お目玉

夏場所、千秋楽の両横綱が取り組みのあと、押したり、剣突くらわしたり、
一瞬にらみ合った。あまり褒めたことではないが、前日に琴欧州の優勝を
決められており、ふがいない横綱としてはストレスも溜まっていたのに違い
ない。

この程度のからみあいは、他のスポーツならしょっちゅうある。にらみ合い
どころか殴り合い、喧嘩、ののしりあいはつきものである。むろん、ない方が
フェアである。しかしスポーツには褒めたことでないが、競技者の闘志であり、
ラフ・ファイトも見ものの一つである。

ここで肝心なことは、そんなことで所属チームや連盟からのお目玉
があっても、国家が口出すことはない。なのにである。大相撲でのラフ・
ファイトについて、すぐに文科大臣が横綱の品格を疑う、いかがなものか
とくちばしをいれる。相撲協会も直ちに呼応して横綱を呼んで厳しく叱正
した。好ましくないのなら協会が先に反省すればいいことである。

この対応がだらしない。相撲協会は一方的の国技だと名乗っているが
国技であるのは自称であって、なんの裏づけもない。主要開催場所の建物
を国技館と名づけているだけである。あえて言えば財団法人格を得て、税金
の援助をうけていることくらいである。法人格を受けているスポーツ団体は山
ほどある。

横綱の態度について大臣に文句を言われるおぼえがないのに、へいこらして
恭順の意を表す協会がだらしない。独立したスポーツ団体の誇りも威信もない。

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