タイガースは優勝するか

阪神タイガースは10年ぶりに優勝できるか。
30年ぶりに日本一になれるか。

セ・リーグのペナントレースは、終盤に入っても、まだ首位争いから抜け出すチームがわかりません。.なにしろ、9月5日現在、首位の阪神の勝率でさえ.529, 続くヤクルトが.516、巨人.508といった低さです。すでに120試合をこえているのに、これではどのチームも1勝1敗の繰り返しに毛の生えた程度です。つまりは朝勝っても夕べは敗けといった不安定チームばかり。

こんな低勝率異変になったのは、夏のセパ交流戦で阪神を除く5チームがパ球団に負け越した、まさに負の遺産を抱えているからです。セパのどちらが強いか、という問題では、とっくに回答が出ているのですが、それはさておき、こんなまれにみる低い勝率で優勝を予想するのは、大変むずかしい。どう転ぶか、予測不能です。

ちなみに今世紀に入り、優勝チームの最高勝率は、2012年、原・巨人の..667。一方、最低で優勝したのも2007年の原・巨人。それでも.557ありました。ついでに言えば、阪神優勝の2003年(星野監督) では..630です。2005年(岡田監督)では..617です。つまり、リーグを制するのには、いくらなんでも勝率.600前後が目安といえるでしょう。

むろん相変わらず勝ったり敗けたりの団栗の背比べ状態が続くようなら、珍しい低勝率での優勝というゴールがあるかもしれませんが、熾烈な優勝争いで面白かったというフアンは多くないだろう。6弱ではプロ野球人気にいっそうの翳りを招くでしょう。

今年の阪神は、失点総数が得点総数を大きく上回っているのに勝っています。大敗しながら、勝つときは1.2点差というわけです。この不思議な現象というのは打線が弱いこと、相対的には投手陣ががんばっていることを物語っています。現状ではチーム打率、本塁打数とリーグ5位です。特徴的なのは犠打数では2位タイにあるということです。

和田監督の野球がちっともおもしろくないのは、この犠打数の多さが象徴的です。試合の序盤から走者が出ると、決まって送りバント。ときには走者1,2塁にあっても、送りバント。山場のチャンスにも送りバント。まるで草野球みたいな戦法です。アウト一つを献上して、次打者にタイムリーヒットを期待しても、この低い打率からして、成功率はきわめて低い。まさにみすみすの好機をミス采配でつぶすことが多い。和田監督は、コリもせずチマチマ野球を好みます。

こうした和田監督の犠打好みは、ご本人の選手時代の経験(現役時代、二度、年間犠打最多を記録)に基づくものでしょうが、小細工に走るビョーキです。そして左投手に対しては左打者を出さないという作戦も和田監督にしみついた「左右病」です。結局、和田監督というのは、プロの勝負事には適性のない「守る人」なんです。

「守る人」ですから、フアンを沸かす大胆な攻撃野球はやりません。フアンをうならす巧妙な采配もやりません。さすがプロならではという野球の醍醐味も味わえません。監督4年目なのに、藤浪のような天性の選手を除いて、有望な新人選手を誰一人育てていません。ただただ、高年齢になりつつあるベテランの奮闘と外国人選手の活躍でかろうじて首位にいますが、これは和田監督の手柄にするわけにはいきません。

残り21試合。今となれば、なんとか低空飛行でもいいから逃げ切って、10年ぶりの優勝を果たしてもらい、和田監督にはご苦労さんでしたとお役御免。そうなってほしいと願っています。そうならないと、阪神に明日がない。

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