タイブレーク

テニスにしろ卓球にしろ、ジュース、ジューで試合が膠着状態、長引くと競技運営の邪魔になるので、タイブレーク制が採用されることがある。ようするに、あと一手で勝負が決まる態勢で試合を続行する制度だ。

北京五輪の野球にこのタイブレーク制が取られることに急遽きまったそうだ。延長試合の11回からに限り、無死一、二塁走者を配置して攻撃する。打順も勝手らしい。三番打者が打撃に着くなら、一番が二塁、二番が一塁走者に出られる。これなら簡単に得点できるという設定だ。

こんな変則競技をするのは、主にテレビ中継を年頭に置いているせいだ。開幕ニ週間前の泥縄的ルール変更である。星野監督は、報道によれば、抗議すると言っているが、もともとに世界野球連盟のカヤの外に置かれたいたのだから、たぶん黙殺されるだろう。

テレビ支配下で、スポーツ競技変身させられている。ルールも試合形式もすべてテレビ番組編成や画面映りの都合のよいように変えられている。競技団体側は当該競技の普及宣伝になる、テレビの話題に上ることに喜びを感じて、テレビサイドの言うなりである。コマーシャルをはさみやすいようにハーフタイムを作った競技や、画面が寂しいと一人競技を廃止、団体競技だけにしたスポーツもある。

なんのことはない。競技運営の背後で絶大な力を振り回しているのは、テレビである。オリンピックは
テレリンピックになって久しい。ロス五輪いらい、ますますオリンピックはテレビ放映権のもとでの娯楽となりつつある。遠い将来、五輪は二度目の衰退を招くだろう。こんどはスポーツ精神の商業主義過剰によって、である。

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