ギョウザ騒動

中国で製造されたギョウザを食べて、農薬中毒に
なった人が続出している。とんでもない話で、
困った事態である。食品の産地偽装や賞味期限
切れと違って、ことは命にかかわる問題だ。
もう問題解明に結着がつくまで、食べないことだ。
再発を防ぐには、これしかない。

ギョウザの製造工程か、故意に混入されたものか
いずれ解明されるだろうが、問題なのは、
だから中国はダメだ、遅れているといった反中国、
嫌中国感情を煽る輩や意見が出てくることが心配。

現にギョウザの問題を離れて行政の態勢や環境悪化
にまでことあげしている人がいる。発展を急ぐ中国
や東南アジアで起きている問題のほとんどは、戦後日
本の歩んだ道と重なる。食も例外でない。

戦後日本でも食品中毒や食品禍で疾病が起きたの
は枚挙にいとまがない。メチルアルコールやドブ
ロクなど密造酒で命を落とした人は数知れない。
食品ばかりでなく、「一ドルブラウス」に代表された
ように日本製品は世界で、安かろう悪かろう、と侮蔑
的に言われたものである。

日本はそうした経験を踏まえて優れた品質管理を生み
出したきた経緯がある。ギョウザの問題はギョウザの
次元で問題解明するべきであって、これを政治的に
利用すべきでないだろう。

なんたって、今だってBSE、雪印、不二家、ミートホー
プ、赤福、吉兆などと相次ぐ食の問題を起こし続けて
いる状況からして、大きな口で他を非難できるような
立場にないだろう。

農薬禍の食品をやすやすと輸入を許した防疫システムや
食中毒届出から一カ月も公表が遅れた情報開示や、素人が
怪しいと疑いを持って保健所に持参したにもかかわらず門
前払いした小役人、、、こうした内なる問題の改善が大切
である。

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