アメリカの目

閑人がヒマにあかして、ネット上をサーフィンしていますと、興味深いデータや記述を目にすることがあります。ネットはガラクタ箱だという人もいます。

しかし、ガラクタがあることは認めますが、それらを含めて、個人や組織が自由に思ったことや感じたことを発信できるのはいいことです。大げさに言えば、人類発祥いらい初めての情報発信装置を手にした時代に生きているわけです。活かせる情報はおおいに参考にすればいいのです。

最近、ネット上で日本人にとっては、ちょっと面白い視線からアメリカ政府なり、アメリカのマスコミが日本と日本人のことにかかわった記述を見つけました。なぜかこれらのニュースはこの国のマスコミは伝えようとしません。その裏を揣摩臆測するのもネット上の楽しみではありますが、、。

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(https://twitter.com/search?q=I8Ik0evkcq 引用)

その1 上のマンガは、アメリカを代表する新聞の一つ、ニューヨーク・タイムズ紙(2015年2月8日)が掲載した風刺漫画です。ABEがのっている車の名前に「constitutional revision」とありますが、これはは「憲法改正」のこと。ABEは「テロリストの脅威」のを国民を煽り、「憲法改悪」という政治目的を進める手法だと指摘しているわけです。まったく痛烈に正鵠を射たマンガです。日本の新聞マンガにはない視点です。

その2 アメリカは昨年12月から以下の表にあるような日本産の食品について輸入規制をしていると「農水省のホームページ」にあります。某ブログが紹介していましたので、検索しますと、確かにありました。その一部を引用します。

主に東北地方、それもフクシマ原発による放射線汚染が濃厚とされる地域であることは一目瞭然です。農水省のホームページを見る限りでは、その規制の理由や経緯を知ることはできませんが、閑人が赤字で目に引くように引用した魚介類は、アメリカ人と同様に食べたくありませんね。福島の人たちにはお気の毒ですが、遠慮します。

なぜか日本では規制していませんし、だいいちアメリカでこんな規制が行われていることさえ広く知られていません。汚染に関する両国政府の食品安全基準のギャップが怖いですね。日本人は食べていいが、アメリカ人は食べてはいけないとは!。恐ろし、恐ろしいですね。

       米国の輸入停止品目 (平成25年9月9日付けFDA輸入アラート99-33に基づく)
      対象県                    輸入停止品目

青森 野生のキノコ類

岩手 タケノコ、原木クリタケ(露地栽培)、原木シイタケ(露地栽培)、原 木ナメコ(露地栽培)、野生のキノコ類、野生のセリ、ソバ、ゼンマイ、 コシアブラ、野生のワラビ、大豆、ウグイ、クロダイ、スズキ、イワ ナ(養殖を除く)、クマの肉、牛の肉、シカの肉、ヤマドリの肉

宮城 ソバ、ゼンマイ、タケノコ、コシアブラ、クサソテツ、米、原木シイ タケ(露地栽培)、野生のキノコ類、大豆、アユ(養殖を除く)、ヤマ メ(養殖を除く)、クロダイ、ウグイ、スズキ、ヒラメ、ヒガンフグ、 イワナ(養殖を除く)、牛の肉、クマの肉、イノシシの肉
山形 クマの肉

福島 牛乳、野生のタラノメ、小豆、タケノコ、非結球性葉菜類(カブ)、ア ブラナ科の花蕾類(ブロッコリー、カリフラワー)、結球性葉菜類(ホ ウレンソウ、レタス、セロリ、クレソン、エンダイブ、キクヂシャ、 フダンソウ、コラード)、クリ、ワサビ(栽培)、野生のフキノトウ、 ゼンマイ、コシアブラ、キウィフルーツ、原木シイタケ、原木ナメコ(露 地栽培)、野生のキノコ類、クサソテツ、ワラビ、米、大豆、ウメ、野生 のフキ、野生のウワバミソウ、ユズ、アユ(養殖を除く)、アイナメ、 アカガレイ、アカシタビラメ、イカナゴ(稚魚を除く)、イシガレイ、 ウスメバル、ウミタナゴ、エゾイソアイナメ、キツネメバル、クロウ シノシタ、クロソイ、クロダイ、ケムシカジカ、コモンカスベ、サブ ロウ、ショウサイフグ、シロメバル、スケトウダラ、スズキ、ナガツ カ、ニベ、ヌマガレイ、ババガレイ、ヒガンフグ、ヒラメ、ホウボウ、 ホシガレイ、ホシザメ、マアナゴ、マガレイ、マコガレイ、マゴチ、 マダラ、マツカワ、ムシガレイ、ムラソイ、メイタガレイ、ビノスガ イ、キタムラサキウニ、サヨリヤマメ(養殖を除く)、ウグイ、ウナ ギ、イワナ(養殖を除く)、コイ(養殖を除く)、フナ(養殖を除く)、 クマの肉、牛の肉、イノシシの肉、ヤマドリの肉、キジの肉、ノウサギ の肉、カルガモの肉
茨城 原木シイタケ、茶、タケノコ、野生のコシアブラ、スズキ、ウナギ、シ ロメバル、ニベ、コモンカスベ、アメリカナマズ(養殖を除く)、ヒラ メ、マダラ、イシガレイ、ギンブナ(養殖を除く)




