アベのどさくさ解散

きょう(11月18日付け)の毎日新聞に政治部長の時局コラムが一面にありました。昨日、アベが21日に国会解散すると表明したことを受けての記事です。

そのなかで「アベのアベによるアベのための解散」だという自民ベテラン議員の見解を紹介しています。与党内でも理解できないアベの利己的な解散ですから、善良な有権者には分からないのは当然です。

昨日の長ったらしいアベの記者会見をTVで見ましたが、なんでいま解散するのか、理由がよくわからない。それでも解散権は首相の専権事項(厳密には内閣不信任案が可決された場合と同信任案が否決された場合にできる権限ですが)だから、解散できます。つまり、アベの腹のムシ加減なのです。こんなムシに付き合わなねばならない国民は不幸です。

そこで腹のムシ具合を無理に察すれば、一つは消費税10%化を先送りすること、二つ目は、アベノミクスという経済政策の成果の是非を国民に問うというものだろう。ついこの間も大阪のハシモトがなんの大義もない市長選を約6億円かけて行いましたが、アベもまたなんの名分もない選挙を約700億円かけてやろうとしています。

トップの恣意的な判断で、こうした愚挙を行えることが民主主義のルールにあるのは、大きなジレンマです。こんなルールはアベやハシモトのようなヘンな人物が出てこないことを前提に成り立っているとしか思えないですね。

消費税は3党合意で10%アップは既定路線でありましたが、ここにきてアップできないのは、8%アップによる景気の低迷が長引いているからであり、二つ目のアベノミクスの失敗と無関係ではない。GDPの6割を占める国民による消費が低迷しているから伸びないからです。つまりアベの好きな軍事や国防問題や円高株安なんかよりも民生、つまり国民の日々の生活がぜんぜん潤っていない証拠なんです。

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だとすると、解散するのは、多分アベと、その取り巻きたちが、まだB層(たとえばTVで、しょっちゅう見るだけなのに立派な人、なにかやってくれそうな人などと親近感や期待観を寄せる人たちのこと。小泉政権が郵政民営化をはかる際に愚民と狙いさだめた層)の有権者の支持率が多少あるうちに、一気にリセットして、有無を言わせず10%化とアベノミクスの信任を得たかたちにしたいからでしょう。

アベは会見でももっぱら経済状況にふれていたが、経済の動向ばかりを前面に出して、原発再稼働や特定秘密法案や集団的自衛権の容認などといった国民の過半数が首をかしげている政治問題を隠していました。

今度の選挙でアベ政権に信任を与えると、他国(実際にはアメリカ)の戦争に自衛隊を派遣する重大な政治課題についても信任を与えることになるわけで、極右政治家、アベの狙いはこちらの方にあるのではないかと思います。

いまアメリカにも中国にも北朝鮮にも相手にされず国際的に孤立したなかで、アベはいつまで唯我独尊でいるのか。いまこそアベに痛打をくらわせ、墓穴を掘らすチャンスが到来したと思いたいですね。
(写真はgoogle引用)

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