都知事選の顔ぶれ

23日告示、2月9日投開票の都知事選へ主な立候補者が出そろったようです。 正式な出馬声明を待たずに現時点での予想者も加えての話です。  
どんな連中か。それを知るためにネット上のフリ―百科事典であるウィキペディアでチェックしました。

略称ウィキ(Wiki)での人物月旦については、記事にされる人物自身が自分のことを書いて投稿してはならないことになっています。人物の事績や評価に公平性とか客観性を保つ試みだと思います。もっとも人物によっては、有利な評価をする友人知人に書かせたり、他人を装って投稿する場合もある可能性もありますので、どんな人物月旦でも、一応、眉にツバをつけながら読むのが、この手に資料ですね。

さて、出そろったのは順不同で、元日弁連会長・宇都宮健児、元首相・細川護煕、元厚労相・桝添要一、元航空幕僚長・田母神俊雄らです。都知事選恒例のその他大勢の泡沫候補がでます。これぞ民主選挙の証ですから、結構なことですが、ここでは彼らまで手が回りませんので割愛します。

ウイキでは生年月日から出身地、学齢、職歴、著作や社会的な活動歴,エピソードなど盛りたくさんは人物紹介が書かれていますし、主要な言動では、それを報じた出典も注釈されいます。しかし、膨大な資料をこの欄に引用するだけでしたら、当該ページを見た方が早いわけですから、ここでは閑人が勝手に自分のヘッドとハ―トにちらっと反応を起こさせた個所だけをピックアップして、立候補者の人格識見の一端としたいと考えました。

宇都宮健児 

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出馬会見で、護憲、特定秘密保護法案の廃止、安倍政権の暴走ストップ、原発のない社会の実現、などを主張。ソウル・北京と平和都市会議を開催し、安倍政権の政策で悪化している韓国・中国との関係改善を図ることも主張。自身の[Twitter]で2014年1月8日 知事に当選後に韓国・中国との平和自治会議を開催する旨を示し、オリンピックに則しアジア自治体外交を進めると宣言した。



細川護煕

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2005年郵政解散直後のインタビューで、沈黙を破って時評を行い「私は議員在任中は中国との軋轢を避けるため一度も靖国参拝していない」「郵政解散は政治的空白を作る」「小泉君はアメリカのいいなりだ。私は決していいなりにはならなかった」などの批判を行う一方でリーダーシップそのものは評価するとも語った。

福島第一原子力発電所事故後は、保守の立場から脱原発を主張している。「脱原発をとにかく明確にすべきだ」と述べ、毎日新聞の岸井成格との対談では、「(汚染水の)垂れ流しについて、政府は場当たり的ではなく、前面に出てやると言うが、東京電力はとうの昔に国有化しているわけだから、何を今さらという感じですね。これはもう犯罪ですね。とてもオリンピックどころではない」「トップセールスで外国にも原発の売り込みをやっている。とんでもないと思いますね」と首相・安倍晋三の原発政策を批判している。



桝添要一

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舛添氏は奔放な女性関係で知られ、2度の離婚歴がある。最初の妻は留学時代出会ったフランス人。2度目の妻は官僚時代の片山さつき(当時朝長さつき)であり、衆議院議員だった近藤鉄雄の紹介でお見合いしたのが馴れ初めで1986年に結婚。しかし実質的な結婚生活は長続きせず、3ヶ月後には片山が弁護士に相談する事態に陥ったといい、調停を経て89年に離婚した。1996年6月に現在の妻である元秘書の女性と3度目の結婚をし、2児をもうけている。他に日本人女性2人との間に婚外子が計3人いる。 かつての盟友栗本慎一郎は舛添の女性遍歴について「あいつは女の胸を揉んだ手で翌日に仕事で善人面して握手をしている。」と痛烈に批判した事がある。朝日新聞の取材に「2020年東京五輪を目標に、明るい未来にスタートすることほど心躍るものはない」と語り、防災対策や、少子高齢化が進む東京で福祉・医療政策に取り組む考えを示した。



田母神俊雄

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田母神は、2008年10月31日、アパグループ主催の第1回『「真の近現代史観」懸賞論文』に応募した「日本は侵略国家であったのか」が最優秀藤誠志賞を受賞。「我が国はコミンテルンに動かされた蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者」「張作霖列車爆破事件も(中略)少なくとも日本軍がやったとは断定できなくなった。コミンテルンの仕業という説が極めて有力になってきている」「日米戦争はルーズベルトによる策略であった」「諸外国の軍と比べれば自衛隊は雁字搦めで身動きできないようになっている。」「アメリカに守ってもらえば日本のアメリカ化が加速し、日本の伝統文化が壊されていく」とする説を展開した。なお、週刊新潮や朝日新聞など一部マスコミから、主催者と懇意にしていたため出来レースで受賞したなどと報道されたため、「金のために論文を書いたわけではない」として、12月8日に開かれた表彰式においては賞金300万円の受け取りを辞退し、賞状のみを受領している



田母神俊雄については、フェイスブックに以下のような彼のツイッタ―が掲載されていました。


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出馬を見送ったといわれる「そのまんま東」こと東国原某と同様にトンデモナイ人物だいうことがしみじみわかる、つぶやきですね。こんな男が航空自衛隊のトップに上りつめる自衛隊組織の奇怪さ、彼の立候補を称えて“個人的に”支持する石原慎太郎ら有象無象については同時代人とは思えぬ違和感を覚えますね。

(写真はGoogle引用、田母神のツイlッタ―枠はフェイスブック引用)

追記 15日、細川がコイズミと共同で正式に出馬声明をしました。閑人にとって都政全般と脱原発に関していちばん理路整然と受け入れられるのは、宇都宮健児です。しかし、残念ながら、宇都宮健児には広範な知名度に欠けます。当選する可能性は大きくない。選挙は理念より情念の世界、インテリジェンスよりもセンチメントが優位にたちます。

その点で脱原発の一点で細川・コイズミの元首相連合が本気で立ち向かうのであれば、センチメントの結集力は大きい。ここは細川を支持したい。あらゆる当面の政治課題にあって、原発推進か廃止は、この国最大の政治課題。アベ国政に対抗して反原発を貫くのならガンバッテほしい。それで都知事が決まるなら、原発阻止とアベ政権への痛撃という一石二鳥を得ることを意味します。

宇都宮健児は、このような対抗馬が現れた限り、反原発の一点で細川と政策協力して出馬を見送ってもらい、反原発勢力を集中した方が得策です。都政には教育や福祉や暮らしを守る多種多様な課題があり、脱原発オンリーでないのは承知のうえです。現状では国民の生存にかかわる原発問題の方向転換をさせることこそ最大の争点と思えます。先の大阪市長選で共産党は独自候補を見送ってまで、あの三百代言、ハシモト阻止を図りました。うまく運びませんでしたが、あの作戦は共産党の懐の深さを打ち出したいい作戦でした。

コイズミについては郵政民営化や新自由主義にはまったく賛成できませんでしたが、今回は彼の思惑がどこにあるにしろ、「脱原発」でもって大いに民意を喚起してほしいものです。








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