アベ政治を許さない

「国民の安全と暮らしを守るための安保法制だ」
「国際環境が大きく変化している状況に合わせて」

というのが、アベ一派の安保法案についての言い訳の常套句です。
こんな悪法だと逆に国民の命と暮らしが危うくなる。戦争加担法案は廃案にすべきものです。

国際環境が変わったというなら、変わった状況にふさわしい憲法改正を手続きに従って行うのが筋。閣議決定で憲法解釈をむちゃくちゃに都合よくゆがめているのは、サイテ―最悪。

お笑いタレント、パックンは、(長年連れ添った夫婦の片方が、急に「結婚制度の解釈変更で不倫ができる」と主張し始めた・・・・・・みたいな感じがするが)と揶揄してます。*1 試合の途中で勝ちゲームするため急きょルールを変えるのと同じです。

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ここにきてアベ一派は、各紙、TV局での世論調査がどんどん内閣支持率が下げている現状に、幼稚な目くらましや脅しをかけています。すでにどの調査でも内閣支持率は急降下しています。政権の御用新聞というか、もはや新聞とは言えないほど政府機関紙になり下がった読売や日経でも不支持率が上回っています。こんご上昇することはないでしょう。*2

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強行採決で突破した日に巨額の工事費がかかると悪評の新国立競技場の計画見直しを発表しました。強行採決へ批判をかわす目くらましです。世界一高い競技場とさんざん批判されていたのに、「国際公約だから見直さない」と強弁していたはずです。

参院へ安保法案は送られると、こんどは中国が東シナ海でガス田開発のため中国がたくさんのプラットホームを作っていると、にわかに公表しました。降ってわいた災厄のように。だが、この開発は10年以上も前から進められています。たとえば海上保安庁の2006年版報告*3でも言及し、写真が掲載されていますが、あくまで境界域での資源開発とされています。今年の防衛白書は強い政権の意向を体してか、初めて掲載しています。

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軍事的脅威ではないから、これまで穏便にしていたのに、いま、この期に及んで中国の軍事的脅威とばかり煽るのは、見え透いた騙しです。だから安保法案が必要だと国民をそそのかし、誘導する手口です。

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ガス田の開発場所は排他的経済水域が重なりあうところだが、日本の領海侵犯には当たらない。バカなテレビコメンターが、待ってましたばかりに中国脅威論に結び付けてワイワイ煽っています。ガス田を根城にロケットが発射されるかのよう言ってますが、笑い話にもならない。ある女性は、昨年のサンゴの密漁もあるし、中国のやることは腹立しいと言ってましたので、こうした悪意に満ちた中国非難の政府宣伝も、一定の効果があるかなと思いますね。

しかし、現代の防衛体制は、プラットホームからレーダーやソナー監視をするといった、そんな次元の低いレベルではない。有人人工衛星を打ち上げているような先端軍事科学を駆使して、米中両国とも互いの動きは、空からも海からも陸上からも,お見通し。むろん日本は米国から情報提供を受けています。いちいち細かいことを問題にすれば、お互いの情報収集の方向や能力の手の内をばらすようなものだから黙っているのです。

だからこそ10数基のプラットホームが着工、完成している航空写真を入手しても、一般国民に仰々しく公表していなかったわけ。なんども言いますが、ガス田開発は軍事的脅威も領海侵犯でもありません。この公表は、安保法案の必要性を高めるために危機感を演出する方便にしたのに過ぎない。汚い手口で、わざと隣国との関係を悪化させて、国民の怒りを誘っています。

米中はお互いの貿易相手国の一位同士、いわばもっとも共存共生の利害関係者同士が、なんで戦争をやる必要がありますか。昨今では米中両国軍が共同で軍事訓練をやっています。そんななかとはいえ、万が一にも、トラブルが生じたときは、日本が先に立ってやってや、たのんまっせというのがアメリカの要請であって、軍事強国になりたいアベがノセられているのです。アメリカはもう血を流すことは、できることなら、お調子者のアベに引き受けさせたいのです。

国民の安全と暮らしを守るためにという論理の先に、なんで日本人がアメリカ人になり替わって、すすんで人身御供にならなきゃならんという結論になるのか。アベはもはや正常な判断力を失っています。あるいは、元からなかったにちがいありません。元からない人物を権力者に押し上げたのは、悪意の政府宣伝に簡単にのる国民のせいでもありますが、、、。

アベ一派がやるべきことは、他国軍の助っ人に参入することではなくて、戦前から引きずっている近隣諸国との関係をちゃんと対話で解決する外交努力です。軍事力をバックにしない戦後70年の実績をもとに虚心坦懐に話合うことです。

祖父岸信介が認めているように、日中戦争は侵略でした。中国人3500万人が死傷した(1995年江沢民総書記発表*4)。.いまの日本の人口に比しても、3分の1強が犠牲になっています。「対話のドアはいつでも開いている」という高慢な態度でアベがカッコつけてる場合ではない。

アベが幼稚なのは、祖父一派らの暴虐を冷静に反省、批判することなく、しかも近隣諸国が往時のような力の弱い開発途上国でなくなっていることを認識せずに日の丸を振って戦前の皇国史観、軍事大国を賛美、追従しようとしている点ですね。大阪弁でいえば、ほんとショーモナイ,アホボンです。


*1 ニューズウイーク日本版「パックンのちょっとマジメな話」
   http://www.newsweekjapan.jp/pakkun/2015/07/post-3.php
*2 2015年7月21日 日刊ゲンダイ
    http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161954/3
    その後、読売、日経も世論調査でも不支持率が上回る。
*3 2006海上保安庁レポート
    http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/books/report2006/tokushu/p034.html
    「資源開発」という表現でガス田に言及、写真も掲載。
*4 ウイキぺディア 日中戦争参照。

(写真がGoogle画像検索から引用)

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