記憶がございません

忖度官僚の鑑、前国税庁長官サガワ某の証人喚問が27日と決まった。すったもんだの末、自公が折れた。

逃げられるものなら逃げてみようとあがいたが、支持率急落などの世論の動向をみて、折れたふりをしたわけ。アベ政権はサガワを人身御供に出して沈静化するのなら、お安い御用だと腹の中では、ほくそえんでいるかもしれない。

なぜなら、証人喚問は、これまでの例からいえば、実効性がないからです。議院証言法に基づき、虚偽の陳述は致しませんと宣誓するけれど、傍に弁護人をおき、「刑事訴追の恐れがありますので、お答えを控えます」、「記憶がございません」、「記憶にありません」と連発すれば、それ以上の深追いができないからです。

そんな記憶にございませんは、衆目には”ウソにきまっている”と強い印象を与えますが、議院内では物的証拠や別の証言など立証材料を提示できる仕組みになっていない。なにより、記憶があるかどうかは、証人のアタマの中の問題であるため、最終的には他人がうかがい知れない領域だからです。

サガワが恥も外聞もなく、あるいは厚顔無恥にも、それを連発したら、サガワ個人の人格はもちろん財務省の信用失墜にかかわりますが、敢えて、そうするに違いない。こんなばかげた予想が当たることは、国民にとっても大不幸なんですが、、、。

追及する側ができることは、そんな陳述で逃げ切ろうとする証人が、ウソをついているという悪性の度合いをアピールすることしかありません。

こうした証人喚問は不毛の議論の場であることは、1976年、あの大疑獄、ロッキード事件でロ社とタナカ・カクエイの贈収賄を仲介した政商、小佐野賢治が、このフレーズを連発していらい、ずっとそうです。

サガワが良心の呵責を感じて、真相を明かすことは考えにくい。公文書偽造・行使等の罪で刑事訴追(起訴)されたら、最高懲役10年以内の罰をくらう。退職金5000万円はフイになる。天下り先の面倒もなくなる。36年間の役人人生を棒にふる、、、、、どう考えてもサガワが、すべてをどんでん返しという挙に目覚めるとは、思えません。

冒頭、アベ自公政権が証人喚問を了承した裏には、”記憶喪失術”で逃げ切れると読んでいるからでしょう。野党ができることは、アベとアキエが国有地払下げ問題の主役であることを、この証人喚問の場を借りて、サガワ答弁とは別に立証していくことです。

さらに、たとえ記憶喪失術であろうと、アキエ、タニサエコ、サコダなど重要関係人物を喚問の場に引き続き、引っ張りだすことでしょう。積み重ねれば、必ずボロを出します。世論がわきます。支持率は下がります。

そして、大阪・東京の両地検特捜部が、検察の汚名返上のためにも乾坤一擲の強制捜査に出るべきです。こんな総理大臣の国有財産私物化問題に手をだせないようなら、司法は死んだも同然です。

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