ネズミと「落ち目のアイドル」

先ごろ、維新の会の東国原英夫イコールそのまんま東(近畿比例区)が離党、議員も辞職しました。

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ハシモトの勢いに浮かれて誘蛾灯に集まる蛾のように群れていたが、維新は、古くさい喩えで言えば、釣瓶落としの秋の陽みたいに凋落するわ、当人は維新のなかでタダの陣笠扱いだわにイヤ気がさしたようだが、それは表の理由。

本当の狙いは、自業自得で辞任まもなしと観測されるイノセ都知事の後釜か、再び郷土、宮崎県の知事選か、両にらみか二股狙いの準備工作と大方の者が見ている通りにちがいない。この点、まことにわかりやすいが、ふざけた狙いで、国会議員を1年で袖にしている。こんな男にざっと3千万円の税金の無駄使いです。

辞める理由を彼の公式ブログ「そのまんま日記」に掲載しています。

2013-12-11
ご報告
 本日、党に離党届を提出させて頂くこととなりました。尚、この届け出が受理されれば、私は比例選出でありますので、当然、議席はお返し(=議員辞職)したいと思っております。
 理由としては以下の通りであります。

① 党の原点回帰・刷新が今のところ又は今後とも困難であると思われること。
 今年6月30日、広島で橋下共同代表と食事をしながら意見交換をさせて頂きました。その時、党の原点回帰と刷新、解党的出直し等について進言させて頂きましたが、私の力不足も勿論ありますが、その後、遅々として進んでいません。

 維新結党時から、維新の原点である理念、政策、方向性等が残念ながら変質・変容している感が否めません(少なくとも私の理念や政策、方針とは乖離して来ました)。

(※例えば、この度の秘密保護法案等に関しても、今回は党のルールに従い、合同部会の多数決に従いましたが、個人的には「審議時間が足りない。継続・慎重審議をすべき。当初、維新が提案した修正案に妥協や歩み寄りをすべきではなかった」という考えです。そして、党のルールに従えなければ、党を辞めるべきであるとも考えております。今回は従いましたが、次回から従える自信がありません)

② 党内の東西二元体制の弊害、党内(特に国会議員団)のマネジメント・ガバナンス、運営、政策決定プロセス、多数決の原理等が今一つ有機的に機能していないと思われます。私も私なりに改革・改善すべく、微力ながらこれまで発言・主張・行動をとって参りましたが届かず、不本意ながら今日までに改革・改善されたとは言い難い状況であります。

③ 日本維新の会の中で、私の一定の役割は終わったと考えております(ていうか、最初から余り役に立っていないですが(笑))。

④今年の6月30日、橋下氏からある重大な意思・決意を伺いました。その事を今回(12月10日)再度確認させて頂きました。尚、相手のあることなので、その詳細についての言及は差し控えます。

⑤ 略
 これまで、熟慮に熟慮を重ね、以上の理由(特に④が大きい)等をもちまして今回の結論・決断に至った次第であります。皆様方におかれましては、どうかお心広くご理解・ご配慮を賜りますことを切にお願い申し上げる次第です。      
以上、ご報告です。



この「ご報告」について、彼の芸人時代の師匠である北野(ビート)たけしは、すでに4カ月前に「にゅーすぽすとせぶん」で こう言っています。

「この先、維新の会がどうなるかを予測するには、東国原の動きをよ~く見ておくのが一番だよ。あいつほど、こういうことに鼻が利くヤツはいないんだから」

「よく、大天災の直前に鳥やら小動物が人間より早く危険を察知して逃げ出すっていうけど、東国原の嗅覚は動物以上だぜ(笑い)。沈没するタイタニック号から逃げ出すネズミみたいに、きっとチョロチョロ動き出すはずだぜってね。維新の会が、今の民主党みたいにどうしようもない状況になる頃には、もうとっくにいなくなっているよ」




北野(ビート)たけしは、そのまんま東をハナの効くネズミ扱いです。じっさい芸人のころのことをテレビで見たことがありませんが、今のヒナ壇タレントだったのでしょうが、こんな男であることをウイキが紹介しています。

逮捕・犯罪歴[編集]
1986年12月9日、ビートたけしに率いられてたけし軍団と共に講談社を襲撃、暴行罪で現行犯逮捕されたが不起訴処分となる。
1997年に催されたオフィス北野の新年会において、当時たけし軍団に在籍していた男性の側頭部を蹴って頭部打撲等のけがを負わせたとして、1999年11月22日に傷害容疑で書類送検された。

東国原は暴行の事実を認め、略式起訴で罰金を払い、芸能活動を再度自粛した。東国原の公式ウェブサイトでの説明によると、先輩として規律を正す意味で蹴ったとし、自著の中で件の後輩が事務所の経費を無断で使い込んでいた疑惑に対して「先輩として」怒ってしまったと明かし、暴行傷害行為に至った事については全面的に認め反省を表している。ただし、男性はブログで暴行事件について反論し、後に東国原に500万円の慰謝料などを求める訴訟を起こしている。

