大阪府・市議選結果のこと

もうすこし、目に見えて反維新勢力の伸びを期待しておりましたので、ガッカリ。閑人は大阪都妄想には反対です。


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先の統一地方選で大阪府議会と市議会のことです。議席数に多少の出入りがありましたものの、選挙前の状況と大きく変わりませんでした。この選挙結果では、大阪市を廃止、5分割する、いわゆる「大阪都」妄想の住民投票の趨勢を判断できるような決定的なデータは見つけられません。

毎日新聞の報道*1によれば、賛否を占う維新と反維新の得票率は、
賛成と見られる維新の会     37.0%
反体と見られる自公共民合計  57.3%  
内訳   
(自   19.6%)
(公   18.9%)
(共   14.6%)
(民    4.2%)

単純比較では、反対が優勢です。ただ、公明党は反対だとしていますが、態度は流動的。住民投票容認へ一夜にして態度をコロっと豹変させたりするので、あまり信頼がおけない。

公明党を除く三党では、38.4%となり、維新と拮抗します。しかし、まだ不安要素があります。自民党は、選挙中にアベの写真を添えて、大阪市が廃止、分割されることに反対の意見広告を新聞にだしましたが、本気なのか、フェイントなのか、中央と府連で維新への対処がねじれているので、これまた、今後どう変わるか、不明なところがあります。 

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というのは、改憲を至上命題とするアベは、参院の改憲勢力を増やすためにハシモトに対して大阪都容認の密約を交わしたと取り沙汰されていますので、どう動くことやら。表向きの議席数だけでは判断できません。政治勢力の動向というのは、いまや単なる利権争いですから、政策よりもご都合主義優先です。

それにしても、ハシモトが、なんのメリットもない大阪都妄想を息するようにウソ八百を吐く一方、ハシモトが選んだ国会議員から下っ端の教育長や公募校長、区長までが、これほどひどい下劣連中であることが連日伝えられていても、一定数の住民がロクでもない維新の会を支持する状況に呆れます。

選挙翌日のFBに大阪市民が大阪は「愚民の楽園か」とのコメントが載っていました。まったく政治家のレベルは、それを選ぶ有権者の民度を越えないと言われます。維新の会は地域政党であることから、国政党別では「諸派扱い」される集団ですが、諸派がこんなに突出している例は他の都府県には見られない現象です。大阪の政治風土と、有権者意識もまた例を見ない特異なかたちです。

大阪都妄想については、いろいろな立場からさまざまな媒体で議論がされていますが、ほとんどが批判的か、否定的な見解です。世に出ている大阪都構想に関するたくさんの書籍もほぼすべて批判的です。

その一方で、そうした批判的な見解が書かれているフェイスブックやツイッター、あるいはブログなんかには全然見ないし読まないし、新聞も雑誌も読まず、ただ、面白おかしく演出された大阪都ヨイショのTV情報に振り回されているよう。

ハシモトの目立ちたがりの言動を取り上げたTVに影響されているとしか思えない住民が多数いることことを物語っています。きよしやノックを何度も当選させた民度の面目を保っています。

もともとの大きなパイのウマいところ(税収や権限)を他者(この場合は大阪府)に持っていかれたあとに、わざわざ5つの小さなパイ(都市権限が村並みになる予定)に切り分けます。そんなパイが、元の大きなパイよりうまくなるはずがないじゃーあーりませんか。少しまともに考えればわかる話です。

「大阪都」という派手なイメージや、耳目を集める口達者なハシモトにだまされて、何かやってくれそう、なにか期待できそうという印象を持つ住民が、いかに多いことか。

選挙当日のNHKの出口調査で、維新の会を支持する連中は「二重行政の解消」を一番にあげ、二番に「経済成長」をあげていましたが、今はありもしない二重行政を、あるかのように主張する維新の会の方針を設問すること自体が、だいたい間違っています。

ハコものの二重行政は、バブルがはじけたに二十年もまえから実質的になくなっています。府立と市立の図書館や病院や大学があることまで二重行政というのは、見当ちがいです。医療や福祉や教育は複数ある方が住民サービスになります。

「経済成長」に至っては論外です。ハシモトが主張している経済成長とは、カジノの誘致や高速鉄道の延伸くらい。そもそも街の名前を変えると、なんで国内外からの投資が盛んになり、経済が活性化するのか。こどもだましの話じゃあーりませんか。

こんどの住民投票というのは、拘束型ということなので、有効投票数や得票率の特定の制約がありません。賛否が一票でも多い方が勝ちとなります。極端な例でいえば、当日、雨風荒天で、投票者が1万人しかなくても、賛否多数次第では220万人の大阪市が廃止になります。

投票日の翌朝の新聞、アメリカはテロ支援国家と決めつけ国交断絶していたキューバと首脳会談を開き、両国首脳が握手する写真が掲載されていました。同じ新聞にヒラリー・クリントンが女性初の大統領を目ざして出馬する声明ものっていました。歓迎すべき大きな明るい変化です。世界の平和や女性の社会平等参画を促す時代の要請にかなう変化です。

なんのメリットもない大阪都構想なんかにハシモトが熱中しているのは、なぜか。けったいな性格異常者*3とされるハシモトの個人的な政治的野心を実現するためでしかありません。みみっちい妄想にすぎませんね。

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*1 毎日新聞 4月13日付け夕刊
*2 毎日新聞 4月13日付け朝刊
*3 新神奈川新聞記事
http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/43112755.html


       (写真はGOOGLE引用)

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