「エンロン」(巨大企業はなぜ崩壊したか)を見る


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2001年、売上高でアメリカ第7位を誇った巨大企業「エンロン」が
不正疑惑が明るみに出てから、46日間で破綻、崩壊した。この映画は
政府の公聴会、元幹部社員、疑惑を追ったジャーナリスト、同社がパ
ブリックメディアとして公開していた映像資料などを駆使して、同社の
内幕を破綻にいたる経緯をつぶさに描いている。

日本でもホリエモンのライブドアはじめ大企業の腐敗不正が明るみに
でることが多いが、企業規模の大きさでは、到底比較のしようがない
巨大企業で、金儲けのためなら、いかにひどいことが組織的に行われて
いるか、を示して興味深い。

エンロンは1985年、天延ガスのパイプライン敷設会社で出発したが、わずか15年の間に金融、エネルギー商社、ブロードバンド会社に業容を広げて、いずれも高収益の奇跡の「模範企業」に成長した。

あまりの順風満帆のかげに不正取引、無謀投資、粉飾決算の疑惑が
指摘されて、坂道を転げ落ち始める。株の売り逃げした幹部たち、
30分で退去せよと迫られて社員たち、もてはやした経済アナリスト、
弁護士、銀行筋の無責任。公聴会でもシラを切る会長、紙切れになった株券、、、なんとも凄まじい勢いで破局にいたるドキュメンタリーである。

最後に狂言回しの人物が言う。うまい話には気をつけろ、と。
そうに違いないが、企業がうまい話のうえに経営を進めているかどうか
を一般が感知する機会はすくない。そこが一番の問題である。

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