不祥事[編集]
1998年10月13日、東京都内のイメージクラブ店が未成年の従業員を使っていたことで、児童福祉法違反並びに東京都の青少年健全育成条例 違反の容疑で経営者が逮捕された。その当時16歳であった従業員の少女が、性的なサービスをした客として東国原の名前を供述したことで、警察から任意の事情聴取を数回受けたが、「18歳未満とは知らなかった」と釈明した。

当時の妻のかとうもマスコミを通じ、謝罪の文書を発表した。以後芸能活動を5か月間自粛した。東国原自身は法的に罪を免れたが、倫理的な性質の問題からマスコミでは「淫行事件」として大々的に報道され、社会の激しい批判を浴びることとなった。現在も一部で「東国原は少女への淫行で逮捕された」と誤解されるが、前述の通り、任意の事情聴取のみであるため逮捕・訴追の事実はない。よって、実際には犯罪歴ではない。

そのためか、2010年、本人はテレビ朝日などでビートたけしがこの一件に対してからかわれるなどお笑いの自虐ネタとして自ら活用していたが、2011年から中央政界へ本格的に政治活動を始めたためこの件は封印している。



まあ、とうてい政治家でござい、知事でございというようなタマではないことがわかります。ふつうの社会人としても落第ですね。

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さて、そのまんま東が指摘された通り逃げ出した維新の会について、北野(ビート)たけしは、その共同代表、ハシモトのことを「落ち目のアイドル」と木端微塵の切り捨てています。彼の新刊『ヒンシュクの達人』(小学館新書)によりますと、

顰蹙の買い方をひとつ間違うと、大変なことになるのが政治の世界だ。政治家ってのはとにかく注目を浴びる仕事だし、マスコミからも、反対勢力からも常に厳しい視線に晒されてる。だから不用意な発言をすると、一気に世間から袋たたきに遭っちまう。

 だけど一方じゃ、ズバズバと本質を突くような話ができる政治家が「よくぞ言った!」と喝采を浴びて、カリスマともてはやされるのも現実だ。だからこそ、政治家には人一倍のバランス感覚が必要なんだよな。

 その点、このバランス感覚を急に失ってしまったのが橋下徹・大阪市長だ。この人は、建前だらけのニッポンって国のことを全く理解していないで、失敗しちまった。

 2012年は、この人の名前をニュースで見ない日はないってぐらいだったのに、最近じゃ話題に上ることも少なくなった。2013年の9月には地元・大阪の堺市の市長選でも負けちまったし、共同代表をやってる「日本維新の会」の勢いもすっかりなくなっちまった。

 橋下市長が世間から見放されるきっかけになったのは、やっぱりあの「慰安婦は必要だった」って発言だろう。「それは言わない約束でしょ」って話に、正面から突っ込んじゃった。だけど正直なことを言ってしまえば、この国は「それは言わない約束でしょ」って建前ばかりで成り立ってるんだよ。

 ソープランドで本番やってることなんてみんな知ってるけど、「売春は違法だ~」なんて正面切って言うヤツはいないだろ。別にエロに限った話じゃないぜ。憲法じゃ軍隊は持たないってことになってるのに、実際は世界でも有数の軍事力がある。「般若湯」とか言って坊さんがコッソリ酒を飲んでたのは大昔からだしね。そういうことを声高に言うのはとにかく品がないし、何より笑えない。で、この人はよりによって「シモの話」という一番マズイところに手を出しちゃった。

 結局、橋下市長は「落ち目のアイドル」と一緒だよ。最初は「清純派」で人気だったアイドルが、売れなくなってくると過激な濡れ場をやるようになって、最後はヘアヌードになっちゃう。ヘタすりゃAVに出るのもいる。生き残るには、最終的に下半身ネタに頼るしかなくなっちゃうんだよな。

 橋下市長も同じだろ。「地方分権」「官僚機構をぶっ壊す」って旗印にみんなが共感していたのに、いつのまにか飽きられちゃって、世間の注目を引こうとシモの話にまで手を出しちゃった。本人は信念だって言うのかもしれないけど、結局ハタから見りゃ「落ち目のアイドル」と大差ない。カッコ悪すぎだっての。



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ハシモトとそのまんま東の6月30日の話し合いとはなにか。
ハシモトは記者団に「男と約束で話せない」と逃げていますが、どうせ落ち目のアイドルとネズミの密約、ロクなことではないでしょう。

こんなコンビを眺めていますと、「おかあさん助けての振り込み詐欺」みたいな口先三寸で茶の間をたぶらかすテレビのタレントを「われらの選良」なんて思い込む有権者にも大きな責任があります。

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