FC2ブログ

へつらい官僚バカ

作家の辺見庸さんが、昨今のアベ政権を支える、一連の官僚の堕落は、あまりにも低次元で、論ずる気にもならないと時局の感想を述べていました。(*1)

なかでも首相秘書官や省庁の高官たちの目を覆うばかりの忖度、虚偽、ごまかし、言い逃れ、不誠実について、もともと官僚というのは、権力者にへつらい、権力者の覚え目出度く、出世することを人生の目的にしているバカもんの職業人と定義できそうな、たとえ話をあげているのが興味深かった。

辺見庸さんは、「官僚のどこが優秀かといえば、とにかく徹底的に上にへつらうところ」と言い、馬鹿という言葉の由来を語っています。馬鹿の語源なり由来なりには諸説あるようですが、辺見庸さんは、中国・秦の時代の故事をあげています。ネット上で調べると、辺見庸さんの話は以下のような事と同じです。

昔、中国の奏の趙高(引用者注・権勢を誇る最高官)という方が、二世皇帝の宮中に鹿を連れ、「珍しい馬がおります」と献上した時に、皇帝は「馬ではないのか?」と聞き返されました。しかし、趙高は「これは馬でございます」と答えました。

そして、趙高の家臣に「これはどう見えるか?馬か?鹿か?」と尋ねたところ、趙高派の家臣たちは、「馬でございます」と答えましたが、趙高に不満がある反趙高派の家臣たちは、「鹿でございます」と答えました。

反趙高派の家臣たちの発言は趙高の怒りを買い、その後に処刑されたそうです。このことにより、「自分の持った権力をいいことに矛盾したことを押し通す意味として「馬鹿」と言うようになった」という説です

(*2)

サガワとかヤナセとかイズミとか、別筋のフクダとか、いわゆる忖度高官たちは、権勢の顔色をうかがい、へつらうこと習い性になってしまった中国故事にちなむ由緒正しい”馬鹿モン”たちだということがよくわかります。

「アホな上司に異を唱えないで、いっしょになって『馬』だという。今、問題になっている官僚たちはこれを地で行く話で基本構造は同じ。安倍(首相)が『馬』だと言い張れば、それに隷従するのが美徳だから、みんなして『馬』だと口裏を合わせる、、、、、、」と辺見庸さんはいいます。同感至極です。

昨今のアベ政権の腐敗ぶりにうんざり。いちいち批判するのが面倒くさくなってきた。この欄に取り上げて書くのも億劫になってきた。そんなことを同憂の士に話すと、それがアベの狙い、飽きられて、ほとぼりが醒めるのを、アベは待っているのだと。まったく、そうに違いない。

*1 2018年5月18日、毎日新聞夕刊
「官僚らによる一連の不始末ーーーーー辺見庸さんに聞く」

*2 http://shunnowadai.com/archives/1174.html
馬鹿の語源と由来 日本語の面白い語源を学ぶ

コメントの投稿

非公開コメント

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
プロフィール

tajifu

Author:tajifu

ブログ内検索
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる