靴を投げる

退任間際のブッシュが電撃的にイラクを訪問した。
TVによると、記者会見で、イラク人の記者がブッシュ
めがけて靴を投げた。あらかじめ脱いでいたのか、
立て続けに一足分を投げた。

ブッシュは頭を下げて、身をかがめ、うまく靴攻撃を
かわして、無事だった。後報によれば女性報道官が、
この混乱にまぎれて顔にアザができたという。

要人にナマタマゴやトマト、小石を投げたりする例が
あるが、靴は珍しい。靴も人を威嚇する、あるいは
人を傷を負わせるツールになるとは、考えられなか
った。新しい趣向である。これからの記者会見はハ
ダシかスニカーでなければならないという決まりが
できるかもしれない。

ジャーナリストはペンで勝負するもので、靴で勝負する
ものでないと、強い批判が出ているのは、当然だが、
記者が靴を投げたくなる鬱憤の深さには同情できる。

ブッシュのイラク攻撃は、道理にかなわぬ大国の強権
発動。コイズミさんいらいの日本政府のほか世界の少数
国にしか承認されていない横暴な戦争である。

イラク人記者は記者カードをもっているので、もっとブッシュに
接近して、もっと激烈な攻撃をできたのだろうが、靴を投げる
ことで押し留まっていることに、抑制が感じられる。
マア、この際、イラク人の気持の表明をデモストレーションし
たかったのだろう。

要人侮辱罪で禁固2年から10年くらいを食らう犯罪とある
が、アラブ世界では少なからず、よくやったと賞賛する声も
あるらしい。有罪判決があったとしても、いずれ政治的判断
で拘束を解かれることだろう。傀儡イラク政府といえども、ア
メリカに遠慮はしないだろう。

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