タイガース80周年

ことしは阪神タイガースが誕生して80年になります。いうまでもなく、巨人につぐプロ野球界の老舗です。

そのことをフアンとして誇らしく思いますが、それにしても2リーグ分裂(1950年)後に生まれたセ・パの覇権争いで日本一になったのは、たった一度だけです。65年もの間でわずか一度だけです。リーグ優勝にしても、わずか5回。10年に一度にならない体たらく。信じられないほど情けない実績です。

長い伝統あり、立派な球場あり、フアン人気も抜群、実力選手や人気選手に事欠かなかったのに、なぜ優勝できないか、なぜ優勝しないのか、球界随一の不思議球団です。

いろんな説があります。球団幹部が野球を知らない親会社の天下り人事、監督コーチ陣の派閥争い、チーム強化に無策な編成力、選手養成力の無さ、すぐ息切れする選手たちなどなど。

いちばん有力なのは親会社が本気で優勝なんかを望んでいないという印象がもたれていることです。ペナントレースで、そこそこがんばれば、甲子園は観客で埋まるし、電鉄会社は儲かるし、関連グッズは売れに売れるし、ビジネスとしたら申し分ない話。それ以上を何を望むか。

優勝でもしたら、選手の待遇面が高騰するだけやおまへんか。パ・リーグで在阪の南海、近鉄、阪急が皆んなコケたなかで、タイガースは、がんばって商売しているやないか。巨額の投資をして大型選手を集めたところで、対費用効果が計算通りにはいかないゲームのことだからと思っているのじゃないかな。

そうだとすれば、親会社の現実とフアンの熱意に大きな乖離があります。フアンにしたら、優勝に向かって、なんでもっとまじめに取り組まんのかといういらだちがありますが、親会社の営業感覚は、それほど熱くはないようです。

今月初め、3月期の決算発表がありましたが、株式会社・阪神阪急ホールディングスは、宝塚百周年公演の成功とタイガースのクライマックスシリーズ進出が増収増益に寄与したとあります。これで十分と思っているのじゃないかな。

邪推であればいいんですけど、3年監督をやり、3年最下位だった!?あの愚痴多い野村監督の虚実入り混じったエッセイによると、こういう感じの逸話が紹介されています。

「なかなか優勝できないで申し訳ない」と野村監督
「いや、まあ。うちは10年に一回くらい優勝できたらいいんですわ」と営業担当。

事実だとすれば、フアンがなんとなく球団に不信感を持っていることを裏付けています。フアンとしたら、そんな疑わしさをもちつつ、毎年、あきもせず応援しています。

閑人は、ことしも沖縄・宜野座村の春季キャンプをのぞきに行ってきます。シーズンオフにめぼしい補強がありませんでしたので、今季の阪神はみんな一つトシをとっただけの顔ぶれです。これで大丈夫なのかな。

シーズンオフの補強人事はどれも実現しませんでした。球団側の不首尾や相手側の都合があったとはいえ、名前が挙がったのは、山井大介(中日)、金子千尋、平野佳彦(ともにオリックス)、成瀬善久(ロッテ)、それにカブスの藤川球児の復帰話までありました。投手陣の層を厚くしたい構想は皆はずれ。優柔不断の鳥谷の後任候補になんとアスレチックスで2年間出場ゼロの中島裕之(元西武)まで噂に上りました。

阪神はなぜか補強が下手。国内外のFA選手への打診交渉は遅い。新人発掘の目もない。これといった力がないGMのもとで編成力が頼りない。ドラフト一位で取った投手陣で白仁田寛和、簫一傑はすでに戦力外で放出、二神一人はケガ続き、昨年の岩貞祐太はこれからか。

それでもフアンは、いそいそと球場に足を運び、六甲おろしを歌ったり、TVの前で一喜一憂したりしてタイガースを愛しています。閑人の願いは、初めて日本一になった1985年の喜びを今一度味わいたいことです。

当時、まだ現役で仕事をしていました。たまたま新聞編集の硬派面(国内外の政治、経済や重要話題をおもに扱う面)の担当デスクをしていました。タイガースがリーグ優勝した夜も、、その後の日本シリーズ優勝決定日にも紙面つくりでかかわりました。

プロ野球のリーグ優勝したチームが一面のトップを飾ったのは、おそらくは初めてのことだったでしょう。当時の新聞界では相当異例というか邪道な扱いとみる向きもいたころです。いくら人気があるとはいえ、たかが野球の話じゃないか、という空気がありました。いまは、そんな空気はないようですので、堂々と一面トップを飾るでしょう。今一度、優勝記事を見たいものですね。

ことしからユニフォームを一新、昔の白やグレイ地にタテジマ模様に戻るとのことです。右がホーム用、左がビジター用。
気分も一新して、ガンバってや。

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(タイガース公式HPから引用)

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