フラストレーション

巷に欲求不満と不機嫌があふれています。みんさん、便秘か頭痛もちみたいに見えます。
なにかといえば、例のアベ夫妻案件である「森友学園」についての、「お上」のホコの収め方です。

一つは地検の捜査。もう一つは財務省の責任の取り方。双方とも、いわば真相に迫らぬ幕引き。だれもが、納得できない顛末について、国民はいらだち、怒っているのです。心底そう思います。

大阪地検特捜部は告発された6つの容疑について、なんと関係者38人をいずれも「容疑なし」、「容疑不十分」と認定しました。地検は容疑の構成要件をひねくり回して、できる限り狭く厳しく解釈して立件を見送った。公務員によるあれだけの不正について、いずれも法令の趣旨を枉げていないとしたわけです。

検察は、ふつうなら狙った事案とあれば、多少の拡大解釈をしてでも、起訴に持ち込むのが常道なのに、今回は告発をうけていやいや捜査したようで、財務省への家宅捜索さえ行わない腰の引けたやり方。逃げ道をわざわざ広げてやったように見えます。

この案件の表徴、「忖度」ということばが、地検の捜査にも及んだとしかおもえません。やはり、検察には政権側にたつ「国策捜査」への配慮が脈々と流れているのだと思わせられます。特別な使命をもって編成された特捜部の看板は、いまや名ばかりです。

この国の司法は制度的には三権分立といっても、事実上は行政府の官僚にすぎない。裁判官も検察官の法務省の役人。検事が起訴すれば99%以上の事案が有罪となる実情。ですから、検察は裁判所の仕事も兼ねているようなもの。今回のは裁判所のシロクロ判断を仰ぐこともなく、38人を「無実」としたわけです。

民主国家の根幹を揺るがす国会での虚偽、文書改竄、廃棄、隠蔽の数々、国有地の不当払下げ、、、、何もかも、みんなそろって、罪にならないのですって。あらゆる法令を駆使してでも立件すべ巨悪の事案なのに、、、、、呆れてものがいえない。

これほど悪しき前例ができると、全国の公務員諸氏は、こんご自由自在に安心して、公文書の虚偽、改竄文書を作成できるようになるのではないか。こんごは、「公文書には、ご注意」あるいは「信用できないことの代名詞」という世の中になりそうです。

地検の判断について、さっそく、東京と大阪から検察審査会での審査要求が出されたが、当然の流れとはいえ、審査資料を提出するのは地検側だから、どうなることやら、この国の法と正義は生きているかどうか。特捜部の主戦派(いるとすればですが)が、検察審査会の起訴判断をひそかに待つ、という構図を期待しますが、ムリか。

財務省の処分について。あの虚言官僚、サガワが停職3カ月。退職金から天引きするだけ。5千万円弱の退職金からたった3か月の給与棒引き。アソウに至っては殊勝にも一年分の閣僚給与を自主返上だって。銀座の酒場で年間、数百万円飲み食いする手合いだから、173万円くらい、おそらく内心はへとも思っていないだろう。

国民が知りたいのは、バカ大臣の「どや顔」パ―フォマンスなんかじゃなくて、即辞任、政界引退なんです。アベといい、アソウといい、「努力せずとも報われる」世襲の愚かなアホボン連中に、この国が牛耳られています。

ただ、財務省も本丸に火の手が迫らぬように四苦八苦の忖度をしたあげく、忖度協力した側だけが、一応の責任をとらされたことには、大きな不満が組織内部に浸潤するにちがいない。今後、財務省による暴露やサボタージュで反撃を期待したいが、ムリか。

法が裁けぬ、正義が克たないならば、時代劇なら必殺仕掛人なり、西部劇ならガンマンが登場するのだが、民主国家は、そういう問題解決者の存在を認めていない。

三権分立制度は、権力の相互牽制によって、法と正義を自浄するのが仕組み。それが正常に働かないと、もはや国家とはいえない。この国は、そこまで腐敗、逸脱して来ています。アベ政権は国民をなめ切っています。

怒れ、有権者たち。

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