その3、曽野綾子というけったいな小説家が、最近は神がかりな復古調の言説を振りまいて、ヒンシュクを買っていますが、この間、産経新聞に掲載されたコラムは、ひどい。南アフリカ連邦やアメリカが、悲惨な犠牲を払って平等化を図った人種差別を公然と、この国でも採用したらとすす進めている。

以下はそのコラムのコピーです。(産経新聞2月11日付け朝刊)

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コラムの趣旨は、この国の労働力不足を補うために外国人移民もある程度受け入れてもいいが、黒人たち(アジア人も)とは文化も暮らし方も異なるので、受け入れ先を限定して、日本人とは住むところを「分離」する方がいいという論旨。アパルヘイトは、まさしく黒人は安い労働力だが、臭くて不潔だから隔離する、白人とはメシも一緒に食えない連中とあらゆる法律を作り、差別した。アメリカの黒人奴隷の解放の声が高まると、も最初はしぶしぶだったので、「差別しないが分離する」するという巧妙な論理で差別を実質的につづけました。

曽野コラムには、これらの人権に関する歴史的な努力を一気に無にする驚嘆すべき時代錯誤の差別意識がこもっていま
この小さなコラムに海外のメディアは敏感に反応、驚きあきれて報道していますが、この国のメディアはいまのところ知らんぷり。これからも、よほど海の向こうからリアクションが起こらない限り、静観するつもりなんでしょうかね。

以下、「ハフィントン・ポストニュース」ホームページからの引用です。
http://www.huffingtonpost.jp/

『曽野綾子氏コラムに「アパルトヘイトを賛美し、首相に恥をかかせる」と海外メディア報じる』

作家の曽野綾子氏が「日本でも移民を受け入れた上で、居住区を分けた方がいい」と2月11日付の産経新聞コラムで主張した件について、「ロイター」や「ウォール・ストリート・ジャーナル」といった海外メディアが、批判的に報じている。

曽野氏はコラムで人種隔離政策(アパルトヘイト)を実施していた南アフリカを引き合いに出し、日本も移民を受け入れ、人種ごと居住区を分けたほうが良い、と主張していた。もう20〜30年も前に南アフリカ共和国の実情を知って以来、私は、居住区だけは、白人、アジア人、黒人というふうに分けて住む方がいい、と思うようになった。
(産経新聞 2015/02/11付 7面)

このコラムを受けて、刺激的な論説で知られるアメリカのウェブメディア『デイリービースト』は、「新聞コラムニストが日本にアパルトヘイトを望む」という見出しで、曽野さんが安倍晋三首相の教育再生実行会議に加わっていた、いわば首相のブレーンだったことを詳細に記述。取材に対し、「曽野綾子さんのコラムはいつも掲載している連載もの。多様な意見があるべき、と考えるのは自然」と産経新聞はコメントしたという。

さらに曽野氏が「女性は妊娠したら仕事をやめるべき」と発言したことを挙げつつ、「日本で働いていて、差別に向き合わなければいけないことはしょっちゅうある。大新聞がこんな記事を載せたら、国中の差別主義者を勇気づけることだろう。もうたくさんだ」と日本で働く30歳の南アフリカ人女性の発言を紹介した。

ロイターも「政府のブレーン、アパルトヘイトを賛美し、首相に恥をかかせる」との見出しで報じ、政治評論家の感想として、「日本にダメージを与える発言。(オリンピックを控えた)東京は海外からのイメージダウンを避けようと必死になるだろう」と書いている。

また、アメリカの大手経済紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』はブログで、「もし記事に誤りがあるなら、私はそれを正します。私も人間ですから、過ちを犯します。しかしこの記事について、誤りがあるとは私は思いません」という曽野さんのコメントを掲載している。

メディアだけでなく、アフリカに関する活動を行っているNGO「アフリカ日本協議会」も、コラムに抗議する声明を発表。曽野氏に謝罪と記事の撤回を求めている。(以下略)



曽野綾子に対して、あのハシモト流の罵詈雑言を真似れば、言っていいことと悪いことが区別できなくなったババア、恥じを知れ、と申し上げたい。

                              *******
追記、曽野コラムについて、14日付け毎日新聞電子版が「アパルトヘイトを擁護する」として「アフリカ日本協議会」が産経新聞に抗議したと掲載。15日付け朝刊では駐日南アフリカ大使も「アパルトヘイトを美化する、恥ずべき提案」と産経新聞に抗議したと伝えています。朝日新聞は15日付け電子版で同様の記事を掲載しています。

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