「大阪都」妄想に反対票を

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 ハシモトとマツイが雁首そろえて上京、創価学会本部を訪れたと一部で報道されていました。連休の合間のことです。おそらく、案件は間違いなく、目下進行中の「大阪都」妄想にかかわる住民投票のことでしょう。学会本部の威光でもって、在阪の公明党支持者、学会員の顔を是が非でも賛成票に向けてくれと懇願に行ったと推察されます。

つまり、この維新コンビは、柳の下に二匹目のドジョウを取りにいったのにちがいありません。もともと府、市議会では住民投票は否定され、ハシモトの都妄想は頓挫していました。息を吹き返したのは、学会本部とハシモトが裏取引し、公明党が反対から一転して住民投票是認に回わったからです。

この結果、住民投票することは認め、投票内容では反対するという不可解な立場を見せました。そのうえ、進行中の現在にいたっては、学会関西本部は自主投票、公明党は反対でもあるし、または態度保留とも受け取られる曖昧さです。

前回の豹変の裏には学会本部とハシモトの取引があったと認識されていますから、今回も、その逆転劇を狙ったのでしょう。公明党というのは、学会本部の意のままに動く政党であることを改めて証明したお粗末でした。

それにしても、ハシモトは、今回もわざわざ懇願に行ったとすれば、どんな交渉材料を提示したのか。いかなる内容の取引をしたのか。それに対して、学会側は、どのように応じたのか。それらの疑問を解く報道がありません。

いちばん知りたいことを伝えるマスコミがありません。当事者が公開をはばかることでも、公益公共のためなら、こじ開けてでも報道するのがジャーナリズムですが、とうにその気迫を失っています。

さて、万が一にもキャスティングボードを握る公明党、学会員が住民賛成派に転向すれば、賛成多数でもって、ハシモトの野心を満たすに過ぎない「大阪都」妄想に近づくかもしれませんが、逆に公明党は遠からず墓穴を掘るかもしれません。

なぜなら、「大阪都」妄想が道筋をつければ、ハシモトは、その実績と勢いをもって来年夏の参院選出馬、さらにハシモト風に乗りたがる有象無象も駒を揃えて出陣し、参院選で議席を伸ばす可能性が大となります。

維新が参院でアベ改憲勢力に「どんなことでも協力する」(ハシモト)補完勢力となれば、あいまいな「加憲」を掲げる公明党はお役御免、与党から排除されるでしょう。このたびの総選挙でイギリス保守党が過半数を獲得した途端、自由民主党との連立をを排除したことでも、この政治力学はわかります。アベ自民党は維新と組むにちがいありません。

公明党支持者と学会員の皆さんが、大阪都妄想を実現させることに手を貸すことは、公明党の浮沈をかけることでもあります。よくよく大局をよく見渡したうえで「大阪都妄想」にハンタイしてもらいたいものです。

「大阪都」妄想を実現させることは、単に大阪の統治機構についてミスジャッジするばかりでなく、極右の国家主義勢力を国政レベルで増強することを意味します。基本的人権、民主主義からますます遠のく、住みにくい国になるに違いありません。

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(イラストはGoogle引用)


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