの観客動員数が何年ぶりかで300万人の大台を割ったといいます。関連会社のホテルズに大量の長期にわたる食品偽装が発覚、長年の顧客をバカにしていた報いが露見しましたが、老舗球団タイガースはいつまでフアンの期待に応えないのかな。

(写真はGoogle引用)

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