ゴアさんの活動


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ことしのノーベル平和賞を受けたのは、IPCCのほかに元アメリカ副大統領、アル・ゴア氏。受賞の理由は、ゴア氏が主演した米映画「不都合な真実」が描いた地球温暖化を防ぐキャンペーン活動によるもの。

ビデオ屋さんで、この映画をみつけたので、さっそく見てみた。
ゴア氏は、政治家になったときから環境問題には関心があった。家は
手広いタバコ栽培の農家。タバコが肺がんなどを誘発するなどとは思
わず、裕福に暮らしていたようだが、十代でタバコを吸い始めたゴア
氏の姉が肺がんで若死にして、一家は大きなショックを受けた。タバ
コ栽培をやめた。

そんな挿話をはじめ、ゴア氏の政治活動が織り込まれながら、CO2
の排出規制を急がなければ、地球が壊れる、人類が絶滅する危機に
あることを、世界中のデータを駆使して、スライド講座を重ねてゆく。
アメリカ本土のみならず欧州や中国、日本などどこにでも出掛けて、
精力的に講座を開く。その回数は1000回以上という。それを
ドキュメントにしている。

CO2規制の大切さについては、これまでも数多くの言説があるが、
ゴア氏のような経歴の人物が主役になって、こうした啓発活動を
本気で進めている点が素晴らしい。ひるがえって日本の政治家は?
などとヤボなことを考えたりする。講座も前口上でゴア氏は「一瞬
アメリカ大統領になったことがあるゴアです」(国民投票数ではゴ
ア氏はブッシュに勝っていたのは事実)とか「元アメリカ大領候補
のゴアです」とか言って、(笑)を誘っている。

ノーベル平和賞は、そのときどきの国際政治の動向を反映する
きわめて政治的な賞ではある。ゴア氏が映画のなかでも述べて
いるが、CO2排出規制の京都議定書に批准していない先進国は
アメリカとオーストラリア二カ国だけだという現況にクサビを
打ち込む狙いも受賞に込められているのだろう。もっとも本当か
悪意か分からないが、この映画が最初の上映されたころ、
ゴア氏が住む豪邸の電気代は、ふつうの家の電力消費量の20倍
だ、というニュースもあった。

監督 デイビス・ゲッゲンハイム

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